落第騎士の令和剣客浪漫譚   作:caose

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 この一輝は既に各メイン戦闘前に戦う人間と戦ってます。
 戦った面子
 般若
 瀬田 宗次郎
 外印


戻って早々。

 「あれから10年か。」

 そう言いながら山の中で日向ぼっこしている青年「黒鉄」・・・いや、

『緋村一輝』が感慨深い様子でそう言った。

 「特に東京に来てからはこうやって考えるときはなかったなあ。」

 「・・・本当に・・・色々あったなあ。」

 一輝はそう思いながら思い出していた。

 神谷活心流の『神谷 薫』との出会い。

 偽物の『人斬り抜刀斎』の戦い。

 元氏族の『明神 弥彦』との出会い。

 喧嘩屋でもあり元赤報隊の『相楽 佐之助』の戦い。

 元新選組の人斬り『鵜堂 刃衛』の激闘。

 御庭番衆のお頭の『四乃森 蒼紫』とその部下にして狂信者の如き戦士

『般若』との激闘

 元新撰組3番隊隊長『斎藤 一』との再会。

 この国を乱世に逆戻りさせようとする『志々雄 真実』とその右腕

『瀬田 宗次郎』との激闘

 この国を愛し、友が作ろうとした維新を成し遂げようと文字通り命を懸けて戦った男『時雨 滝魅』の信念。

 剣心を姉の仇と見なして中国マフィアの首領となった青年『雪代 縁』の戦い。

 「良く死ななかったなあ。」

 遠い目をしながらそう思っていた。

 何せどう考えても間違いなく死ぬ確率が高いのだから。

 「・・・ま、その代わりに偉人に会えたしそれに・・・西郷さんの言葉を

伝えれたしね。」

 そう言いながら一輝は嘗て西南戦争の最後に出会った男性『西郷隆盛』の

最後の言葉を思い出していた。

 『緋村の弟子、おいの命がこれからの・・・150年、200年先の未来でこんの国が

戦わんデ良いんじゃったら儂らの命は、無駄ではありもうはん。』

 その言葉を思い出していた。

 「西郷さん、大久保公。貴方達が作ろうとした平和な国を僕なりのやり方で

守りたいと思っています。」

 そう言うと一輝は起き上がってこう言った。

 「さてと、それじゃあ旅を続けるか。」

 そう言いながら一輝は立ち上がった。

 何で東京にいないのかと言うと・・・理由があるのだ。

 それは・・・。

 「師匠と薫さんの新婚生活の邪魔をしたくないからなあ。」

 これが理由である。

 剣心と薫は縁との激闘の後にお互い好きあってしまってもう少しで

結婚することになっているからだ。

 だからこそ、一輝はこれは好機だなと思って旅に出たのだ。

 そして一輝は編み笠とマント、そして何よりも目立つ・・・

竹刀袋に入っている・・・それを見た。

 「これを予測していたのかな師匠は?」

 そう言いながら一輝は竹刀袋に入ってる・・・刀を抜いた。

 それは・・・峰と刃が逆の刀。

 嘗て『逆刃刀』を作った男『赤井 赤空』の作った影打ちの『逆刃刀』の

打ち直し型である。

 まさかこれを餞別としてあげるとはなと思いながら一輝は旅を続けようとした。

 すると・・・。

 「あれ?・・・霧が」

 霧が立ちこみ始めたのだ。

 それも濃いほうの。

 然し一輝はこう言って歩いた。

 「ま、何とかなるだろう。」

 そう言って一輝は歩いて行った。

 そして霧が晴れると・・・そこに一輝はいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おろ・・・?」

 一輝はそう言って周りを見渡していた。

 見渡す限り摩天楼の建造物。

 土ではなくコンクリート製の道路。

 そして何より・・・人々の格好。 

 「・・・戻ってしまったのか?」

 一輝はそう言いながらどうしようかと思っているがこう考えた。

 「まあ、取敢えず寝床から考えるか。」

 飯はネズミとか鳥を捕まえれば良いなと思いながら歩くことにした。

 

 

 

 

 

 「ねえねえ、あの格好見て。」

 「何あれ?映画の撮影かな??」

 「格好いい、何処かの若手さんかな?」

 

 

 

 

 「何やら見られてる感があるなあ。」

 そう言いながら歩いていた。

 何せ今の一輝の格好は最早時代劇レベルしかお目見えすることが

出来ないからだ。

 そして本人の顔立ちもしっかりとしているため俳優なのではないかと

言われているのだ。

 そうとも思わずに一輝は取敢えずは情報整理しようと思い本があるところに

向かおうとした。

 そしてその場所こそ・・・大型のレゾナンスである。

 

 

 

 

 

 

 

 「!!!!!」

 「!!!!!!」

 「・・・・・!!」

 「あそこは何やら賑やかだなあ。」

 そう言いながら一輝はその光景を見ていた。

 「それにしても映画か・・・師匠たちのも内容的には出来そうだよなあ。」

 ・・・すまん、普通に出来てるって言うか最終章出来始めとるぞ。

 「それにしても広いなあ。本屋は何処だろう?」

 そう言いながらそこを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 「全然・・・分からなかった。」

 そう言いながら一輝はトイレで小用を垂らしていた。

 「そう言えば今の漢字なんて全然分からないよなあ。」

 どうしようかと思いながらトイレに出ようとすると・・・。

 ダダダダダダだ!!

 「!‼銃声!?」

 一輝はそれを聞いてそう思っていた。

 すると何やら足音が聞こえた。

 「足音は・・・2か。」

 そう言いながら一輝は竹刀袋から逆刃刀を出して抜いた。

 「さてと・・・行くか。」

 そして・・・ガスマスクを付けた黒の戦闘服を着た人間が入ってきた次の瞬間。

 「ぐえ!?」

 一輝は逆刃刀で相手を突きで仕留めた。

 「こ、こい」

 「遅いよ。」

 「ガハア!?」

 横薙ぎで一閃して倒した。

 「全く、一体何事で・・・!!」

 一輝は何かを感じて何もないところ目掛けて・・・一突きした。

 「誰だ」

 そう聞くとそこから・・・水のようなナニカが出てきた。

 「酷いわねえ・・・攻撃しなくても良いじゃない?」

 そう言いながら影から出てきたのは長身痩躯の・・・帽子を付けた男性が

女性口調で出てきた。

 「何奴だ?」

 そう言いながら一輝は逆刃刀を男性目掛けて切っ先を向けると男性は慌てて

こう言った。

 「ストップ!ストップ!!待って、私は『破軍学園』の生徒ヨ!!」

 「破軍・・・?」

 一輝は何だと思いながらも警戒心を緩めることなくこう言った。

 「お主とこいつらはどういう関係だ?」

 そう聞くと男性はこう答えた。

 「分からないわ。けど分かることと言えば私達の敵って所かしら。」

 そう言うと男性は逆刃刀を見てこう言った。

 「奇妙な刀ね?峰と刃が逆なんて・・・あなたも伐刀者(ブレイザー)?」

 そう聞くと一輝はこう答えた。

 「いや、これは僕の師匠から譲り受けた刀だよ。」

 「ふ~~ん。」

 男性はそれを聞きながら逆刃刀を見ていた。

 そして何やら男性が何かを持って話かけていた。

 「(僕が明治に行っている間にあんなものがあるんだ。)」

 そう思いながら一輝はこいつらだけじゃないと思っている中男性は

こう提案した。

 「ねえ、手を組まないかしら?」

 「?」

 一輝は何でだと思っている中男性はこう続けた。

 「私のさっきの能力で人質がいる場所まで送るわ。そして貴方の腕っぷしで

奴らを倒す。そして人質を救う。それでどうかしら?」

 そう聞くと一輝は少し考えて・・・こう言った。

 「そなたの名は?」

 そして男性はこう答えた。

 「初めまして『有栖院 凪』よ。貴方は?奇妙な恰好した侍さん♡」

 そう聞くと一輝はこう答えた。

 「僕の名前は・・・『緋村一輝』だ。」

 そう言って二人は影に入った。

 




 そして・・・戦いが始まろうとしていた。
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