教皇は聖女をやめられないっ! 作:転移装置(未完)
友人が書く書く言って書かなくなってしまったので設定を流用して私が書くことにしました。
こういうのは初めてなのでおかしな点の指摘やアドバイスをお待ちしております。
モンブラン美味しい。
深夜 某所-
「なんか目が覚めちった。 水飲んで寝直すかぁ」
そう呟きながらキッチンへ向かう桃色がかった赤髪の女がいた。
どうやら寝間着らしきものを着ているが、その姿は狐であった。
いわゆる着ぐるみ…? のような形容し難い格好の女は、ふと明かりのついたままの部屋を見つけ中を覗き込む。
「あいつらまーた電気点けっぱにしたまんま寝やがっ……お? 」
誰もいないと思って覗いた部屋には、予想外にもゴチャゴチャした機械の横で倒れるように眠る1人の男がいた。
「オイオイ、案山子くん寝落ちしてんじゃん。 ちゃんとベッドで寝なきゃ朝起きたら体痛くなるぜー 」
そう言いながら女は案山子と呼ばれた男に近付きしゃがむ。 どうやら起こそうとしているらしい。
「ヘイ案山子クン、何してたかは知んないが、そんなトコで寝てると風邪引くぜー? まぁ、そんな柔いタマじゃねェけどな ケケケッ 」
身体を揺さぶりながらそう声を掛けると、少ししてから呻きながら男が瞼を開く。
「んん…ファァ……ん? あー? ここは………あぁ、寝ちゃってたか……」
「お目覚めかい? 案山子クン。 随分と気持ちよさそうに寝やがってよー」
「やぁ教皇。 いや、ちょっとコイツの調整に手間取っちゃってさ」
そういって横にある機械を指す男は少し不満げな表情で言葉を続ける
「というか、僕には"ロゼンジ"って名前がしっかりあるんだけど? なんでみんな案山子って呼ぶかなぁ……」
それに対して面白げな表情をした女は言葉を返す
「そりゃお互い様ってヤツだぜ? ワタシにだって"アリアナ"っつう立派な名前があんだからな。 ま、教皇ってのもあながち間違いねーし、気に入ってはいるけどね」
「僕も別に嫌いってわけじゃないんだけどね……」
そう言葉を交わしながら、アリアナは本来の目的を思い出す。
「あぁそうだ、機械弄りもいいけどそんなトコで寝ちまうまでやらない方がいいぜ? 身体壊したら本末転倒だしな」
「試運転をしたら寝るつもりだったんだよ。 ただ、そこで眠くなっちゃってね。 今からやって、結果をまとめたら寝ることにするよ」
そう言いながらロゼンジは機械を弄り始める。
それを見たアリアナは訝しげな表情で本当に寝るか怪しいから最後まで見届けることを伝え、静観の姿勢に入る。
「えーと…ここにコレを繋いで…こっちを固定して…あ、そうそうコレも繋いでおかないとね。 それからココとココにコイツを刺して……よし。 じゃあ試運転してみようか」
そう呟いたロゼンジがレバーを下ろすと、機械が少しずつ駆動音を響かせる。
それは徐々に大きくなり、次第に排気機構が蒸気を吐く。
周囲に稲妻が走り出し、どう見ても正常じゃ無さそうな動作を見てアリアナが焦った様に口を開く。
「ちょいちょいちょい! これ大丈夫かよ、明らかにヤバそうなんだけと!?」
「アレ? いや、そんなはずないんだけどなぁ…イヤ、え? …………あ。」
「あ。 じゃねーよ、それ一番ダメなヤツだよ!! 冗談じゃねーって! 待て待て待て!! 」
そう言って駆け寄るアリアナはふと気付く。
どうやら、とんでもない力で機械の方に引っ張られている、と。
「ちょっとロゼンジ? 引き吊られてますけど? 大丈夫なんだよな? なんかすっげー嫌な予感がするぜ!? 」
「……あー、教皇。 なんというか……ファイト! 」
そう言って投げやりな表情でヤケクソ気味にアリアナを応援するロゼンジ。
未完成な機械。 明らかに想定外な動き。 実験対象じゃない巻き込まれ。
つまるところコレは完全に……
「ふざけんじゃねぇぇぇぇえ!!!!! 」
試運転、大失敗であった。
続かない(無慈悲)
後2話くらい書いて友人がまだ動かなければ書くかもです
ロッテのチョコパイ美味しいよね