落第騎士の令和剣客浪漫譚   作:caose

59 / 82
 ここからまじやべー!


そして・・・。

 「全く手前ら屑な事しやがって何水差そうとしてるんだごら!!」

 蔵人はそう言いながらボコボコにした黒服の男達を睨みつけながら

足元にある薬と注射器を見てこう言った。

 「手前ら大方委員会の連中で緋村一輝を薬を使って勝っていたなんて

嘘八百を突き付けてあいつを連盟から追い出そうなんて

腹積もりじゃねえだろうな・・・?」

 「「「「「!!!!!」」」」

 それを聞いて全員がびくりとしていると蔵人はため息交じりでこう言った。

 「全く手前らアイツがそんな程度で勝っているって誰が信じるんだおい?

アイツの強さは目の前で喰らった俺が良く知っているんだよ!アイツは

あの瞬間ですら本気を出していなかったし奴の底は未だ見えてねえのに

そんなクソッタレナ事して納得するような三流にも劣る五流がこの破軍学園に!誰が信じるのかって聞いてんだよ五下共がよ!?」

 そう言うが黒服の男の一人がこう言った。

 「黙れ餓鬼が!」

 「ああ?」

 「我々がやっていることは正義だ!魔力の殆どない劣等が我々よりも上など

あるはずがないのだ!!秩序と平穏の為に奴を生贄に」

 そう言いかけると蔵人は剣を振るって骸骨の内2つを顔と股間に思いっきり

叩きつけて後頭部に着替え用のボックスに叩きつけて失神させるとこう言った。

 「黙れや五下の負け犬が、手前らのちんけなご高説聞く気なんてねえんだよ。」

 そう言うと残った4人が黙ると蔵人は彼らを骨で縛り付けてこう言った。

 「さてと、手前の処分は外にいる連中に付けて貰うぜ?」

 「ふ・・・ふざけるな!」

 「そんな事したら我々は終わりだ!」

 「頼む!金ならいくらでも払うから解いてくれ!!」

 「連盟の騎士団長にして貰う様に支部長に掛け合うから!!」

 黒服の男達は命乞いをしていると蔵人はため息ついて呆れるような口調で

こう言った。

 「馬鹿言うんじゃねえよ、手前らが蒔いた種なんだ。手前で刈り取りな。」

 そう言いながら引きずりながら会場に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして会場では興奮冷めやまない様子で先ほどの戦いについて

話し合っている中で一輝は倒れて保健室に運び込まれる刀華を見ている中で

降りてきたステラ達が来てこう言った。

 「一輝教えて何今の技!あれがもしかして飛天御剣流の奥義って奴なの!?」

 「デバイスが壊れるなんて私見たことないわよ、全く貴方の規格外な実力には

驚きを隠せないわよ。」

 「流石ですよ師匠!生徒会長にまで勝ってしまうなんてこれで破軍学園

最強の座は師匠の物ですよ!」

 「イヤイヤ待たれよ皆の者って拙者も疲れてるから少し休ませて

欲しいのだが。」

 一輝はそう言いながら目を回していると背後から・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふむ、中々の戦いっぷりであったぞ緋村一輝。」

 「?」

 一輝は誰だろうと思って後ろを見ると西京先生と黒乃と南郷を見つけると一輝は南郷に向けてこう聞いた。

 「あのどちら様でしょうかご老人?」

 そう聞くと南郷は自己紹介した。

 「ふぉふぉふぉふぉ、儂の名前は『南郷 寅次郎』。刀華や西京に

技を与えた者じゃ。」

 「「「!!!」」」

 それを聞いてステラ達は驚いていたのだ、あの最強の一角が何故ここにと

そう思っていると南郷はこう答えた。

 「ああそう気負うでない、儂は緋村一輝と少し話がしたくて

ここに来たのじゃ。」

 そう言って南郷は一輝をジーッと見ている中で一輝はなんだろと思っていると

南郷はこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・似ておるのウ『リョーマ』に。」

 「・・・・」

 それを聞いて一輝は少し目つきを鋭くさせるが南郷はこう続けた。

 「然しこの試合を見に来て正解じゃったわい、刀華があそこ迄己を捨ててまで

勝利に固執するなどなかったものでな。緋村一輝よ、これからも精進してその剣を磨き続けるのじゃ。」

 ふぉふぉふぉふぉと笑いながら去ろうとする南郷はある物を見て立ち止まった。

 その視線の先にいたのは・・・黒服の男達をふんじばっている蔵人が来たのだ。

 「おおおこれは蔵人殿久しいな、一体何用でとその者達は?」

 一輝がそう聞くと蔵人は注射器と薬を一輝目掛けて投げつけるとこう言った。

 「こいつを手前の荷物にいれようとしていたからちょっとばかしぼこってここ迄連れて来たんだよ。」

 そう言って解除して出ていこうとすると一輝は蔵人に向けてこう聞いた。

 「何故拙者を助けたんだ?」

 そう聞くと蔵人はニヤリと笑ってこう答えた。

 「簡単な理屈だぜ緋村一輝、俺はお前を超えるために!真正面から

お前に勝つために自分を鍛えあげたのに手前がいねえんじゃ話にならねえし

何よりも俺はお前みたいな奴と戦って勝ってこそ俺は強くなれるからな!!

七星剣武祭の頂点で手前をぶっ飛ばす!待ってろよ緋村一輝!!」

 そう言いながら去って行くのを見て一輝はやれやれとそう思っている中で南郷は黒服の男達に向けてこう聞いた。

 「それでは聞くが・・・誰の差し金でここに来たのか言って見るが良い?」

 「いや・・・あの・・・それは。」

 「言っておくが八百長させて負かそうとするとは・・・

騎士の風上にもおけぬ貴様らに儂がどの様な顔か・・・理解しておるな・・・!」

 そう言いながら殺気を・・・ずわっと出すと黒服の男達はそれを感じて

震え始めたのだ。

 間違いなくコロサレル、だがこれを指示した人間の名前を言えば自分たちは

間違いなくこの国にいられなくなると言う恐怖があったが・・・目の前にある

南郷の巨大な殺気に遂に・・・口にしてしまったのだ。

 「・・・黒鉄支部長です!我々は緋村一輝を貶めるがためにここに来ました!」

 「何故じゃ?」

 「奴が低能力者なのに強いなんておかしいと言われ今回の行動に出たんです!」

 泣きながらそう言うのを見て南郷はそうかというと・・・先ほどよりも

濃密な殺気を当てて失神させると南郷は一輝に向けてこう言った。

 「済まなかったのウ緋村一輝、大人の下らぬプライドのお前さんを

巻き込んでしもウテ。」

 「いや拙者は構いませぬが」

 「いやこれは儂の不甲斐なさじゃ、この世の中になってしまったのに

あ奴を矯正する事が出来なかった儂らに非があるのじゃ。済まなかった。」

 そう言って歩き出すのを見て一輝はこう聞いた。

 「どちらに?」

 「決まっておろう、厳の下に行って少しばかりお灸を据えなければ

いかんじゃろうて。」

 そう言って歩いていると・・・一輝がこう言った。

 「それならば拙者も御同行させても宜しいか?」

 「・・・何?」

 何故じゃと聞くと一輝はこう答えた。

 「今回のこの騒動は拙者を目の敵にしているのでしたら拙者が直に行かなければいけないと思うのですが如何でしょうか?」

 「ふむ・・・じゃがのう。」

 そう言って一輝を見るが有象無象なら未だしも、もし厳が本気を出すようなことがあればと思っていた。

 七星剣武祭出場決定しているのにここで怪我をさせたくないと思っていると・・黒乃がこう言った。

 「ならば私と西京が同行しよう。」

 「うちらなら何とかできるしね。」

 そう言いながら西京が笑っているのを見て南郷はこう答えた。

 「・・・宜しい、ならば行くとするか。」

 そう言うと3人は頷いて・・・騎士連盟日本支部に向かって行った。




 そしてその日本支部では。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。