落第騎士の令和剣客浪漫譚   作:caose

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 腕のいい奴をスカウトするなんて日常茶飯事だ。


勧誘されて。

 「成程ね、そう言う事でしたか」

 一輝はそう言いながら冷蔵庫にあったお茶を黒乃達に渡して理由を聞いた。

 そして黒乃はこう続けた。

 「そうだ、貴様に魔力があるのならば入学、なくても用務員として

雇いたいのだが」

 どうだと聞いて黒乃は一輝を見ると一輝はこう答えた。

 「僕は今は旅をしている身です。それに未だ『銃刀法違反』の許可書も出ていません」

 「其れなら私が警察に掛け合おう。こう見えて知り合いが多くてな。」

 其れでもかと聞くと一輝は・・・ため息交じりでこう聞いた。

 「・・・どうして僕なんです?」

 そう聞くと黒乃はこう答えた。

 「貴様が必要だからだ。我々にとって・・・・頼む。」

 黒乃はそう言って頭を下げると一輝はそれを見てこう答えた。

 「・・・分かりました。取り合えず行ってみましょう。」

 「!!・・・助かる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして一輝は『破軍学園』に着いた。

 

 

 

 

 

 「随分大きい学び舎ですなあ。」

 「まあな。東京ドーム10個分ほどの面積はあるからな。」

 「(東京ドームって・・・どんくらいだったっけ?)」

 一輝はそう思いながらある場所にへと向かって行くとそこには・・・。

 「よく来たわね!『緋村一輝』!!」

 「おろ?」

 ステラ・ヴァーミリオンがそこにいた。

 「どうしたんです?」

 そう聞くと黒乃はこう答えた。

 「ああ、お前を連れて行くと言ったらここで待つと言って仕方がないんだ。」

 そう・・・呆れながら言っている中ステラ・ヴァーミリオンはこう言った。

 「もしあんたに騎士としての魔力があったら私と戦ってもらう為」

 「無理でしょ、ステラじゃ反応する前に終わってるわよ。」

 「ちょっとアリス!?」

 ステラの言葉に対してアリスはするりとそう言ってツッコミを入れた。

 「それじゃあ始めるぞ。」

 黒乃はそう言って初めて見ると・・・改めて驚かせた。

 

 

 

 

 

 

 

 「ねえ、黒乃?・・・これって・・・合ってるの?」

 「ああ、機械が・・・壊れてなければだが」

 「其れはないでしょうねここのって最新鋭なんだから・・・けどねえ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 緋村一輝   ランクF

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「いや、待て待て待て!!」」

 ステラとアリスはそう言って納得していなかった。

 「ちょっと待ってよ黒乃!これで正解ならまさかあいつあの技生身で

やったって事!?」

 「・・・そうなるな。」

 「無理でしょ!不可能でしょ!!あれやれるなんて人間捨ててるわよ!!」

 ステラとアリスの言葉を聞くともう完全に言い返せないと思った。

 第一に何で9連撃を行うことが出来るのか?

 いやむしろ人間の限界超えてるって言うかこいつもうバケモノの

領域なんじゃないのかと思うほどである。

 そう思っている中黒乃は仕方がないと思って一輝に向かってこう言った。

 「緋村、お前には魔力がある事が分かったからちょっとやってもらいたい

ことがある。」

 「はあい。」

 一輝はそう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 「え、でばいす?・・・ですか?」

 「ああ、騎士として活動するならこれが出来なければいけないのだが

これは本人の心の持ちようだな。」

 そう言うと黒乃はこう指導した。

 「良いか?デバイスとは心の形だ。自分の心を映す鏡と思え。」

 「深呼吸して・・・そして自分自身の過去を見て・・・。」

 「・・・・・」

 一輝は黒乃の言う通りにしていた。

 そして・・・・。

 「!!!!」

 一輝の目が見開かれると一輝の手にいつの間にか刀を・・・持っていた。

 「ほう、珍しいな。鞘付きの刀か。」

 黒乃はそう言ってその刀と鞘を見ていた。

 「抜いて見ろ。」

 「・・・はい。」

 そう言われて抜いてみると・・・。

 「あれって・・・」

 「同じタイプねえ。」

 「・・・逆刃刀」

 自身が使っている逆刃刀と同じであったのだ。

 「成程。そいつがお前の心の形か。」

 黒乃はそう言うと一輝に向けてこう言った。

 「さてと。お前の事は中途入学扱いとするから後の事はそうだなあ・・・

『折木』先生に任せるか。」

 「その間に私はこいつの対戦相手を学生から見つけておく」 

 「ちょっちょっと待ってよ!黒乃!!」

 ステラが黒乃を止めると黒乃は何だと思いながらこう聞いた。

 「?何だステラ??」

 「いや待ってよ!こいつの入学は私も嬉しいけど生徒からって無理でしょ!!

そこら辺の雑魚じゃこいつの強さ測れないわよ!!!」

 そう言うが黒乃はステラに向けてこう言った。

 「お前、明日から何が行われるか分かってるか?」

 「明日って・・・ああ!!」

 「そうだ。奴にはオリエンテーションも兼ねて・・・腕試しだ」

 そう言うと黒乃は一輝に向けてこう言った。

 「それじゃあお前の部屋は取り合えず一人部屋がもう一つあるからそこ使え。」

 そう言って黒乃は部屋から離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 「ここが貴方の部屋ヨ。」

 「これは中々。」

 一輝は目元に隈らしきものがある教師『折木 有里』から寮の部屋を

紹介してもらった。

 「それじゃあ失礼するけど朝、昼、夜のご飯は予定表に書いてるから

大丈夫ね?」

 「何かなら何まで面倒かけていただいて感謝します。折木さん」

 そう言うと折木はこう答えた。

 「ううん。むしろ感謝するのはこっちよ。教え子たちを助けてくれたんだから

これくらいはね。」 

 そう言ってじゃあねと言って部屋から出て行くのを見て一輝は部屋のある

ベッドから布団を取り出して床に置いた。

 そして寝転がるとこう言った。

 「・・・師匠、これからどうなるんでしょうね。僕ら」

 そう呟くしかなかった。

 

 

 

 




 先ずは・・・勉強カナ?
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