ところが、タクシー乗り場で若い女を見た。
達仁は善子と花丸が乗った特急「しらさぎ3号」は11時40分に加賀温泉駅に到着した。
南と善子と花丸は、山代温泉の送迎バスを待っていた。
「確か、温泉は山代温泉ずらね。」
「うん、あれ、善子は?。」
「善子ちゃんは、観光案内に行っているずら。」
「そっか、山代温泉を聞きに行っているのか。」
善子は、加賀温泉観光案内にいた。
「あのー、山代温泉周辺の観光名所ってわかりますか?。」
「はい、こちらの加賀温泉郷のガイド渡しておきますので、こちらに参考してください。」
と、加賀温泉郷のガイドを貰った。ところが、善子はタクシー乗り場で女性の姿を見た。
「山代温泉へ行ってください。」
「わかりました。」
と、言って走り去った。
「何だったのかな、あの女は?。」
と、言った。
「どうしたの、善子?。」
「あっ、うんうん、何でもないわ。」
と、言って善子は山代・山中温泉行乗り場へ向かった。
「どうしたの、善子ちゃん。」
「さっきね、タクシー乗り場で若い女がタクシーに乗って行くのを見たんだけどその女は山代温泉へ行ってくださいって言って走り去っていったの?。」
「もしかしたら、バスで行くよりタクシーで行ったんじゃない。」
「そうかな。」
しばらくして、山代温泉の送迎バスがやって来た。
「あっ、来たずら。」
「じゃあ、乗ろうか。」
送迎バスに乗った南達は、山代温泉へ。
山代温泉
「うわー、湯けむりがもくもくするずら。」
「本当だわ。」
今日の昼食は、加賀名物の「加賀そば」を食べて観光することにした。
「善子、花丸ちゃん、ちょっと古総湯へ行ってくるよ。」
「じゃあ、マルは善子ちゃんと一緒にお茶とお菓子を食べて来るずら。」
「善子じゃなくてヨハネ。」
南は、山代温泉の子総湯で1浴びすることにした。
「イヤー、いい湯ですなぁ。」
「ええ。」
「ここは結構人気なんですよ。」
善子と花丸は、はづちの茶店に行って見ることにした。
「善子ちゃん、こっちこっち 飛び石があるお庭が、とっても素敵ずら―。」
「ふっ、木の葉も色づいて美しいわ、風に散り行く葉は、共に堕天の刻を迎えるべくヨハネを待っていたのね。」
「ふふっ、善子ちゃんが落ち葉を田天に喩えるなんて風流ずらねえ、さすが、張り切って朝一番の「こだま」に飛び乗っただけあるずらー。」
「張り切っているのは、ずら丸も同じでしょ。」
「あっ、お茶屋さんに温泉饅頭と羊羹があるみたいよ、善子ちゃんお抹茶と一緒にたべたいずらー。」
「さっき、お昼に加賀そば食べたばかりでしょ、でも美味しそうね。」
善子の花丸は、お店に入った。
「こんにちは、お茶菓子と加賀棒茶2つ、お願いします。」
「って、食べる気満々じゃない!!しょ、しょうがないわね加賀棒茶ぐらいなら付き合ってあげるわ」
「えへへ、ありがとう。」
そして、南が古総湯から戻って来た。
「いゃー、いい湯だったよ。」
「どうだった、古総湯は。」
「うん、凄かったよ。」
「次、どこへ行くずら。」
「ねぇ、那谷寺へ行って見ようか。」
「ええ。」
南と善子と花丸は、バスに乗り那谷寺へ。
那谷寺
南と善子と花丸は、那谷寺の大悲閣へ登って来た。
「おーっ、絶景ずら。この景色ネットで見つけた写真そのものずらね。」
「ここは確か、「奥の細道」で有名な松尾芭蕉が歩いた場所だね。」
そして、南は。
「石山の石より白し秋の風。」
「上手ですね。」
「芭蕉の句だよ。」
「そっか。」
と、善子は。
「あっ、あの女は。」
と、那谷寺にお参りする女を見かけた。
「善子がさっき見た女か。」
「うん。」
「なるほど。」
そして、旅行明けには事件が起きるとはだれも予想はしなかった。
善子と花丸は温泉へ
次回もお楽しみに