現在、世界トップレベルて闘うには才能、環境に恵まれてなくては闘えない。だか、この物語はそんな才能も環境にも恵まれてなく、生まれつき目に障害を持つ1人の青年が常識を覆した物語である。
〜30年前〜
雪国北海道の某病院でごく普通の家族の元に1人の男の子が生まれた。だか、この男の子は生まれながらに試練を与えられていた。生まれつき目に障害を持っていたのだ。
父 健三 「どうにかならないのですか、先生、少しでもこの美しい世界を見せてやりたいんです。」
母 恵 「強い子に産んでくれあげられなくてごめんね、」
そう言って産まれたばかりの我が子を泣いて見つめてた両親を医師は後にした。
〜医務室にて〜
医師 「両親はだいぶ心に深い傷ができてしまったかもしれない。なんせ、あのお父さんはずっと、息子に絵を教えたいと夢に見てたものな、」
そう、父 健三は昔才能に恵まれてかの有名なフランスパリの美大に認められたがライバルとの明らかなる力の差を見せられ、挫折を味わい退学。その後健三の絵に惚れていた恵からの猛アプローチにより結婚。健三は田舎の高校の美術の教員として働いていたのだった。
そんな彼が密かに夢見ていたのが、息子に自分が叶えられなかった画家として成功して欲しいという夢が儚く散る物語のはずだった。
〜17年後〜
恵「寿人!遅刻するよ!」
寿人「やっべぇ、寝坊した笑」
健三「おーい、杖忘れてるぞ!あと今日も車とかには気をつけるんだぞ!」
寿人「わかってるよ!もう17歳なんだぞ」
恵「寿人は生まれつき目が悪いんだから気をつけなさい」
寿人「はいはい、後進路の事少しは考え欲しいんだ父さん、俺父さんと同じくパリに行きたい!」と言って家を後にした。
健三「俺もそろそろ行く前に話があるんだが、恵」
恵「どうしたの?」
健三「寿人の部屋の物置を見たことあるか?」
恵「ないけど?」
健三「ちょっときてくれ」
そう言って健三と恵は物置の扉を開けた。すると中からは数え切れないほどの絵が置いてあった。
恵「これはあなたが描いたの?」
健三「いいや、これは全部寿人が描いたんだ。俺はこの全ての作品を見た時目のハンディーキャプを疑ったよ、だが、あいつが本気で絵を目指しているなら俺は反対だ」
かつては自分の夢だと語っていた彼はどうしたのだろうか、
恵「どうして?あなたの夢でもあるじゃない」
健三「確かに人並みに比べると上手だ、だが、寿人が目指してるところは人並みではダメなんだ。かつて俺もそうだった。目に障害を持っているからなんて通用する世界ではないんだ」
恵「でも、」
健三「今日の夜、寿人にも話してみるよ」
〜その日の夜〜
寿人「話って何?父さん」
健三「寿人はどうしてパリに行き画家になりたいんだ?」
寿人「、、、」
恥ずかしがりなが寿人は口を開いた。
寿人「俺、爺ちゃんの家に行った時父さんのすごい経歴や作品の数々をを聞いたんだその瞬間、この世界がどんな色してるのかどんな形をしているのか知らない俺が俺なりに世界中の人の心を鷲掴みにするような作品を描きたいって思たんだ。
健三「俺は正直、お前がその夢を持ってくれてるだけで泣きたいくらい嬉しいが、今の寿人では、はっきり言うと無理だ」
寿人「目が見えないから?才能がないから?」
健三「人並みでは埋もれるだけなんだ!埋もれないような作品を作れば認めるその世界の色、形を知らない寿人なりにでいい、描いてみろ」
健三は自分の夢、希望を押し殺し厳しく当たった。
次第に寿人は頼るあてもなく諦めるしかないのかと思い始めていた。そんなある日、隣の家にを訪ねたいという若い謎の男が寿人に話しかけてきた。
謎の男「田中さんという人を探しているのですが、知りませんかね?」
田中さんは寿人の家の隣に住んでいて彼は絵画好きで知られていて寿人もよく家に上がり見さしてもらっていたのだ。
寿人「田中さんならこっちだよ」そう言って案内を始めた。
寿人「どうしてこんないなかまちに?」
謎の男「僕は海外で絵を描いていてね、よく、田中さんはよく僕に絵を頼んでくれたんだよ。それから田中さんとは一緒に飲む仲になって久しぶりに帰国したから顔を見たいなってさ」
寿人「え、じゃああの、大きな絵画はお兄さんが描いたの?」
謎の男「お兄さんだなんて、まぁそーだよ。」
寿人「お兄さん名前は?」
謎の男「坂口 一星だよ。まぁ仕事ではこの名前使わないんだけどね」
寿人「一星さん!俺に絵を教えて下さい!」
星「教えるのは良いんだけどまずは田中さんに会ってからまずは君の絵を見さしてもらおうかな」
寿人は飛んで喜んだ、そうして田中さんの家に案内をしている間に星さんに出された題材にそって書き始めた。」
寿人「どうですか!一星さん」
星「、、、」
寿人「え、ダメですかね?」
星「本当に君はパリに行きたいんだね?」
寿人「はい!」
星「はっきりと言おう。君の絵では無理だ。君は目が見えないのかな杖を使ってるようだけど、だからこれはこれから戦う者として目が悪いからでは通用しない、そして何より、君が君自身がその目を言い訳に心の中でしてないかい?」
寿人は父と同じ事を言われた事より、目を言い訳にしているという一言が刺さった。
図星だった、一度も両親にも友人にも言ったことは無いが実は心の奥底では言い訳にしていたのだった。何よりそれをたった一枚の絵で見破られた事に悔しかった。
星「悪い事は言わない。世界のトップレベルで闘いたくば、才能や環境がモノを言う、ましてや目に障害となるとこれから待ち受ける未来は厳しいぞ」
寿人は父にも言われ世界のトップで活躍してる星さんにも言われ、心が折れそうだった、
星 (今は耐えろ、辛いだろ、だがそれを乗り越えるんだ。君の父さんとは古い友人で話は聞いている。君の父さんが成し遂げれなかったことを君が成すんだ。)
寿人「俺、でも諦めたく無いんです。」
寿人は泣きながらそう叫んだ。
星「やっと言い訳なんかにしてやるかって顔になったな、その言葉が聞きたかった。俺の元で絵を学べ」