Witch Defense Forces(WDF)(完結) 作:ハヤモ
レンジャー装備
アサルトライフル:ミニオンバスター
交信相手:
説明:【EDF】Storm1
聞手:【501JFW】バルクホルン
バルクホルン:
EDFの歩兵銃は色々あるようだが、緑色のゴツいのは?
Storm1:
【ミニオンバスター】か。
徹甲榴弾を発射するライフルだな。
目標物の装甲にめり込み内部で爆発、二段階の損害を与えられる。
他のライフルのように振り回せる上に、装甲目標に有効なのは大きな強みだ。
よほど装甲が強力か特殊でなければ、装甲の内側に食い込んで内部で炸裂、装甲の無い内部にダメージを与えられるし、上手くいけば着弾点付近の装甲を内側から吹き飛ばし、裸にしてやれる可能性もある。
弾丸による損傷、爆発による追加損傷を加味してベテランは無駄撃ちを避けたり、わざと地面に撃ち込んでの爆発に巻き込ませるといった芸当をする隊員もいる。
その意味では距離による威力減衰を気にしなくて済む。
ただ爆発半径は小さい。
ロケット弾や手榴弾のような広範囲は期待出来ないから、慣れが必要だ。
それに爆発するから、近距離での使用は自爆の恐れがある、避けるべきだな。
バルクホルン:
徹甲榴弾、か。
EDFの世界にも、ネウロイのような強靭な装甲を持つ敵がいたのか?
Storm1:
まあな。
逆に そんなヤツばかりだったよ。
ただ、ミニオンバスター自体は対コンバットフレーム用に開発されたとされる。
……レールガンの件といい、開発経緯が必ずしも"ソレ"用だったかは怪しいが。
バルクホルン:
???
Storm1:
こっちの話だ。
バルクホルン:
コンバットフレームって、あの巨人か?
Storm1:
そうだ。
略してニクスと言ったりする。
テロリスト……犯罪者との市街戦を想定して造られた搭乗式強化外骨格で、人間同様の活動が可能という触れ込みだ。
爆発物による攻撃から身を守る為に、装甲でパイロットを覆っている。
ただ昔、紛争に使われたらしくてな。
どのような事情で、ニクスという軍用ビークルが使われたのか分からん。
ただもし、ニクスという強力な装甲を持つビークルと対峙しなければならない時に備えて、そのミニオンバスターが開発されたのではと考えられる。
その紛争に、その武器が投入されたのか、それとも紛争がキッカケで開発されたのかは調べた事がなくてな……すまない。
バルクホルン:
謝らなくて良い。
寧ろ、色々と教えて貰っている側だ、ありがとう。
そのミニオンバスターにも、種類があるのか?
EDFの作戦行動に従事するウィッチが持つのと、正規隊員が持つモノは違うようだが。
Storm1:
良く気が付いたな、褒めてやる。
恐らく、正規隊員が使っているのはフルオート機構が取り付けられている初期型か改良されたものだ。
見た目が違うタイプもあるがな。
一方でウィッチが持っているモノはバーストタイプのようだ、3点バーストだろう。
バルクホルン:
なんだその、3点バーストって。
Storm1:
トリガーを引ききっても、3発までしか出ないモノだ。
トリガーコントロールが出来ない新兵が、弾倉を空になるまで撃ち尽くす事があるから、その対策だな。
だから この機構は、他の銃にも付いている事がある。
人によっては3発じゃ多いから、2発に規制するべきという意見もある。
バルクホルン:
くだらん機能だ。
Storm1:
そう言うな。
確かに、フルオートに慣れたベテランには不評かも知れないが、継戦能力や兵站事情もある。
なに、慣れてからバーストを止めても遅くあるまい。
逆に慣れた兵士でも、指折り数える手間が軽くなるんだ、使う事もあるんじゃないか?
バルクホルン:
規律正しく精強なカールスラント軍人には必要ない。
Storm1:
キッパリ言う……。
柔軟に対応するのも大切だぞ。
あー、銃に施されている迷彩はどうだ。
必要な場面もあるんじゃないか?
その緑の模様は、平原や緑のある地帯では溶け込む筈だ。
特に迷彩というと、ドイツ……カールスラントでは迷彩は有効という話が出ているんじゃないのか?
バルクホルン:
私たちは航空ウィッチだからな……。
陸戦の兵士らは そうかも知れないが。
Storm1:
だろう?
バルクホルン:
いや分からん。
Storm1:
そうか……。