善子と一緒に乗った特急「ひだ1号」は11時38分に下呂に到着した。
「やっと、奥飛騨ね。」
「うん。」
この日は、下呂温泉駅で下車し濁河温泉で一泊
「温泉のご利用ですか。」
と、温泉の宿員が案内した。
「はい。」
「お世話になります。」
温泉送迎車は下呂温泉駅を出発し、温泉へ向かった。
「はぁ、2人で奥飛騨へ行くなんて夢にも思わなかったわ。」
「でも、花丸も行きたかったかな。」
「でも、2人でもいいんじゃない。」
「そうだな。」
濁河温泉は、濁河川沿いに宿数件と公営の露天風呂が点在しており、夜には、満天の星を眺めることができる。一帯には原生林が生い茂る、野趣豊かな温泉である。
「ここの温泉は混浴だし、善子、一緒に来ても大丈夫だよ。」
「そうね、じゃあそう言うなら。」
そう言って、善子は達仁と一緒に露天風呂に入った。
「善子、あ、もう寝たのか。」
そして。
「善子の寝顔も素敵。」
そう言って、俺は善子の横で眠った。
「ねぇ、達仁には彼女はいるの?。」
と、善子は寝言で行った。
「同級生はいるけど。」
「そう、じゃあ私があなたをだ堕天するわ。」
「おい、こんな所でやめろよっ。」
次の日、俺と善子は下呂温泉駅で高山本線に乗り高山へ向かった。8時55分に下呂を発車し、10時06分に高山に着いた。
「飛騨の高山か。」
「これで、愛は結ばれたのね。」
「そういう事だ、善子。」
「まさに青春ね、後、善子じゃなくてヨハネ!。」
「わかってるよ。」
「わかってるなら宜しい。」
飛騨高山
「ロマンチックな街だわ。」
「凄いわ。」
「うん、飛騨高山は小京都って感じだな。」
「うん。」
「じゃあ、ここで記念写真を撮ろうか。」
「うん。」
そして、三町通りで写真を撮ることにした。
城下町の中心、商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を古い町並と呼んでいます。
出格子の連なる軒下には用水が流れ、造り酒屋には杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり、町家の大戸や、老舗の暖簾が軒をつらねています。
上町には、駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店などが並び、多くの観光客で賑わいます。
「いいネ、この街並みも。」
「以前は宮川に行ったんだよね。」
「ええ、覚えているわ。」
「あの時は楽しかったわ。」
「うん。」
高山を見物した後は、高山駅で14時35分発名古屋行特急「ひだ6号」に乗り名古屋で新幹線で帰京する事になった。
「善子、駅弁買ってきたよ。」
「ありがとう。」
ファーン!
「うーん、美味しい。」
「これはうまいっ!。」
2人は、高山名物「飛騨べんとう」と「飛騨牛しぐれ寿司」を車窓を見ながら食べていた。
「ところで、善子ちゃんは今まで旅行したことある?。」
「そうね、リリーと一緒に東尋坊とか、ずら丸とは大和路とか。」
「越前と大和路ね。」
「そうよ。」
善子は、梨子と花丸と一緒に旅行したことも話てくれましてた。
17時31分 名古屋に到着した。帰りは東京行「ひかり26号」に乗り帰京する事に、善子はホームで見送った。
「じゃあね、善子。」
「じゃあね、私は「こだま452号」に乗って沼津へ帰るから。」
「うん、又電話するから。」
「ええ。」
そして、17時38分「ひかり26号」は名古屋を発車し、善子は彼を見送った。
「おい、お前も乗っていたのか。」
なんと、凜とにこがその新幹線に乗っていた。
「その女の子誰なのにゃー?。」
「ああ、沼津の津島善子だよ。」
「へぇ、この女の子って。」
「うん、浦の星の子だよ。」
「ああ、今度統廃合になる学校か。」
「そうだ。」
そして19時32分、「ひかり26号」は東京へ到着した。
達仁は、善子と一緒に浮気旅行していることは誰も知らない。
ご意見・ご感想お待ちしています
次回もお楽しみに