落第騎士の令和剣客浪漫譚   作:caose

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 前半はちょっとギャグってます。


闇は深く。

そんなこんなの特訓の中で黒乃達は七星剣武祭がある大阪に行って更に暫くは

この特訓が続いて・・・真夜中の少し涼しくなった外にて・・・自棄酒をしていた。

 「アっがああアアアアアアアア!!三回ヤッテ三連敗って勝てるイメージが

思いつかないなんてふざけんな~~~!!」

 ステラはそう言いながら草原の元月を肴に缶チューハイを飲んでいる中で

刀華はステラを落ち着かせようとこう言った。

 「大丈夫ばいステラちゃん、うちだって負けまくって・・・アハハハハハハ」

 「刀華が壊れ始めてるよ!ちょっと戻って来てーー!!」

 刀華が狂ったような笑い声を出してくるので泡沫は慌てて精神を落ち着かせようとしていて他の面々はというと・・・。

 葉隠姉妹

 「・・・アタシ達何勝てるって思ってたんだろうねアハハハハハハ。」

 「そうだね牡丹・・・所詮アタシらは井の中の蛙イヒヒヒヒヒヒ。」

 「2人共落ち着いてって誰かこの人たち何とかしてーー!!」

 恋々も壊れ始めた葉隠姉妹を何とかし。

 カナタ

 「あ・・・ありがとうございます一輝君。」

 「いやいやこちらこそ先輩に一献貰っております故にこちらも出さなければ。」

 「・・・卑怯ですね本当に。」

 「?何か??」

 「何でもありませんよ。」

 ニコニコと笑いながら一輝と酒を飲み交わしていたり。

 アリス

 「何かしらね?あそこだけ甘ったるいわね。」

 「そうか、貴公が飲んでいる度の高い酒ですらそう思うのならば

俺のチューハイがジュースにしか感じないのも気のせいではなかったと

言う訳だな。」

 「何の・・・話・・・だ?」

 「乙女の秘密の楽しみ方を見ているのよ♪」

 余った雷と不二(酒が飲めないと言うより飲めるジョッキが無い為水)で

互いに飲みあっているとそう言えばと雷はアリスに向けてこう聞いた。

 「そういえば貴公は珠雫と相部屋だったそうだがあの騒動の後どんな感じだ?」

 息災なのかと聞くとアリスはこう答えた。

 「ああそれなんですけどね、私その前に部屋を変えて貰ったんですよ。

辞めた子が使っていた部屋に黒乃理事長に頼んだら快諾してくれてね、

あの子の心の声と言うよりもあの身勝手な言動にほとほと愛想が

尽きてしまってね。今は互いに不干渉何ですよ?」

 そう言いながら肩を透かしているとこう続けた。

 「聞いた話によるとあの子がこれまでしたことが公に曝された事で小・中学でも同じことをしていた事が分かったから今じゃあ電話が鳴りっぱなしで

ネットでも叩かれてるし訴訟問題等がこの数日で10件以上、出版社からの催促が

あらゆる通信機器に繋がるから今じゃああの部屋が彼女にとって最後の隠れ蓑って所かしらね。日下部さんの話によると黒鉄家はもう機能しないわね、

訴訟問題による慰謝料が多すぎて邸宅や財産は殆ど売り払ってしまって残ったのは僅かなって言ってもそれでも珠雫と母親が普通に住む分には十分すぎるって

話だからその内出ていってどっかに身を移すんじゃないかしら?」

 「そうか・・・噂は75日と言うが今回ばかりはそれ程度では済まんだろうな、

聞くところによると分家は殆ど全員が一家離散する程らしく既に方々に

散ったようだが盛者必衰とはこの事だな。兵どもが残すは夢の後とも

言っていいが。」

 そう言いながら雷は空を見上げていた、月は美しくだが現世は正に

黒く淀んでいると言う現実を再確認するかのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして破軍学園同時刻の森の中。

 「ハアアアアアアアアア!」

 絢瀬は一人で特訓をしていた、一輝との試合が終わった後からこうやって

自主練習に励んで飛天御剣流の会得と同時に綾辻流との融合を試みている中で

ある技に四苦八苦していた。

 それが・・・あれである。

 「う~~ん、やっぱりしっくりこないな『天翔ける龍の閃き』。」

 そう、飛天御剣流の奥義の会得である。

 九頭龍閃の対抗策であると同時に超最速の技、刀華との戦闘で見せた

あの技を完成してこそ自分は一輝と肩を並べる・・・いや、

それは烏滸がましいなと考えるが出来れば蔵人に確実に勝てる位にはなりたいと

そう思いながらあの抜刀術を磨いているのだが其れでも何かが足りないと

剣士としての本能がそう思うのだ。

 悶々する中で考えるよりも感じるべきかなと思いこう呟いた。

 「生徒会長が帰ってきたら一度喰らったから分かるかもな・・・

よし!もう少し頑張ろう!!」

 自らの頬を叩いて修練を再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして珠雫の部屋だが・・・その部屋の主は今ベッドの上で・・・

布団で包まって体育座りをしながら震えていた。

 机の上では携帯電話が鳴りっぱなしであるが其れすら取る気配なく

縮こまって止まるのを待っていた。

 そして周りには・・・黒鉄家に関する新聞や週刊誌がばら撒かれていた。

 内容はどれも・・・こんな感じであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『黒鉄家の闇暴かれる!息子すら見殺しにする人でなし一族‼』

 『華麗なる一族の光と闇!裏でやっていた悪事!‼』

 『黒鉄家没落!最早見る影無!‼』

 等と言った内容であり今や黒鉄家は没落どころか消滅のカウントダウンを

迎えていた。

 そして聞いた話によると今回の件で母親がノイローゼに掛かって

精神的ショックで寝込んでしまっていることを聞いたが珠雫は出たくなかった。

 今出たら間違いなくマスコミに見つかってしまって自分はお終いだと

そう思っているからだ。

 そしてベッドの上で頭を掻きながら・・・眠れていないのであろう

目の周りに隈がくっきりついて枝毛が目立つ中でこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お父様・・・お母様・・・『王馬』お兄様・・・誰でも良いから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・珠雫を・・・助けてよ・・・・!!」




 次回はどうしましょう。
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