今回と次回は武との対面ですッ
ネェル・アーガマで横浜基地へ向かう間にこの艦の1から10まで知ろうと思う。
まず第1ハンガーにある機体は現在ユニコーン1機、リゼル隊長機と汎用リゼルが2機ずつ、ジェガン6機、デルタプラス、バイアランカスタム。
…そして、これはあまり動かしたくない機体……ユニコーン2号機バンシィ。
設定的にも危険なシロモノであり、もし米軍に奪われでもしたら…想像するだけでも恐ろしい。そこまで警備を薄くする気はないが。
次に第2ハンガーにあるのは超高性能機体ばかり…
ガンダムF91、V2アサルトバスター、クロスボーンガンダムX1…これらだけでも敵なしな機体ばかりなのに、更にはウィングゼロ(ENDLESS Waltz)、ガンダムDX、∀ガンダム…他にも探せば設計図や武装があるかもしれない。
素材はフルサイコフレームの機体が1機建造できるほどのサイコフレームがありルナチタニウム合金や強化スチールも多くありしばらくは困らないだろうか、と考えているとハロ達が問い掛けてくる。
「龍臥、ナゼモビルスーツ操縦デキル?デキル?」
「ナ〜ゼ?ナ〜ゼ?」
そういえばそうだった。
まさかあのトカゲ野郎か…? だとしたら困った事になる。自分の力も理解せずに戦うとなれば、下手をすれば撃墜されかねない。
ふと思ったことを聴いてみる。
「ハロ、この艦にシュミレーターはないか?あったら案内してくれ」
「…アル!アル!」
ハロについて行くと、4台シュミレーターが設置してある場所に着いた。
例えるなら、ゲームセンターのアーケードゲームみたいな。
脱出ポッドの形状をしたシュミレーターに乗り、機体データを確認。データにはユニコーン以外の機体が全て入っており、設計図もそこから入手可能かもしれない。
などと考えている間にシュミレーターを起動させる。
「さぁ、俺は白銀タケルに追いつける程の力はあるのか!?」
日本帝国軍を相手に設定し、戦闘を開始する…!!
-横浜基地-
「---以上がBETAを大きく分けた種の基本だ…」
特殊任務部隊A-01の中隊長、伊隅大尉がBETAの種について解説しており、それを隊員達は聞いていた。
その中、因果導体と呼ばれる白銀武-彼だけはBETAに対し恐怖近い感覚…特に、『兵士級』に強く反応していた。
その事を伊隅大尉は見逃さなかった。
「…少し早いがこれで終了する。白銀、後で面を貸せ。全員起立!!」---
-----伊隅は武に話した。自身と、自分の教官であった神宮寺軍曹との過去、これからの事…
それを武はしっかりと理解し、聴き、何事にもくじけずに進む事を決めた。
自分のしでかしてしまった事により教官を失った彼にとっては、大きな成長となった。
場所は少し変わり、ある部屋-夕呼副司令のパソコンにあるメールが届く。
夕呼は横浜基地の副司令であり、天才と言われる女性科学者だ。
(何かしら…こんな事ないはずなのに…)
夕呼はウイルスか警戒していたが、件名からそうではないことを予想した。
(この件名…『あなた個人に向えて』って誤字よね…こんなミスをオルタネイティヴ5の狗がする訳ない…)
しかし色々な可能性を考え、自作のウイルス対策ソフトを起動し、メールを開く…
実はこのメール、龍臥が送ったものである。彼は夕呼副司令に接触するため、ネェル・アーガマのコンピュータ全てを使い副司令個人のパソコンを探したのだった。
(『これはこの世界と、あなた達みんなに関係することです。単刀直入に申し上げます。私は別世界から来た者です』……なんですって!?)
思わず目をカッと開き、早くメールの続きを読み進めようとする。
『ある少年…白銀武-因果導体である彼にもこの事を伝えて欲しいのです。少なくとも彼の不安を減らすことにもなりますし、個人的にも協力したいのです。』
(……)
夕呼は悩んだ。もしこれが事実だとしても…白銀武を知っている時点で何かあるのだろうと考える。
『私はオルタネイティヴ4の協力者であり、オルタネイティヴ5の反対者です。今日、そちらにお伺いします。』
(……!?今日ですって!?)
急すぎる展開だが、メールの内容はともかく、実際会ってみなければ敵かどうかも分からない。
「……いいわ、今日来るなら来てみなさい…」
夕呼は武を呼び、メールについて話をした…。
「--それで、メールの送信主は信頼できるんですか?もし敵だったら…」
武は疑心暗鬼だった。もし送信主が自分と同じ別世界からの来訪者だとしても、味方とは限らない。
数日前、日本帝国軍の一部がクーデターを起こし、多大なる被害をもたらした。
その事もあって、送信主に対し不安だった。
「まあでも、会って話をすれば全て分かるかも…霞がいればね。」
社霞…オルタネイティヴ4のために生まれた人工生命だ。彼女は子供ともいえる見た目だが、リーディングという特殊能力がある。それは、人の考えている事が分かってしまうことだ。
確かに霞がいれば、敵か見破れる。武は多少なりとも不安ではあったが、送信主を待つことにした。
-ネェル・アーガマ【シュミレータールーム】-
-龍臥は仰向きに倒れていた。力試しとはいえ、本気になりすぎた。若干体調不良だがこれから横浜基地へ行くのだ、と起き上がって戦闘結果を確認する。
帝国軍や米軍、国連軍相手には一方的な虐殺レベルまで行けたのだが……ハロが何故か、『一年戦争末期のアムロ・レイ』と『キレたカミーユ・ビダン』のデータを乱入させてきたのだった。
結果はもちろん負け、カミーユ相手にはバイアランカスタムで左腕部をビームサーベルで切断されたがなんとか勝利。
しかしアムロ・レイだけは本当に怖かった。コックピットを狙われ、避けたハズなのに直撃し撃墜された。
今回でわかったことは、ニュータイプ能力はジュドー並にあると想定、操縦テクニックはアムロ以下カミーユ以上という事だろうか。
ここまで力があれば、油断しなければ生き残りは確実だろう。
そうこうしている間にハロが横浜基地が近づいている、と報告してくれた。
…行こう、この世界のために!!
-横浜基地-
夕呼と武は待っていた。突如、基地内のサイレンが鳴り響き、職員や衛士達は何事かと慌て始める。
『所属不明の飛行物体が、当基地へ接近中!繰り返す、所属不明の飛行物体が接近中!』
BETAじゃないのか、と衛士達は半分安心するが油断はできない。戦闘準備をしておけと司令が入る。
「ついに…来たのね」
「はい…そろそろ…。霞、怖いか?」
「…ううん」と首を振る。
ウサ耳のようなカチューシャをした彼女こそが、社 霞である。
武と夕呼は彼女のリーディングに期待し、メールの送信主を待つ……
--「はぁ!?何よアレ!!国連軍にもなかった飛行船…?なんて…」
ヴァルキリー2、速瀬水月が戦術機名『吹雪』のコックピット内でカメラの様子を確認しながら驚愕したように声を漏らす。
『水月、茜。あなた達、戦場痕で所属不明の戦術機に出会ったんでしょう?それと関係ありそうじゃない?』と遥。
『お姉ちゃん、それなんだけど…その機体、すぐ逃げちゃって…』
彼女は涼宮遥の妹、茜。
『まぁとにかく、敵なら戦うしかないってことね…』
「……。」
水月は敵とは思えなかった。オープン回線で聞こえてきたあの声、
(『この…化け物共がああああああああぁぁぁ!!!』)
何か意思を、勇気に近いものを感じた。
『…速瀬中尉?』
『水月?』
ハッとし、「あぁ、ごめん考え事!!」と答える。
(…あの人……何者?)
---ネェル・アーガマが降り、中から見たことも無い機体7機…6機は同じだが一つだけ真っ白な機体達が飛んできた。
「なんだよアレ…!戦いに来たのかよ…!?」
武は焦ったが、夕呼はそれを見据えていた。
しばらくすると、純白な機体のコックピットハッチが開き、男性…らしき人が降りてきた。
その人は強化装備…戦術機に搭乗するとき装着する装備を着ず、宇宙服のようなスーツを着ていた。
「初めまして…夕呼副司令、それに白銀武さん。」
「こちらも初めてね…さて、本題よ。」
「え…もうですか?」と武
「当然よ。私たちに時間はないんだから。」
「分かりました。ちょっとその前に…武さん。」
はい、返事をする武。
「実はあなたと私は同い年でして…良かったらタメ口で会話してもよろしいですか?」
(…何だって?同い年??)
武は困惑していた。同い年でこんな事をひとりでしてくることがあるのか、と。
「まあ、構わないけど…」
感謝の返事をし、本題に入る。
「では……夕呼副司令、ここでは話は難しいでしょう?部屋に…「部屋に行きましょうってことね?」…!!?」
先読みとは…さすが天才か。と龍臥は思い、肯定した。
「-よし、ハロ!!ユニコーンをロックして、ついて来い!!ハロ小隊はこのまま待機!」
『『『『『『『了解、了解』』』』』』』
「…行きましょうか。本当に大事なことなので。」
龍臥は自分のことを全て話すつもりで夕呼と武について行った………。
後ろに何者か、心を読まれるような感覚をしながら…
to be continued
文章量はこれくらいが書きたいことがかけるのでこれで行きます。パズドラ片手に内容を練ります。
では…次回もお楽しみにイイイイイイ!!!