Witch Defense Forces(WDF)(完結)   作:ハヤモ

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作戦内容:
エピメテウスから脱出する。
だが航空機を何とかしないと危険だ。
備考:
Storm1が来てくれる。


リアルが多忙なのもありまして(言い訳)間が空きました……。


66.チカラの差と罪の重さ。

◆エピメテウス

 

 

「さあ乗って!」

 

 

飛行甲板に出るリフトに辿り着いた只野と曹長ちゃん。

只野が曹長ちゃんにブルートに乗るよう促し、パイロットのホーク1は覚悟を決めた。

 

 

「駆け落ちをするとこ悪いな、お客さん。 空が敵だらけだ、エピメテウスの援護はあるが、命の保証はない」

 

 

そう茶化すように言うと、補足するように爆音や機銃音が直ぐ上で響き、艦内が揺れた。

照明がチラつき、埃が落ちる。

空が見えない為に詳しく分からないが、外は相当危険なのだろう。

 

 

「……只野」

 

 

曹長ちゃんは不安そうに、只野の戦闘服の端を握る。

 

このまま敵の攻撃に耐えても好転しないなら、何かしらやれる事をしないとならない。

 

 

「なら甲板に出て航空機を墜として来ます」

「正気か?」

「今更なんです。 元の世界でもそうだったじゃないですか」

 

 

狂気の怪物αやβ、空飛ぶ諸々の大群と対峙してきた只野たちEDF。

旧世代の戦闘機の群れなんて、それと比べたら大した話ではない。

 

 

「対空兵装が無いだろ、お前」

「TZストークがあります」

「いくら強くてもアサルトライフルだ」

 

 

そう言って止めるホーク1に倣うように、曹長ちゃんも止めに入る。

 

 

「歩兵銃で航空機とやり合うなんて、正気の沙汰じゃない」

 

 

そういうのも仕方ない。

少なくとも、あまり効果的、現実的とは思えないからだ。

一応、世界大戦時代の歩兵銃に対空用の照準器───この世界の扶桑軍などの軍隊に高射表尺の類があるかは不明だが───が存在し、明確では無いにしても撃墜例や被弾報告がされていた。

が、それらは撃墜するよりラッキーパンチや何人もの兵隊で全力射撃して威圧し、相手の戦意を削ぐのがメインである。

それを考えると、只野二等兵のやろうとしているのは無謀なのだ。

 

だけど彼とてEDF隊員だ。

多くの無茶をした。

只野は優しく曹長ちゃんの頭を撫でて、

 

 

「大丈夫だよ。 ライフルで航空ドローンを何機も撃墜してきたから」

 

 

などと、隊員以外には理解出来ぬ発言をした。

様々な敵と対峙してきたが故の自信もある。

それこそ空軍が苦戦した飛行型の大群やテレポーションシップをも倒してきたのだ。

本来なら地対空ミサイルや対空機関砲などで倒すべきでも、そんな贅沢なモノが皆に配備されているはずもなく、結果としてだが歩兵銃で戦い、撃墜した。

EDF伝統の強い赤色経験も倒したが、あんなのと比べたらプロペラ航空機なんて……強さのケタが違い過ぎる。

 

 

「何が出来る! 威嚇程度だ!」

「それで"上等兵"ってね」

 

 

只野は止める曹長ちゃんをポンっと撫で終えると、TZストークに初弾を込めた。

 

どうやら、本気で行くらしい。

 

しつこいようだが、銃弾の届く低高度まで敵が降下してこようとも、この世界の航空機の編隊とやり合うには圧倒的に不利なのは変わらない。

それでも相手の主武装が機銃の為、まだ勝ち目はある。

エイリアン連中なんて巨大針やらビームやらを雨霰と飛ばしてきたからね、それと比べたら楽よ。

そう考えてしまうのも、戦力の少ないEDFの悲しい性なのか。

 

 

「ホーク1、離陸して下さい。 曹長ちゃんを頼みます」

 

 

相手の返答を待たず、只野は駆け出す。

背後から聞こえる只野を呼び止める女の子の悲痛な叫び、決意を固めたパイロットの返事を耳にして。

 

 

 

 

 

ーーーーーEDFーーーーー

 

 

『ホーク1、離陸する!』

『撃ち方はじめー!』

 

 

大型武装ヘリブルートがフルスロットルでリフトアップ、合わせて対空砲火が再開された。

今までの沈黙は嘘かのような倍返しの反撃に、連合のパイロット達は狼狽える。

 

 

「被弾! 墜落する!」

「僚機が喰われた!」

「なんて命中精度だ!」

 

 

蚊の如くボトボトと堕とされる航空機。

世界大戦時代には考えられなかった、EDFのコンピュータ制御による現代式対空機関砲の類の命中率は群を抜く。

 

 

『使える武装は何でも使え!』

『了解!』

『レールガン、撃ちーかた はじめー!』

 

 

して、航空機相手にはオーバーキルだろう、貫通力が高く射程もあるレールガンをも使用するエピメテウス。

火薬による爆音ではなく、電気のチカラによる砲弾は、纏まっていた航空機隊を一撃で消しとばした。

 

 

「"雷撃"まで来たぞ!?」

「魔法!?」

「ああ!? 纏めて堕とされた!」

「なんなんだ、この攻撃は!?」

 

 

この世界では実用化されていないだろう、オーバーテクノロジーによる攻撃は当然想定など出来る筈もなく、パイロット達は狼狽えた。

 

 

『仰角が足りないなら、後尾に注水して船首を上げる!』

『ターゲットは既に離陸した、荒い操船でも構わん!』

 

 

脳筋な行動をしてまで、戦闘を続けるエピメテウス。

戦闘指揮センターで操作する熟練隊員にかかれば、それらが手動であっても百発百中の腕前を披露される。

人類の切り札であり、一応の終戦まで生き延びた艦は伊達では無い。

 

 

「数なら上だ!」

 

 

だが、そんな技術格差を物ともせず、勇猛果敢、獅子奮迅に攻撃を敢行する連合軍。

エピメテウスが万全なら飛んで火に入る夏の虫。

だが度重なる疲労と手負い、弾薬の少なさで隙が大きい。

 

 

「航空機が飛び立つぞ!」

 

 

そんな中、ホーク1が操る大型武装ヘリ ブルートが離陸。

それを見た連合軍が、目標を切り替えた。

 

 

「プロペラが頭についている!」

「垂直離陸しただと!?」

「あの奇妙な航空機を墜とせ! 人類の敵が、悪魔の魔女が乗っている!」

 

 

なにを教えられたのか知らないが、殺気立って戦闘機が皆集中する。

対空弾幕も薄い、ヘリの機動も遅い。

なら撃墜も可能だっただろう。

 

 

「ッ!」

 

 

突如、甲板で青白い炎が上がったと思えば、炎と同色の閃光の弾幕が戦闘機を襲う!

 

 

「なんだ? あんなところに対空砲なんて」

 

 

無い、見ながら言おうとしたら。

そこには1人の歩兵の姿が。

言わずもがな、只野二等兵だ。

 

EDF最終型の高威力な弾丸、TZストークに備わるレーザーサイトとスコープによる命中率の高さで高速飛行かつ不規則な運動をしている筈の戦闘機の翼はアッサリもがれ、次々と海へ堕ちていく。

 

 

「歩兵に戦闘機が……ぐわぁっ!?」

 

 

仲間に言おうとしたところ、その者も只野に喰われる。

休む暇なく、次々と戦闘機が撃たれては堕ちる。

 

 

「馬鹿な。 歩兵銃で こうもやられるとは!」

「マズルフラッシュが青白いぞ!?」

 

 

連合軍は知らない。

EDFが歩兵銃で対空戦闘もこなしてきた事など。

 

 

「歩兵如きに負けてたまるかぁ!」

「おいよせ、構うな!?」

 

 

何機かが、死角から只野に機銃掃射を行うも、只野はローリングで回避。

素早く反転して、戦闘機のガラ空きの背中を容赦なく撃ち抜いてはスコアを伸ばす。

 

 

「横に逃げれば何とかなる」

 

 

只野が言うほど楽ではないのだが。

戦闘機の固定機銃は口径など強力であるが、高速飛行しながら機首を下げ、狙い撃ちするのは難しい。

その為、アンダーアシストによる人外の走力で航空機の懐に入ったり、横に逃げることでも回避出来た。

また、航空機側は攻撃に失敗したら大きく旋回しなければならず、無防備な背中を晒す事になる。

 

 

「EDF二等兵舐めるなァッ!」

 

 

咆哮を上げて、空にフルオート。

その度に殺される覚悟はしてきた。

だが今回の只野は殺す覚悟も備えていた。

例え同じ人類だとしても、殺らなきゃ殺られるならば、撃つしかないのだから。

 

だが、敵が多過ぎる。

ブルートは離陸出来たようだが、射程外に出てしまえば援護は出来ない。

 

それを察してか、離れ行くブルートを追いかける戦闘機。

TZストークの射程圏外に出ることで、援護が出来なくなっていく。

援護する筈が結果として本末転倒だった。

 

 

「ホーク1! 被弾!」

 

 

度重なる被弾で黒煙を上げるブルート。

 

 

「曹長ちゃん!?」

 

 

それに気を取られ、死角からの銃撃に巻き込まれてしまう。

 

 

「ぐっ!?」

 

 

強靭なEDF製アーマーのお陰で傷は浅いが、今度は只野が悲鳴を上げる番になってしまう。

このままでは曹長ちゃんとホーク1、自分も殺される。

 

 

(ヘリに乗っておけば良かったか? いや、それをしたところで集られる。 今は現状で出来る事を考えろ!)

 

 

何か無いかと、エピメテウスの兵装、位置、そこから有利なポジションなどを考えては消えていく中。

 

ブルートの側面扉が開いたと思ったら。

白銀の魔女が飛び立った。

 

 

「ッ!」

 

 

それは さながら紐無しバンジージャンプ。

飛び降り自殺じゃない。

脚にはストライカーユニット。

手には……武装はない。

だが、分かる。 WDFとなった曹長ちゃんならば、武器がなくても戦えることを。

それを知らないのは……。

 

 

「ウィッチが出てきたぞ!」

「白銀……アレがWDFか!?」

「悪魔の魔女だ!」

「殺せ! 武装はない!」

 

 

連合軍の兵士だろう。

 

「よくも只野を!」

 

 

して、曹長ちゃんも覚悟を決めていた。

 

 

「殺す!」

 

 

次には、脳波誘導による複数の誘導性のあるピンクの光弾……ミラージュが曹長ちゃんの身体から四方八方に飛び交う。

その1発1発は、航空機が粉々になるまで追いかけるのをやめない恐怖の光。

 

 

「ぎゃあああッ!?」

「逃げられない……う、うわああ!?」

「来るな! 来るなぁあぁ!」

 

 

悲鳴の割合は、連合軍が上回った。

 

 

 

 

ーーーーーEDFーーーーー

 

空軍に遅れ、最終作戦仕様戦闘ヘリ【N9エウロスΣ】に乗るStorm1が現地についた頃、戦闘は終了していた。

水面には多くの戦闘機の残骸と、それに掴まる連合軍パイロットが浮かんでいる。

一部の水面は赤く染まり、エゲツない光景だ。

 

 

「ぐわぁぁ……」

 

 

傷口から海水が沁みるのか、単純に痛みからか悲鳴を上げる者もいる。

 

 

『遭難者を救助せよ!』

 

 

そんな彼らを、エピメテウス乗組員が救助していた。

救命ボート……ランチを出して、ひとりひとりを海から引き上げる。

 

 

『重症者優先! 1人でも多くの兵士を回収する!』

 

 

船長の無線、アナウンスが海に響く。

さっきまでは殺しあっていたのにも関わらずそうするのは、船乗りとしての義務か慈悲からか。

 

だが、隊員たちは誰も嫌な顔をせず、寧ろ同情、憐れみから手を差し伸べた。

逆に助けられていく連合兵が疑問と恐怖に震えている。

特に"かの者"のチカラの片鱗を見せられた兵士らは、戦意を失ったばかりかトラウマを植え付けられた者もいるようだ。

だが、EDF隊員は かの者を知っているからか、"手術台"に乗って知っていたからか、その様子はない。

同情するのは、そこからかも知れない。

 

 

「全部、エピメテウスがやったのか?」

 

 

周辺を旋回しながら、Storm1はボヤく。

燃料や弾薬、その他制約の為に空軍が撤退、エピメテウスは補給が上手くいかなかったから弾薬不足。

509JFWや他の部隊は連合の監視と睨み合いで動けない。

最悪は自力で戦わねばと思っていただけに驚きと疑問がわき出る。

状況を把握しようと、もう少し周囲を確認。

離れたところにブルートがホバリング、乗組員らと連帯して救助活動。

所々で黒煙上げるエピメテウスの甲板上には只野二等兵と隣り合う曹長ちゃん、して負傷した連合兵が乱雑に寝かされていた。

只野は負傷したのか、曹長ちゃんに腕に包帯を巻かれている。

 

側にはカールスラントのストライカーユニット。 曹長ちゃんのものだ。

軍曹ちゃんと異なりユニットを使用するのは、WDFとしての魔力が不安定で自力浮遊が苦手だからだろう。

 

 

(甲板には……薬莢と思われる反射光。 してユニット。 やはり戦闘があったのか。 して只野は歩兵でありながら対空戦闘。 曹長も人間相手に……皆、頑張ったな)

 

 

確認したStorm1は、無線を繋げる。

 

 

「こちらStorm1。 只野、無事か?」

 

 

しばらくして、甲板上の只野が反応。

Storm1の乗るヘリにチカラなく手を振ると、返答をよこした。

 

 

『なんとか』

 

 

そう言って、手が降ろされる。

どことなく疲れた声だった。

やはりか、人間相手の戦闘に精神をやられたのだろう。

悲惨な光景を数多見てきたから、今更なんだと思う者もいるだろうが、人間だと分かりきっている相手を直接殺めるのでは勝手が違う。

理屈では説明できない、その重さ。

エイリアン連中を殺すのとは違う重さが、只野や、他の者たちの心に影を落とす。

 

 

「すまない、俺が早く来ていれば」

『隊長は悪くないですよ。 ヘリの調達に手間取ったのでしょう』

「それもあるが、カールスラントで連合の妨害に遭ってな」

『……想像に難しくないですね』

 

 

只野や、無線を聞いていた他の者は溜息を吐く。

 

連合軍も馬鹿ではない。

他の場所にいるEDF隊員が増援として動いたりしないよう足止めしたのだ。

本部のあるベルリンでは、民間人もいる手前、互いに手荒な事はしたくなかったから戦争にはならなかったが、今尚物々しい様相を醸し出している。

ストームチームや一部の部隊は、それら包囲網や監視を潜り抜けて方々に散った形だ。

 

 

「それに、501といった部隊も動けない事態でな」

『そちらも妨害が?』

「そのようだ。 連合軍だからな、命令や監視があれば動く訳にもいかない。 だが安心しろ。 そっちは他のストーム隊が対処してくれている」

『…………他の場所も戦場に』

 

 

只野は嘆く。

501や509にいるウィッチは、EDFの所為で悲惨な目に遭わせている。

ジークフリート線、黒海方面。

加えて人間同士による悲劇をまた彼女達に味わせる。

もはや記憶処理が追いつく人数ではなくなってきた。

 

技術。 戦力。 WDF。

強奪。 脅迫。 暴力。 恐怖。 復讐。

 

EDFが蒔いた種は発芽して、各地でどんどん大きくなっているのだった。

 

 

「仕方ない。 それが世界の意志だった、ということさ。 我々は"エイリアン"(外国人)だしな、向こうからしたら侵略者。 排除しようと動かれても仕方ない。 黙って殺されるつもりはないので、結果として戦争だが」

『EDFの所為です。 曹長ちゃん、軍曹ちゃんに酷い事をするから』

「そうでなくても、EDFの存在は目障りだったろうし、技術や物資の奪い合いは遅かれ早かれ始まったさ」

『そうですかね』

「そうさ。 それが……俺たち人間だ」

 

 

しばらく両者に沈黙が流れる。

ヘリの喧しいローター音、エピメテウスの救助指示が海を支配する。

 

 

「……すまないな、暗い話になった。 回収する、南島へ撤収しよう」

『了解……でもそれ、エウロスですよね。 乗れないと思うんですが』

 

 

只野がツッコミを入れる。

エウロスは1人乗りの戦闘ヘリで、兵員を輸送出来る構造にはなっていないのだ。

 

 

「そうだな。 ホーク1、聞こえてるだろう。 ブルートと交換してくれ」

 

 

してStorm1。

当たり前のようにホーク1のブルートと交換するように言う。

横暴であるがしかし、そうするしかないなら仕方ないと、ホーク1は了承した。

Storm1の言動や行動に、不思議と従わされるのもある。

 

 

『りょーかいです、将軍の仰せの通りに』

 

 

不満の声色が混ざりはしたが。

 

 

「すまんな、無理ばかり言って」

『大丈夫です。 慣れてますから』

「落ち着いたら、飛行甲板上で交換だ」

『了解』

 

 

Storm1は通信を終えると、エピメテウス周囲を旋回。

ホーク1のブルートは救命活動を再開した。

その様子を甲板から見上げるようにして、曹長ちゃんは思う。

やっぱりEDFは敵に回してはいけない、と。

 

 

(確かにEDFは"エイリアン"だ。 酷い人体実験だってした)

 

 

先程の只野とStorm1の会話から考え、して自分なりに答えを出していく。

 

 

(でも人類の為に戦っているんだ。 それも、自分たちだけじゃなくて この世界の為に。 それの悪いところだけを掻い摘んでしまったのが前の私と……連合軍なんだ)

 

 

そう纏めた。

奇しくも、EDF戦略情報部の考察と合うところがある。

 

EDFの世界。

その世界の神話には"神の乗る舟"、"金の卵"が出てくる。

 

今思うと、それはヤツらの宇宙船、マザーシップないしコマンドシップの事だ。

して人類に文明を授けたのはソレら……プライマーではないか、とされる。

 

意図は分からないが、それは侵略生物のような扱いだったとか、実験の為だったのかも知れない。

 

だが、そんな人類はプライマーの存在に気付き、抵抗する為に叡智を結集させ、世界規模の軍事組織を創り上げた。

 

それが全地球防衛機構軍、EDFだ。

 

しかし、それに怒ったのか。

プライマーは侵略を開始、人類を皆殺し、コンクリやプラスチックを食べる侵略生物をも生み出し文明のみを消し去ろうとした。

 

だが、あの戦争でエイリアン側は核のような大量破壊兵器を使用しなかった。

人類側が使用したにも関わらず、である。

 

文明差から、それら兵器が作り出せる筈なのに使用しない不可解さ。

それは本部の司令官が疑問に感じていた。

対して戦略情報部の少佐は、地球環境を破壊しようとは考えていないのだろうと考えた。

 

だが侵略した理由は未だにハッキリとは分からない。

 

人類が地球に相応しくないから?

それとも、歯向かったから?

 

少佐が語ったように、人類は気付いてはならなかったのかも知れない。

 

プライマーの侵略の意味は推測の域を未だ出ない。

 

だがもし、もしだ。

今の状況、プライマーの立場がEDFなら。

手を出したのは、悪いのはどちらなのか。

 

勿論、どちらも悪いところはある。

その上で喧嘩両成敗と……果たして出来るだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《南島よりWDF回収派遣要請ッ! 護衛の501部隊が攻撃を受けていますッ!》

 

 

罪の数と重さは、どちらが上か。

 




あかん、物語ちゃんと終わるのか、コレ……(殴)。
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