青年と少女のマルチプル・オンライン memory of Edy   作:グラハムさんとピンクマ

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第15話「大丈夫?」

明日人の部屋…

 

 

咲月はGGOからすぐさまログアウトし、明日人の部屋へ向かう。

 

 咲月「大丈夫なのかな、、、?」

 

容態そこには息苦しくしている明日人が床に倒れていた。恐らく自ら動こうとしたのだろう。

 

明日人「はぁ、はぁ、、、」

 

 咲月「明日人、無理しないで!救急車を呼ぶから!」

 

咲月はスマホを取り出し、救急車を呼んだ。

 

 

病院…

 

 

救急車が病院へ着くと、救急隊員達は急いで手術室へ向かった。1人の医師が言うには明日人の身体は衰弱していて、放っておくと意識不明の重体になるらしい。

 

 咲月(手術が成功しますように、、、)

 

明日人が手術室に入って約30分後、手術中のランプが消灯し、医者達が出てきた。その内1人が咲月に説明した。

 

 医者「手術は無事成功しました。これから病室に移します。こちらへ」

 

 咲月「はい」

 

良かった、無事に手術は成功したみたい。どんな手術方法かは想像がつかないけど。

 

 

病室…

 

 

 医者「それでは、5分後に戻って来ます。その間明日人君に呼びかけてみるのもいいかもしれません」

 

 咲月「分かりました」

 

医者が部屋を出た後、咲月は明日人の手を握り話しかけた。しかし、その日は明日人が目覚めることはなかった。

 

 

数日後、学校にて…

 

 

4限目の授業が終わり、昼休みに突入した。

 

 咲月「はぁ、、、」

 

 小春「咲月ちゃん、一緒にお昼どう?」

 

咲月が落ち込んでいると、小春が来た。

 

 咲月「小春、、、いいよ」

 

 小春「明日人のことで元気がなくなる気持ちは分かるけど、気持ちを切り替えなきゃ。明日人も咲月ちゃんに笑顔のままでいてほしいと思ってるよ」

 

 咲月「、、、そうだよね、ごめんね、暗くなってて」

 

 小春「いいよ、また何かあれば話聞くからね」

 

 咲月「ありがとう」

 

小春の言葉で咲月は少し明るくなった。

 

 

授業が終わり、病院…

 

 

今日も咲月は明日人の様子を見に病院へ向かった。今日こそ目を覚ましてくれないかなと思いながら病室の扉を開けた。

 

 咲月「今日も来たよ、明日人」

 

病室には明日人がポツンと1人で眠っている。明日人が入院してから5日、初日よりも明日人の体が痩せてしまっている。咲月は荷物を椅子に置くと、明日人の痩せた手を握った。

 

 咲月「明日人、お願いだから起きて、、、私を1人にしないでよ、、、」

 

その時、咲月の手が優しく握り返された。

 

 咲月「!」

 

驚いた咲月はさっと明日人の顔を見た。目が開いている。

 

明日人「やぁ、咲月、、」

 

 咲月「、、、明日人!」

 

5日ぶりに明日人の声を聞き、今まで抑え込んでいた気持ちを全て出すかのように、泣きながら明日人に抱きついた。

 

 咲月「良かったよ、、明日人が死ななくて、、」

 

明日人「心配、かけて、ごめんな、、」

 

 咲月「まだ喋らない方がいいよ。手術したんだから、、」

 

明日人「因みに俺、どのくらい、寝てた、、?」

 

 咲月「眠っていた時間は、、、5日よ」

 

明日人「5日も、、、」

 

さすがに信じ難いよね、、、でも事実。

 

コンコン

 

病室にノックが響く。

そういえば今日は小春も来るって言ってたな。

 

 咲月「どうぞ」

 

ガラガラ… 

 

 小春「こんにちは」

 

予想通り、入室してきたのは小春であった。

 

明日人「小春、、」

 

 小春「明日人!良かった、目が覚めたんだね」

 

明日人「あぁ、なんとか、ね、、」

 

 小春「、、、」

 

ギュ

 

小春はそっと明日人を抱きしめた。

 

 小春「無理して話さなくてもいいよ」

 

明日人「、、、うん 

 

 小春「咲月ちゃんから聞いたんだ。明日人が命をかけて戦ったんだって」

 

明日人は頷いた。

 

ガラッ 

 

その時、病院の先生が病室の扉を開けた。

 

 先生「お、明日人君!気がつきましたか!」

 

明日人「はい、、5日も眠っていたみたい、ですね」

 

 先生「眠っていた期間は聞いたんですね。じゃあ、私からは体の状態について話します。お2人は病室の外で待っていて下さい」

 

 咲月「はい」

 

私も話を聞きたいのに。

 

 

数分後…

 

 

明日人と先生の話が終わり、咲月と小春は再び病室に入る。しかし再び病室に入ったものの、面会時間が終わりに近づいていた。

 

 咲月「面会時間がもう終わっちゃう。そろそろ帰るね」

 

明日人「分かった、帰り道に気をつけて。小春もね」

 

 小春「うん、ありがとう。だんだんスムーズに話せるようになってるね」

 

明日人「そうだな、すぐに声は完治しそう」

 

 小春「良かった♪じゃあまたね」

 

明日人「あぁ、また明日」

 

咲月も小春の後にまたねと言い、病院をあとにした。

 

 

リビング…

 

 

 咲月「そういえば、明日人っていつ退院なのかな?」

 

ガチャ

 

咲月が独り言を言っていると、玄関の扉が開く音がした。

 

 咲月「お母さん達かな?おかえり、、、!」

 

玄関に目線を向けると、そこには親ではなく明日人がいた。

 

明日人「俺だよ、咲月」

 

 咲月「あ、明日人!?帰ってこれたの!?」

 

明日人「許可をもらったからね。身体中が痛いけど安心して」

 

 咲月「退院できて良かったね、、グスッ、、」

 

明日人「泣かないでよ」

 

 咲月「うぅ、、グスッ、、」

 

咲月は明日人が無事で本当に良かった為、なかなか泣き止まない。

でも切り替えなきゃ。

 

 咲月「とにかく、今日は部屋で休んでね!」

 

明日人「そうさせてもらうよ」 

 

 咲月「、、、明日人」

 

チュ

 

明日人「ん、、、」

 

咲月は自分の寂しさを埋めるように、明日人にキスをした。

 

咲月「大好き、、、」

 

明日人「俺もだよ、、、」

 

明日人はそう言うと、咲月の頭に手を置いた。

 




青クマ「作成が追いつかねぇ(苦笑)」
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