「お久しぶりですね斎藤さん。」
「ああそうだな、蝦夷に赴任して以降色々あったがまさかこの様な事態になるとは思ってもみなかったな。」
一輝と一は互いに会話している中で黒乃は蝦夷の部分を聞いて眉を顰める中で
西京が一に向けてこう聞いた。
「アンタ何処のどいつだよ?どっからどう見ても堅気には見えないようだけど?」
そう言っているのを見て一は目を細めてこう言った。
「なあ何だこの・・・」
そう言って暫く考えてこう言った。
「猫娘は。」
「はあ!誰が猫娘だこの細目ゴキブリ触覚野郎がーーーーー!!」
「落ち着いて下さい西京殿!!」
まあまあと西京ヲ落ち着かせようとする中でそれを何も見ずにこう続けた。
「あんたがここの責任者か?」
「そうだ、一応理事長だが貴様・・・何者だ?」
そう言いながら構えていると一はこう言った。
「一応警官だがまあ今は無職と言った処だ、何せ任務中だったが
日雇い労働で腹が減って仕方ないから飯にありつけたいのだが?」
「飯・・・敵がいつ来るか分からない。」
「ここら辺の連中は俺達が全員始末した、今頃は全員あの世だ。」
『『!!』』
それを聞いて一輝以外の全員が驚いているが一輝はまあこの人たちならなと
思っているとこう続けた。
「主力が来るのは夕方ごろ、今は昼頃だから飯にあり付けれる筈だ。
気になると言うならば9間四方にある廃屋で崩れかけた場所を中心に探れば
良いだろう?それまでは目の届く場所で監視すれば良い。」
そう言いながら煙草を吸っていると黒乃は分かったと言ってこう続けた。
それを聞いて生徒達はそれぞれどうするとか言いながらも返事した。
「かあああ!久しぶりの真面な飯やでーー!!」
張はそう言いながらもつ焼き定食を頬張りながらガツガツと食べていた。
「まあ確かにお腹が減ってましたしね。」
栄次はそう言いながら魚定食を食しており一はかけそばを啜っていた。
そしてその中で一輝も豚の生姜焼き定食を食べている中でこう聞いた。
「何時からここに?」
「わいらが来たんは2か月前や、蝦夷で任務中に霧に巻かれてしもウテわいらが敵対していた連中も同じや。そんでどっかに行ってしもウテ
てんやわんやだったわ~~。」
そう言いながら味噌汁啜っていると栄次が説明した。
「発端は蝦夷の樺戸収監所に襲撃者が現れたことです。」
「樺戸・・・《安慈》和尚はご無事なんですか?!」
「そっちの心配はいらへんで、その前日に移送されてしもうて
その後に襲撃やったから和尚の心配はいらへんがそれに伴って調査も兼ねて陸軍が討伐隊を編成してワイらも同行したんやが・・・全滅してもうたわ
・・・・・たった5人の謎の連中にな。」
「5人・・・一体何人で!」
「当時は20人もの兵で向かい全滅、奴らは銃弾を掴み取ったりバケモノみたいな容姿を持った奴もいてあれはまさに人間とはいえんな。」
一はそう言いながら腰にぶら下げている・・・鉄パイプを持ってこう言った。
「その時の俺の剣も折れて負傷したがこの時代でまあこれ幸いに
個人の医療院の院長の助けも合って何とかなるが先立つ者もなく
それに情報が少なかったことから働きながら奴らの行方を追っていたんだ。」
「そして張さんの報告と合わさってここが襲撃されると予見して
周辺の敵の一掃に踏み切ったんです!」
栄次がそう言うと一輝は栄次に向けてこう聞いた。
「お主知っておるのか?張についてだが・・・」
「知ってますよ一輝さん、こいつが志々雄の部下だって事位。」
そう言う栄次の眼はあの時の様に・・・復讐心が見え隠れしていたが
こう続けた。
「ですが今は人手が欲しいんです、たとえだれでどんな経歴であろうとも・・・任務ですので従いますがもし何かしようものなら・・・!!」
そう言う栄次の眼は正に相打ち覚悟の眼であったので一輝はそうかと
言うしかなかった。
そして食事を終えて今後に向けて会議をしようとして・・・
カナタがやって来たのだ。
「あの一輝君今大丈夫でしょうか?」
「ああ大丈夫ですよカナタ殿、説明をしておきますので。」
そう言ってカナタは一輝についての事を知っていると教えると・・・
ニヤニヤと笑った張が一輝に向けてこう言った。
「ほほ~~、また別嬪さん捕まえてやるのう一輝。」
「拙者とカナタ殿はそう言う関係ではと・・・何故むくれているんですか?」
「知りません。」
それを聞いてほほ~~と下世話な想像をしている張と・・・興味なしと思って
煙草を吹かそうとする一と赤面している栄次がそこにいた。
「あ、ここは禁煙。煙草は吸えませんよ。」
「そうか。」
それを聞いてやめた一を見てカナタは一輝に向けてこう聞いた。
「あの彼らは?」
「ああそうですね、自己紹介しておきましょう。先ずは大阪弁を
話しておられるのが『刀狩りの張』と呼ばれる剣士で師匠が戦った相手です。」
「よろしゅうな。」
「こちらの子は前にとある村にいた『三島 栄次』。」
「こんにちは。」
「そしてこちらが警官ですがそれは表向きで実際は・・・
・・・・・師匠と幕末で殺し合いしあった新撰組三番隊隊長
『斎藤 一』さんです。」
「・・・・・エエエエエエエエエエエエエエ!!」
それを聞いて驚いている中で・・・一輝の生徒手帳から通信が来た。
「おろ?ステラ殿からだ。」
「それいつも思うけど変な奴やなあ、そんなん小さいので相手と
電話できるなんて未だに信じられんわ~~。」
張がそう言うと一輝は全員に向けてこう言った。
「敵が来られたようです、今すぐ来て欲しいと。」
「「「「!!!!」」」」
それを聞いて全員が外にへと向かった。
そして外に出てみた先にいたのは・・・6人の名も知らぬ生徒達である。
次回は戦闘です。