2099年1月1日、パークセントラル市内のコンビニにはあるフレンズがいた。
「ソーセージとチーズとフォール=シガレット。合計で1201円です。」
「これです。」
「99円のおつりです。ありがとうございましたー。」
ダルそうにしているのは、レジ係のカラカルだ。
彼女は25歳でこのコンビニに就職し、30年近くレジ打ちをしている。
そんな彼女の隣で、楽しそうに仕事をしているフレンズがいた。
「最近の仕事は上手くいっていますか?」
彼女はお客さんに何か話題を出し、いつも楽しそうに仕事をしている。
「うーん。今度、大事な商談があって、イースタシアに行かないといけないから、今が踏ん張り時かな。」
「ソーセージとスティックチョコレート、健やか弁当。合計で1020円です。」
「はいよ。」
「15円のおつりです。ありがとうございましたー!」
彼女は常に明るいサーバルさんが好きだ。
勿論、友達としての関係としてだが、彼女自身もあれぐらい仕事を明るく出来るようになれたらいいのにと思っている。
「カラカルさん。」
そんな事を考えていると後ろから突然、サーバルが彼女に話し掛けた。
「どうしたの? ボーッとしてたけど・・・」
「ああ。ちょっと考え事をしてただけ。」
「それならいいんだけど、そろそろ仕事も終わりだよ。」
「そっか。じゃあ、これをシャットダウンしないと。端末。シャットダウンせよ。」
«パスワードを入力してください。»
「たしか・・・」
«パスワードを認証しました。コマンドを実行します。»
その数秒後、レジの制御コンピューターは停止した。
「あっ。店長。そろそろ時間なので帰りますね。」
「おう。じゃあ、明日な。ゆっくり休めよ。」
「了解です。」
彼女はそういって、コンビニを出ていった。
帰路にて···
彼女はコンピューターウォッチを起動し、時間をみようとしていた。
「端末。時計を起動しろ。」
«コマンドを認証しました。実行中・・・ 警告。ファイルにエラーが発生しました。»
「はぁ・・・。端末、原因を調べろ。」
«原因不明。ウィルススキャンを実行します。»
ちょっと時間がかかりそうだ。
あとは家に帰ってからにしよう。
2時間後···
コンピューターウォッチは甲高い警告音を鳴らし、彼女をたたき起こした。
«警告。警告。ウィルス«終末の日»が検出されました。レベル測定不能。ソースコード解読不能。»
「端末。ウィルスを駆除せよ。」
«了解しました。駆除プロセス実行中··· 駆除成功しました。»
「端末。ガードドッグを実行しろ。」
«了解しました。ガードドッグを実行します。実行完了。この端末は保護されています。»
「端末。ガードドッグと必要なプロセス以外を停止し、スリープせよ。」
«了解しました。スリープします。»
彼女は静かになったので、再びベッドに入った。
破滅の火が燻っているとも知らずに···