次の日、達仁と善子と花丸は芦原温泉で1泊した後は、福井の観光名所・東尋坊へやって来た。
「東尋坊か、でも、ちょっと怖いずら。」
「ハハハ、花丸は怖がりだな。」
「だって。」
と、花丸は緊張していた。
「崖には海が見えるずら。」
「うん、これを見ていると堕天使が命を絶つ時を思い出すわ。」
「善子、いいシナリオだね。」
「そうね。」
東尋坊とは、荒々しい岩肌の柱状節理が延々と1kmに渡って続く勇壮そのものの東尋坊は、国の名勝・天然記念物に指定されています。なかでも岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ大地の断崖は勇壮というより壮絶で、日本海の荒波が打ち寄せる姿は恐ろしいほどの迫力です。遊覧船ではライオン岩、ろうそく岩など自然の造形が目を楽しませてくれます。
「東尋坊と言えば、サスペンスドラマがイメージ的なんだずら。」
「そうね、善子と花丸が犯人に狙われ、そこへ、俺が助けるのだ。」
「まるで、ドラマみたいね。」
「これはミステリーずらー。」
「ねぇ、東尋坊タワーに行って見ようよ。」
「賛成。」
達仁と善子と花丸は、タワーに上った。
「うわーっ、日本海が大きく見えるよ。」
「本当だわ。」
「ねぇねぇ、遊覧船だって乗ってみようよ。」
「乗ろう、乗ろう。」
穂乃果と達仁らは、東尋坊の遊覧船に乗った。
「うわーっ、海からの東尋坊ってこんなに大きいんだ。」
「うん。」
ところが、東尋坊の海に事件の予感がした、花丸は、遊覧船から降りた時事件は起きた。
「あっ、何ずら。」
「なんか浮いてるわ。」
「ま、まさか。」
「し、ししし、死んでるわ、キャーッ」と悲鳴を上げた。
まもなく、福井県警捜査一課のパトカーが到着した。
「福井県警の吉田です、あなたが遺体の発見者ですね。」
「はい。」
「あなたは。」
「俺は、音ノ木坂学院の南 達仁です。」
「同じく国木田花丸です。」
「なるほど。」
と、吉田警部は言った。
「で、あなたが第一発見者ですか?。」
老刑事の八島警部補が言った。
「はい、発見したのは花丸で。」
そこへ、善子がやって来た。
「有咲、有咲、ありさーっ!。」
と、叫びながら走って来た。
「すいませんが、この女性を戸存知でしょうか。」
「はい、彼女は市川有咲、中学の時の同級生なんです、こんな事になるなんて。」
そこへ、福井県警の青木刑事は。
「吉田警部、被害者の身元が割れました、免許証の住所から東京在住の市川有咲と判明しました。」
「そうか、これはやはり自殺の可能性があるな。」
そして、善子は言った。
「人殺し!、有咲は自殺なんかしないわ。犯人はあいつだわ。」
「善子、人殺しって誰の事か。」
「そうよ。」
「善子、俺も気になっていたんだ、奥飛騨で友人が殺されたんだよ。」
「えっ、本当なの。」
その後、奥飛騨と東尋坊で起きた事件は、岐阜県警と福井県警で合同捜査をする事になった。
「やはり、あいつだな。」
「あいつって。」
「あいつが犯人だ、間違いない。」
いよいよ、フィナーレを迎えます
お楽しみに