シルバーウィーク 葦の浮船   作:新庄雄太郎

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俺は、善子と一緒に奥飛騨へ行く事になった。


第1章 奥飛騨二人旅

ある日、私宛の電話が入った。

 

「もしもし、あっ、善子ちゃん。」

 

「善子じゃなくてヨハネ!今日は達仁に一緒に旅行に行こうと思うの。」

 

「どこへ?。」

 

「奥飛騨よ。」

 

「ああ、今度は何処へ。」

 

「何言ってるのよ、二人で行くんだったら濁河温泉よ。」

 

「いいね、おい、そこは混浴風呂だぞ。」

 

「こ、混浴、もう、達仁のエッチ!。」

 

「で、どうするんだ。」

 

「達仁はどうするの。」

 

「東京からは新幹線に乗って名古屋まで行くけど。」

 

「うん、じゃあ私は沼津だから「こだま」で行くから、名古屋駅で待ってるね。」

 

「じゃあ、名古屋駅で。」

 

「遅れたら、許さないわよ。」

 

「わかってるよ、俺が善子の約束破ったことあるか?。」

 

「な、ないわよ。」

 

と、善子の顔が赤くなった。

 

「じゃあ、名古屋駅で。」

 

「うん。」

 

と、言って、私は電話を切った。

 

「濁河か、これはいい旅になりそうだ。」

 

次の日、達仁は東京発7時00分新幹線「ひかり1号」に乗り、名古屋へと向かった。

 

「善子と一緒に行くもの、いいかな。」

 

今回の旅行は、善子と一緒に奥飛騨へ旅行に行く事になった、私が奥飛騨へ行くのは2度目である、去年の秋には花丸と一緒に飛騨高山へ行ったことがあった。今回は飛騨の高山と濁河温泉で2人で奥飛騨へ行くのだ。

 

「今回は2人で奥飛騨か、以前は花丸と一緒に行ったけど今度は善子と一緒か。」

 

私が乗った、東海道新幹線「ひかり1号」は名古屋を8時51分に到着した。

 

「達仁、やっと来たのね。」

 

「うん、なんとか新幹線「ひかり」の切符は撮れたよ。」

 

「うん、何とかね。」

 

「それで、善子は「こだま」には乗れたの。」

 

「うん、ヨハネは8時20分に着いたのよ。」

 

「そうか、二人で行くのはいいかもな、善子。」

 

「善子じゃなくてヨハネ!。」

 

私と善子は、名古屋駅のホームへやって来た。

 

「ここか、北陸と高山方面はここでいいのか。」

 

「そうね、ここで特急に乗るのね。」

 

そして、名古屋駅の掲示板を見た。

 

「次の高山本線特急「ひだ1号」は9時41分か、とにかくホームへ行こう。」

 

「ええ。」

 

そして、カメラを構えた。

 

「おっ、キハ85系の特急「ひだ」が入線してきたぞ。」

 

「これで奥飛騨の旅になるのね。」

 

「もちろんだよ。」

 

「ひだ」の写真を撮った後は、善子と一緒に9時41分発特急「ひだ1号」に乗り、下呂へ向かった。

 

「乗るぞ。」

 

「うん。」

 

私と善子が乗った、特急「ひだ1号」はその名の通り、飛騨高山で有名な合掌造りのイラストが描かれている

「ひだ」の由来は岐阜県の北部地方の旧国名である飛騨と名付けている。

 

高山本線への旅は、飛騨の高山と有名な下呂温泉である。

 

特急「ひだ1号」は9時41分に発車し、岐阜、美濃太田、下呂、終着高山には12時29分である。

 

 




次回は、いよいよ奥飛騨へ

どんな、旅になるのか。
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