「お前、善子のこと好きなんだろ。」
「もちろんだけど、何でお前らが俺を憎むんだよ。」
「それで、善子とどこへ行ったんだよ。」
「何言ってるんだよ、俺は特急「ひだ」に乗って高山と濁河温泉へ行ってたんだよ。」
「えっ、マジで。」
と、良と奥野が言った。
「お前は善子の事、どう思ってるんだ。」
「そ、それは、俺は一番好きだよ。」
そう言って、俺は帰宅の途に就いた。
次の日、善子に会ったのは土曜日の日だった。
「濁河温泉、気持ち良かったな。」
「もう、達仁のエッチ。」
「何で、あこは混浴風呂なんだから。」
「もう。」
「それで、何か用か。」
「実はね、私と一緒にデートに行こうと思うの。」
「どういう事、善子。」
善子は、2枚のチケットを見せた。
「じゃーん、三津シーパラダイスのペアチケット。」
「ああ、丁度行きたかったんだよ。」
「一緒に行く。」
「うん、行くよ行く行く。」
そして、日曜日。
「ついに来たんだ、三津シーパラダイス。」
「私は、バイト依頼行っていなかったから、。」
「そうか、善子はここでバイトしたことがあるのか。」
「ええ、さぁ、行くわよ、リトルデーモン。」
「リトルデーモンだなんて。」
「俺、水族館へ行くのは初めてなんだ。」
「本当。」
「おっ、今イルカショーやるって。」
「行こうか。」
「ああ。」
この日、俺は善子と一緒に三津シーパラダイスへ行くことにした。
「わぁ、凄いわ。」
「本当だね。」
「うん。」
三津シーパラダイスを見物した後は、沼津駅で善子と別れた。
「じゃあ、気を付けてね。」
「うん、時々電話するからね。」
「うん、待ってるわ。」
「ああ。」
そして、俺が乗る東海道本線は沼津を発車し、東京へ帰京した。
「楽しかったな、三津シー。」
と、呟いた。
東京へ戻ったら、岐阜県警の寺岡部長刑事と橋口刑事がやってきた。
「早速ですが、この写真の男性と女性の事でご存知でしょうか。」
「あのー、この人が俺と善子の偽物を追ってるんですか。」
「はい、あなたは輪島朝市と和倉温泉をご存知でしょうか?。」
「ええ、知ってますが。」
「実は、その二人が事件が起きる一週間前に北陸へ旅行しているんです。」
「北陸へ。」
「はい、何か心当たりありますか?。」
「さぁ、俺はその時は奥飛騨へ行っていましたよ。」
「そうですか。」
「それに、この二人には全く心当たりがないんです、とにかく、俺の名をかたる奴は又何をやらかすかわからん、捕まえて下さい。」
「現在、警察では捜査しています。」
「そうですか。」
「とにかく、この二人は知らないんで。」
「わかりました、お手数をかけました。」
と言って、刑事は去って行った。
そこへ、ある男が私に押し付けてきた。
「あんた、善子と一緒だったな、どうなってもいいのか?。」
「そんなことしたら。」
「そうか、後で後悔するぜ。」
と、言って立ち去った。
そして、次の日
達仁は善子と花丸と一緒に福井へ行く事になった。