落第騎士の令和剣客浪漫譚   作:caose

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 戦闘です。


戦闘開始

 一輝達が向かった先にいたのは7人の騎士達であった。

 その内2人はライオンに乗っていると一はこう呟いた。

 「ほう、見たことない獣も一緒か。」

 そう言いながら近づくと・・・黒髪長髪の男性が持っていたデバイスである

日本刀を折木目掛けて放とうとした瞬間に一輝と一が・・・剣気を放った。

 

 

 

 

 

 

 

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 それを感じた全員があまりの事で動きを止めると一輝がこう聞いた。

 「何ゆえ攻撃するかは知らんが七星剣武祭はまだ先、ここで攻撃するのは

些かであるが速すぎるのではないかな・・・そこの路上で隠れている

リベリオンの方々!!」

 「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」

 ナゼソレヲと思っていると彼らが消えて・・・先ほどの彼らが姿を現したのだ。すると防寒着を見に纏っている少女『多々良 幽衣』がヘエと言いながら

こう続けた。

 「アタシらの事見切ってたんなら来た理由も分かるはずだぜ『トップワン』

話が早え、決まってんだろ?戦争だよ!」

 そう言ってチェーンソー型のデバイスで一輝目掛けて攻撃しようとした瞬間に

遠距離から・・・張が薄刃の太刀で攻撃してこう言った。

 「ほいほいほい、殺し合うんやったらもちっと殺気消さな殺せんで~。」

 張がニヤニヤしながらそう言うと『多々良』はニヤリと笑ってこう言った。

 「アンタはそれなりにやる奴だな、おもしれえ!!」

 そう言って『多々良』は張目掛けて攻撃しようと立ち向かった。

 そしてそれと同時に戦闘が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これはこれは紅の淑女、お久しぶりですねえ。」

 「私は貴方と遭った事はありませんが?」

 「いえいえありますよ~?貴方はと言うよりも・・・僕のお人形さんに。」

 「お人形・・・貴方マサカあの岩人形を動かしてた!」

 「そそそれだよ!あの時はあの巨人や緋村一輝のおかげで台無しになったけど

僕はいい意味で成功したって思ってるよ?」

 「・・・・・」

 「だってまさか緋村一輝があのくろ」

 そう言いかけた瞬間にカナタはレイピア型のデバイスを『平賀』に向けて

こう言った。

 「それ以上言いますとこちらも手段を問いません。」

 「へえそうなんだ?それにさ・・・如何やら僕の相手他にもいそうだねエ?」

 そう言って出てきたのは・・・刀華達生徒会がやって来た。

 「会長!」

 「カナタさんは出場者です!私達が相手取ります。」

 「うむ、それにこ奴はあの騒動における偽物。我らが相手どる。」

 「こちとら襲撃するって聞いて気が気じゃなかったからね、暴れるよ!」

 刀華に続いて雷、恋々がそう言って自身のデバイスを構えた。

 そしてその儘戦闘が始まる・・・かと思おうと声が聞こえた。

 「ちょっと待ちな餓鬼どもあれはアタシの獲物だ。」

 「「「「西京先生!!!!」」」」

 そう言って西京が現れるとこう続けた。

 「そいつらはあんた達じゃあ手に余りそうだし何よりも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・うちら襲撃するんならそれなりの覚悟だろうなごら!」

 「アハハ!貴方が相手どるともなるとこちらも本気を出しませんとね!」

 「言ってろガキ・・・泣き言言ったらしばき殺す!!」

 そう言って2人の戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まさか俺の技を見破るとはあれが緋村一輝か、戦う価値がありそうだ」

 「一輝ばっか見てないでこっち見なさいよ!」

 ステラがそう言いながら『黒鉄 王馬』相手にぶつかるとこう続けた。

 「アンタに聞きたいんだけど珠雫の事知ってるんでしょ!?」

 「ああそうだな。」

 「何でアンタアイツが傷ついている時に助けてあげないのよ!

家族なんでしょ!?」

 「知らんな、弱い奴は所詮弱い奴を相手どる事しかしない臆病者の心配を

何故俺がしなければいかんのだ?」

 「アンタ・・・本気で言ってるの?」

 「ああ本気だ、俺にとって黒鉄家などその程度でしか見れんな。」

 それを聞いてステラはああそうと言ってこう続けた。

 「アンタが少しでも珠雫の事思ってくれているなら・・・心配してくれていたらどうしようと思っていたけど良かったわ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・アンタみたいな屑野郎を心置きなく倒せるんだから。」

 そう言ってデバイスを構えると『王馬』はこう言った。

 「あまり強く見せるな・・・弱く見えるぞ。」

 「その言葉百倍で返してやるわ!!」

 そう言って戦うと・・・横から殺気が『王馬』を襲った。

 「!!」

 「ほお、避けたか。」

 そう言って横から一がそう言うともう一度鉄パイプを構えると

ステラがこう言った。

 「邪魔よアンタ!こいつはアタシとこいつの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「喧しいぞそこの牛女、これが俺のやり方だ。」

 「誰が牛女ってあたしそんなに太ってないわよ!!」

 ごらああああと言っているが一はしらんと言ってこう続けた。

 「これは戦争なんだろ?なら手段など下策だ、殺せるときに殺すことが

仲間の生存率が上がるのだ。それに・・・こいつはお前程度じゃ荷が重いぞ。」

 そう言っていると『王馬』がこう聞いた。

 「ならばお前が俺の相手か?魔力を感じないが」

 「ああ只の人間だ、だがな・・・只の人間が負けるなど誰が決めた。それに俺はお前達を殺すのは俺の正義の名の下に行っているからだ。」

 そう言って鉄パイプを左手で沿いながらこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『悪・即・斬』、これが俺の正義だ。例えどんな時でも俺の・・・

俺達『壬生浪』の狼がその正義を最後までそれでこそ死ぬ時まで

貫いているもんでな。」

 そう言うと『王馬』はこう言った。

 「ならばここで死ね!」

 「其れが出来る器だったらな!」

 そう言ってこちらも闘いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・煩いな、それにしつこい。」

 そう言ってその豊満な胸を絵具除けのエプロンだけで隠している女性

『サラ・ブラッドリリー』は葉隠姉妹相手に戦っているが情報以上に

強くなっていることに眉間に皺を寄せる中で葉隠姉妹はそれぞれこう言った。

 「こんなのあの地獄の特訓に比べたら屁の河童よ!」

 「つうか敵増やすんなら一輝君と不二さんクラス

増産しやがれやーーーーー!!」

 まるで鬱憤を晴らすが如き攻撃をしていた。

 まあ確かに理不尽が結構あったのでそれもあるのであろう。

 それともう一つあるのだがそれがこれ。

 

 

 

 

 

 

 「「(あのデカい乳もいで抉ってやらあああああ!!)」

 完全なる私怨込みで戦っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで?僕達の相手はってこれはちょっとないかなあ?」

 そう言う『紫ノ宮 天音』がそう言っていると目の前に現れたのは・・・

黒乃であった。

 それだけではなく折木と・・・栄次もそこにいた。

 「おい坊主ここは我々が受け持つ、お前は下がって」

 「スミマセンが其れは出来ません。」

 栄次が黒乃に向けてそう言ってこう続けた。

 「俺は軍人です!戦う覚悟はできていますしそれに俺はもう・・・誰かが・・・助けられないなんて嫌なんです。」

 そう言ってあの時の事を思い出していた。

 月影村で失った兄と家族、復讐心を一度持ち剣心に諭され強さとは何か?

力で何が出来るのかを模索するがために軍人となってそして始まって任務に就いて一と張と共に現代に来てからこの世界で軍とは何かを学び直して

そして今ここに居る。

 「だからここに立っているんです!もう失わない為に!!」

 そう言って軍で受領された陸軍用ライフルを構えるのとその目を見て黒乃は

こう思っていた。

 「(ここまでの眼を持つガキがいたとは驚きだがだがあの格好は

コスプレじゃない、間違いなく本物の軍服。其れも明治のタイプだが

何故それを持っているのだ。)」

 そう思っているとライオンに跨っていた人間の一人が出てきた。

 メイド服姿の少女で周りに花びらの様なナニカが現れたのだ。

 それを見た黒乃は仕方ないと言って栄次に向けてこう言った。

 「私と援護に回るぞ、前衛は折木先生。あの花びらが奴のデバイスならば

こちらも対応しなければいかんから頼みます。」

 「任せて下さい、私は騎士ですしそれにこの子だって体張っているんだから私も久しぶりに本気になりませんとね。」

 そう言いながら折木先生は自身のデバイスでもあるカットラス型を構えて

互いに向かい合って・・・攻撃が始まった。

 そして一輝はと言うと・・・ここにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お久しぶりですね先生。」

 「お主がヴァレンシュタインか?」

 「ほお久しぶりだなアリス、そして初めまして『トップワン』・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・私がヴァレンシュタインだ。」

 寮手前でアリスと一輝はヴァレンシュタインと対峙して・・・それと同時に

屋上に於いてそれを見る女性が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あれが緋村一輝ですか。」

 そう・・・銀髪の女性がそこに立っていた。




 そして会合。

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