ガンダムビルドダイバーズ 渡り烏達の夢   作:パン屋の土地

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目指せ週一投稿を気にして出来たのは9日後でした(白目)
でも書くの楽しいんじゃあ……
あ、今回から後書きに簡単なキャラ紹介やら何やら載せていきます。詳しい紹介はまた別の機会にでも……


帰還、そして出撃(やべーやつと姉を添えて)

 さて、とりあえず戻って来たわけですが……

 

「……依頼主が消えたんですがそれは……」

 

 そう、依頼主がいないのだ。同じ場所にいるって言ったじゃないですかお兄さんや……

 

「ミッションから場所を……………………」

 

 ………………ミッション消えてね? 

 いやいやいやいや、まてまてまてまて。ミッションが消えるなんてありえる? 見間違えじゃなくて? と淡い希望を抱きつつもう一度確認するが、いくら確認してもないものは無い。現実は無慈悲である。

 

「えぇぇぇぇぇぇ……マジで言ってる……?」

 

 じゃあなんだ、私が初ダイブで必死になって取ってきたパーツはどうすればいいんだ……

 

「とりあえずもらっとこ……」

 

 

 

 ──────さて。

 今回の戦闘で分かったことがいくつかある。それは……中・遠距離用の武装が少なかった事。現在フェンリルに搭載されている射撃武装は、ブレイド兼用のビームガンとビームライフルのみ。正直つらい。あとはビームライフルの弾数も課題だし……これは帰ってからでいいか。

 それよりも気になるのは、終盤のアレだ。少なくともピンチの時に機体が勝手に動くシステムなんて積んでないし、そもそもそんなシステムは[ケストレル]とか[グリンブルスティ]には積まれてない。そうなると……

 

「……キミの意志だったの?」

 

 と、話しかけてみるも返答なし。そうだよね、逆に話しかけられるのもちと怖いし。まぁでも、

 

「……ありがとね、フェンリル」

 

 ちゃんと助けてくれたお礼はしないと。さて、感謝も伝えられたし結局依頼主もいないし、とりあえずログアウトしますか……そう思い意識がGBNから離れる直前……

 

 ──────どういたしまして。

 

 そんな声が聞こえた、気がした。

 

 ──────────────────────────────

 

「……ふぅ」

 

 ヘッドセットを外してぐぃーっと伸びる。時刻は午後4時、いい感じの時間だ。

 

「楽しかった?」

「うん、めっちゃ楽しかっ……た……」

 

 ……ん? 私は今、誰と会話してるんだ? そう思い後ろを見ると……

 

 

めっちゃいい笑顔の友奈がいた。

 

「……………………」

「……………………」

「………………あの」

「声掛けてって、言ったよね?」

「いや早くやりたかっ」

「言ったよね?」

「すいませんでした……」

 

 ふぇぇ……なんか圧が凄いよぉ……

 

「……ま、いいか。明日は一緒にやろ? 1人よりも2人とか3人の方が楽しいよ! 多分!」

「あい……」

 

 そんな会話をしながら夕飯を作り始める。今日は親子丼である。

 

「友奈ー、あれとってー」

「ほいな。あ、そこのやつお願い」

「あいよー」

 

 ……傍から見たら「どうなってんだこいつら」って言われそうな会話だなぁこれ。まいっか。

 

「ただいまぁー……!」

「お、ユキ姉おかえりー。夕飯もーちょい掛かるから先お風呂はいってきちゃったら?」

「本当? じゃあお言葉に甘えちゃおうかなぁ」

「姐さんお背中流しますぜ……へへへ」

「なんか恐怖を感じるから遠慮しとくね」

「!?!?!?」

 

 この人は虹橋 雪姫。私の1つ上の姉であり、昔私にガンプラのイロハを叩き込んだ張本人だ。今はこの3人で一軒家に住んでいる。

 

「あ、そうだ。空ちゃん、初めてのGBNは楽しかった?」

「めっちゃ楽しかった! ……ん? なんでユキ姉知ってるの?」

「そりゃあお姉ちゃんですもの、何でも……は分かんないけれど、空ちゃんの事なら分かるもんなのです!」

「私が教えた」

「友奈ちゃん!?」

「とりあえずユキ姉はお風呂入っといで……」

 

 ────────────────────────

 

「ごちそうさまでしたー!!」

「美味しかったぁ……空ちゃんまた腕上がったんじゃない?」

「お粗末さまでした……そう? 変わってないと思うけど……」

 

 さて、と。スケッチブックスケッチブック……お、あったあった。

 

「なーに書いてるの?」

「んー? フェンリルの課題点。書き出すだけでも違うじゃん?」

 

 後々改造する時に参考にもなるからね。

 

「なるほどね……ちょっと見ーせてっ!」

「あ、ちょっとユキ姉!」

「私も私もー」

「友奈まで……」

 

 ……まぁ、この2人私よりもGBN歴長いから、見てもらえるなら見てほしい……かな……

 

「「実弾兵装付けよ?」」

「確かに思ってたけどまさかハモって言われるとは思わなかったよ」

「あとはバインダーの位置かなぁ。ここもいいんだけど……」

 

 と、こんな感じで約1時間ほど談義(?)は続いたのでした。

 

 ─────────────────────────

 

「今日からは私達も参戦じゃー!!」

「久しぶりのGBNが楽しみで楽しみで今日はお姉ちゃん7時間しか眠れなかったよぉ……」

「それ世間一般では普通では……?」

 

 いやっほう! とVガンのOPばりにジャンプする友奈……ダイバーネーム『アミカ』と、寝不足と言わんばかりにフラフラするユキ姉……ダイバーネーム『ユキ』。本日はここに私を加えた3人で、ちょっと難易度の高いミッションに挑むのである。

 

「あ、ユキのそのガンプラ……」

「……うん、新調してみたんだ」

 

 そう言うユキの視線の先にあるガンプラは……00Nのアストレアをベースとした機体だ。

 

「そういうミーちゃんも? これまた凄いもの作ってきたねぇ……」

「私は関節部とか弄っただけだから……へへへ……」

 

 ちょっと照れながら笑うアミカのガンプラは…………

 

「……ガデラーザ……で合ってる……?」

「んー、70%当たり!」

「これまた随分と微妙な数値で……」

 

 確かによくよく見ると、本来のガデラーザよりも2割くらい大きい気が……いやちょっと待ってほしい。

 

「ガデラーザってプラモ出てないよね……?」

「? うん、だから作った」

「「作ったぁ!?!?!?」」

「え、じゃあ中のファングたちは……」

「それも作ったに決まってるじゃん」

「この子やばいよぉ……」

 

 というか70%って言ってたよね? 

 

「と、ところで残りの30%は……」

「残り? 本体」

「……………………本体?」

「私思ったんですよ、GBNって機体にコストがあるじゃん?」

「う、うん」

 

 例えばインパルスを完全分離型で運用しようとすると、チェストフライヤーとレッグフライヤーにそれぞれコストがかかる。そのため、武装が少なくなっちゃったりする……らしい。

 

「でも、それとなんの関係が……」

「だからね? ガデラーザを武器にしたんだよ」

「……ごめん、お姉ちゃんちょっとよく分からない」

「いやガデラーザを武器に」

「今日のミッションは何かなぁ!! 楽しみだなぁ!!! (思考放棄)」

「ユキ!?!?!?」

 

 ユキ姉が考えるのを辞めてしまった……

 

「……ところでその本体というのは……」

「本体はガデラーザの中。もしものための保険ってやつ」

「それ何も変わらなくない?」

「でもこの子の真骨頂は」

「ところでソラちゃんの機体もちょっと変化してるね!!」

「露骨に話題そらされたぁー!!」

「お、気付いた?」

 

 そう、ちゃっかりフェンリルも強化されている。サイドスカートのバインダーが背部ブースターにマウントされたり、その場所に実体剣がついたり手に爪がついたり。

 

「……さて、そろそろ行きますか!」

「久しぶりのガンプラバトル……お願いね、アストレア」

「よっしゃ景気よく行ってみよー!」

 

 

 

「ユキ、ガンダムアストレアオリジン!」

 

「アミカ、G-テンペスト!」

 

「……今日も頼んだ! ソラ、ガンダム[フェンリル]!」

 

「「「行くよ! (出る!)(行きます!)」」」

 

 ────────────────────

 

【MISSION:不死鳥はここに甦る】

 概要:復活した不死鳥達に己の力を示せ。

 勝利条件:フェニックスガンダム、ユニコーンガンダム3号機フェネクス(NTver)の撃破

 敗北条件:自チームの全滅

 報酬:100,000BC、相手の装備パーツからランダムで3つ

 




虹橋 空/ソラ
本作の主人公。見た目はファン〇ルの槍神〇ォルカス。とある理由でガンプラバトルから離れていたが、偶然立ち寄ったガンダムベースで流れていた動画に心を奪われGBNの世界に足を踏み入れた。戦闘狂の資質あり。

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