「ススス・・・ストーカー!!」
アリスの言葉を聞いたステラが驚いてそう言うが一輝は・・・こう聞いた。
「何ですそのすとーかー?・・・とは??」
「「・・・・だあああああああああ」」
そう言ってしまったのでアリスとステラがズルズルと滑り落ちてしまったので
アリスがこう説明した。
「良い、一輝。《ストーカー》って言うのはね、その人の事が好きすぎてね、
相手を付け狙ったりしてその人がいつも何してるのかを隠れて見たり盗撮したり
相手の私物や挙句の果てにはゴミや古着とか洗濯していた服を奪ってそれを保持する人間の事ヨ。」
「・・・詰る所の話好きの暴走だね。」
「・・・まあそういう所ね。」
アリスは一輝の言葉を聞いてそんな所かなと思っている中ステラもこう言った。
「それだけじゃないわよ。勝手に部屋に入って物色したり手紙に髭剃り入れて
送り付けたりするのよね。」
「・・・ステラ。髭剃りじゃなくて剃刀の刃よ。それだけじゃなくて下手したら
自分の髪の毛や血が入った食べ物や・・・自分の切断した指まで入れる
人間もいるわ。」
「ウワ何それ怖!!」
ステラはそれを聞いて恐怖するが一輝はこう返した。
「いや、それはないであろうな。」
「「え??」」
それを聞いて何でだと思っている中一輝はこう言った。
「好意とかでゃなく何と言うか・・・観察されているような感じなんだよなア。」
「「観察??」」
何じゃそれはと思っている中一輝は道端にある小石を拾ってそれを・・・
石畳の道の端にある茂みの中に向けて投げた。
「・・・・ふん!」
「ぷぎゃ!?」
何やら声が聞こえたので二人が身構えると出てきたのは・・・・。
「あ・・・・あうあうあう・・・・」
「「え?」」
驚いたことに清楚な長い黒髪の真面目そうな美少女であった。
すると一輝がこう聞いた。
「其れでだが・・・何故僕をつけているのか理由を聞きたいのだが。」
すると少女はと言うと・・・・。
「ち」
「ち?」
「・・・違うんだ!これは違うんだ!!僕は・・・僕は・・・」
「?」
「・・・・うううううわ~~~~!!!」
何やらびっくりして逃げて行った。
「おろ~~~。」
一輝はあれまあと思っている中女生徒は逃げた先に・・・小さな池がある事に
気づいていなかった。
「きゃああああああああ~~~~~!?」
「「「あ」」」
三人は女生徒が慌てていたため池を囲む石に蹴躓き頭か突っ込んでいった。
「ぎゃふん!?」
・・・序に池に浮かんでいる石に頭が諸に当たった。
・・・ゴン!!と言う・・・嫌な音立てて。
「「「・・・・・・・」」」
三人はそれを見て無言になるが暫くして女生徒が浮かんできたが・・・・。
「・・・・・・・・・」ち~~~ん。
ぷかぷかと・・・浮き上がって・・・ピクリとも・・・動かなかった。
「「「・・・・ウワアアアアアア!!!!」」」
三人は目が飛び出るほど驚いてしまい一輝がこう言った。
「アリス殿!手伝って!?」
「分かったわ!!」
「ステラ殿は医師に連絡!それとお主の炎でこやつを温めておいて~~!?」
「わわわわ・・・分かったわ!!」
そう言うとステラは保健室の先生を呼びに行った。
『本当に、本気で行って良いの?』
茜色に染まる道場の中、少女は目の前の男性に向かってそう聞いた。
・・・既に何度も重ねた問いなのだが。
然しその声色は不安の濃い声音で。
然し白髪交じりの中年の男性は笑いながらこう言った。
『ははは。お前如きが俺に手加減するなんて100年早えよ。良いから』
そう笑いながら言うが少女はこう言った。
『でも父さん・・・最近・・・ますます身体が』
然し中年・・・少女の父がこう言った。
『だからこそだ。』
『完全に剣が握れなくなる前に、この奥義をお前に託したいんだ』
そう言いながら持っている竹刀を正眼にして・・・構えてこう言った。
『俺はブレイザーじゃあないからな。剣でしかお前の力になる事が出来ない。』
『この奥義は俺が剣客としての人生全てをかけて生み出した剣術。』
『そしてこいつは誰にも見せたことがないとっておきの奥義だ』
『この奥義は必ずお前の助けになる。』
『だから・・・受け取ってくれ・・・《絢瀬》』
そう言って男性は少女・・・『絢瀬』に向けてまっすぐ見つけた。
その目に映りこむのは茜色の夕日よりも暖かい光がそこにあった。
そんな真っすぐの瞳で・・・ここまで深く愛いてくれた父親に対して・・・
絢瀬は・・・拒絶できなかった。
『ずるいよ・・・父さん・・・』
そして少女はデバイスを顕現させた。
それは夕焼けよりも赤く、そして血の色よりも鮮やかな・・・
緋色の刀身を持つ刀。
その刀を両手で絞るように強く握り・・・。
『・・・・・・・ッ!!』
少女は駆けた。
目の前にいる父に向かって。
そして父の望みに従うかのように・・・その刃を振り下ろした。
『ああ・・・けどこれはもう・・・過去なんだ。』
『もう戻れない記憶』
『守れなかった・・・僕の居場所』
『もう何も残って・・・いないんだ』
『だから・・・・・僕は‼!』
『君が知りたい!!そこまで強くなった君の力の根源を僕は!?』
そして彼女の意識がまた・・・暗転した。
何故・・・強いの?