シルバーウィーク 葦の浮船   作:新庄雄太郎

5 / 9
そして、善子が好きだった友人が死んだ事を聞いたが、達仁に後を付けていた人は一体何者だろうか


第5章 密会

「お前、善子のこと好きなんだろ。」

 

「もちろんだけど、何でお前らが俺を憎むんだよ。」

 

「それで、善子とどこへ行ったんだよ。」

 

「何言ってるんだよ、俺は特急「ひだ」に乗って高山と濁河温泉へ行ってたんだよ。」

 

「えっ、マジで。」

 

と、良と奥野が言った。

 

「お前は善子の事、どう思ってるんだ。」

 

「そ、それは、俺は一番好きだよ。」

 

そう言って、俺は帰宅の途に就いた。

 

次の日、善子に会ったのは土曜日の日だった。

 

「濁河温泉、気持ち良かったな。」

 

「もう、達仁のエッチ。」

 

「何で、あこは混浴風呂なんだから。」

 

「もう。」

 

「それで、何か用か。」

 

「実はね、私と一緒にデートに行こうと思うの。」

 

「どういう事、善子。」

 

善子は、2枚のチケットを見せた。

 

「じゃーん、三津シーパラダイスのペアチケット。」

 

「ああ、丁度行きたかったんだよ。」

 

「一緒に行く。」

 

「うん、行くよ行く行く。」

 

そして、日曜日。

 

「ついに来たんだ、三津シーパラダイス。」

 

「私は、バイト依頼行っていなかったから、。」

 

「そうか、善子はここでバイトしたことがあるのか。」

 

「ええ、さぁ、行くわよ、リトルデーモン。」

 

「リトルデーモンだなんて。」

 

「俺、水族館へ行くのは初めてなんだ。」

 

「本当。」

 

「おっ、今イルカショーやるって。」

 

「行こうか。」

 

「ああ。」

 

この日、俺は善子と一緒に三津シーパラダイスへ行くことにした。

 

「わぁ、凄いわ。」

 

「本当だね。」

 

「うん。」

 

三津シーパラダイスを見物した後は、沼津駅で善子と別れた。

 

「じゃあ、気を付けてね。」

 

「うん、時々電話するからね。」

 

「うん、待ってるわ。」

 

「ああ。」

 

そして、俺が乗る東海道本線は沼津を発車し、東京へ帰京した。

 

「楽しかったな、三津シー。」

 

と、呟いた。

 

東京へ戻ったら、岐阜県警の寺岡部長刑事と橋口刑事がやってきた。

 

「早速ですが、この写真の男性と女性の事でご存知でしょうか。」

 

「あのー、この人が俺と善子の偽物を追ってるんですか。」

 

「はい、あなたは輪島朝市と和倉温泉をご存知でしょうか?。」

 

「ええ、知ってますが。」

 

「実は、その二人が事件が起きる一週間前に北陸へ旅行しているんです。」

 

「北陸へ。」

 

「はい、何か心当たりありますか?。」

 

「さぁ、俺はその時は奥飛騨へ行っていましたよ。」

 

「そうですか。」

 

「それに、この二人には全く心当たりがないんです、とにかく、俺の名をかたる奴は又何をやらかすかわからん、捕まえて下さい。」

 

「現在、警察では捜査しています。」

 

「そうですか。」

 

「とにかく、この二人は知らないんで。」

 

「わかりました、お手数をかけました。」

 

と言って、刑事は去って行った。

 

そこへ、ある男が私に押し付けてきた。

 

「あんた、善子と一緒だったな、どうなってもいいのか?。」

 

「そんなことしたら。」

 

「そうか、後で後悔するぜ。」

 

と、言って立ち去った。




そして、次の日

達仁は善子と花丸と一緒に福井へ行く事になった。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。