ADVENT CIRNO~もう1人の脇役主人公 作:牙の道化師
4人の何でも屋
此処では無い世界―――幻想郷―――の平行世界。
その世界は“剣と弾幕のファンタジー!”で構成された、何処か現代染みた幻想郷。
そんな世界に、1人の男が居た。
その男は何の因果か“上海紅茶天国”の片隅で依頼を待っていた。
「………。」
ある意味暇人―――決してニートと言ってはいけない―――であった。
一応は店番である。
そして、店主達が帰ってきた。
カランカランッ
「たっだいまー!」
開口一番、元気な声で店に入ってきたのは―――水色の髪をしており青いリボンを着けた少女。
左肩から左腕の部分の服が黒く、どっかで見た蛙のワッペンが縫い付けてある。
背中には“何かを”差し込む鞄の様な物を背負っている。
「もう!先に行かないでよ!」
怒った口調で叱咤する女性―――頭にウサ耳が生えており、額には赤いバンダナを巻いている。
背中には赤いマントを靡かせている。
特徴的なのは赤い色をした“瞳”であった。
「まったく……。二人はもう……。」
ため息をついて入ってきたのは、黒い帽子を被った女性だった。
この店の店主であり、皆から“姐さん”から呼ばれているが本当は名前で呼ばれたいらしい。
動きやすい服装をしており、お腹は露出している。
「~~~♪」
歌いながら店に入ってきた少女―――独特の服装をしていて、雀の羽が付いた帽子を被っていた。
尚、天然なのか色々と過激・放送禁止用語を使う時があるがそこはご愛嬌。
「お帰りー。」
そして、店番をしていた男―――シルクハットを被り三日月の眼と口をした仮面をしている。
外側が黒で内側が赤の色をしたマントをつけており、タキシードを着ている。
ズボンも黒い。
あくまでも仕事用なので、普段は私服である。
この“4人”こそ、幻想郷で活躍している“何でも屋”であった。
もっとも、男は此処最近になってから何でも屋の一員になった。
これから紡がれる物語は、男が“この世界”に来た時から話そう。
そう、今から5年前に遡る―――
不定期更新は確定的に明らか。