この素晴らしい世界に祝福を!~和真たちが紡ぐ四天の物語~   作:キリア♪

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色々話数合成したりしてますが、読みやすいですかね?



このギルド登録に興奮を!

青ざめた門番達にお礼を言いつつ門をくぐると

 

 

---そこにはまさに中世と言わんばかりの石造建築が並び、露店が所々開いておりこの町が活気に満ち溢れている事が容易に分かった。

 

 「何と言うか、本当に異世界に来たんだな俺…」

 

 そう言いつつ通りを真っ直ぐ歩く。

 ようやく異世界に来たことを実感し、笑顔になる和真を見てアクアも笑顔になりつつ街に来た目的を促す。

 

「さあ、お金稼ぐために冒険者になるわよ!」

 

 「あぁ、お前が言ってたモンスターとか倒したりして金を稼ぐ異世界のテンプレな職業だな」

 

 「正確にはギルドに登録していろいろな職業になれるんだけどね」

 

 「まあ、それは言ってからのお楽しみか…

 てか、なんで渡りにこんなに見られてるんだ?」

  

 「わ、わからないわ」

 

 街に入った瞬間は楽しげな喧噪が聞こえていたのだが、周囲が和真達を見た瞬間に街の門番達と同じかそれ以上に顔を青くし、腰を抜かす人もちらほら見え恐怖らしき感情が見え隠れする目で見られて和真は一応原因(・・)に心当たりがあるが居心地が悪かった。

 

 しかし、周りの住民や冒険者達が怯えるのは当然であった。

 

 「しかしアクア、この2つ首の犬と猫っぽいこれ本当に高く売れんのか?

 襲ってきたから撃退したが、どっからどう見ても安く買い叩かれそうなんだが…」

 

 和真が引きずっている縄の先にくくりつけられたケルベスと呼ばれる街殺しと初心者殺しの綺麗すぎる死体を見たら

 

 「大丈夫よ、この猫は初心者殺しって言って相手を他のモンスターのテリトリーに迷い込ませて殺したり、この見た目に反してすごく強くて、毛皮が人気なこともあって高いでしょ?

 

 あとあと、この犬は通称街破壊犬って呼ばれるモンスターでその凶暴さと弱点である2つの心臓を二つ同時に破壊しないといけないから報奨金が入るはずよ、それにこの犬も毛皮や剥製としての価値は高く、この子の場合外傷は一切ないから相当高く売れるわ!」 

 

 んふふ〜♪と上機嫌で和真の背中に頬ずりするアクアに対して和真はやっちまったという顔をしてして

 

 「あー…俺らが注目される理由がわかったわ、完全に自業自得か。

 てか、コイツらそんなに強かったのか?

  普通に弱かったんだが」

 

 頭にはてなマークを浮かべる和真にアクアは何言ってんだこいつという顔をしながら呆れつつ言う。

 

 「それはそうよ、あんた無意識でやってるんだろうけど特典である強大な魔力を体に纏って強化しながらも相手の体内に余った魔力を衝撃として打ち込んで内臓や臓器を破壊してるんだから」

 

 「え、何それ怖い」

 

 え、何それ俺全身凶器?と怯えている和真にアクアは更に追い打ちをかける。

 

 「あれに書いてあるとおりなら、余った魔力だけでも爆裂魔法をつてるレベルなんだからね?

 それに回復スピードも早いから二発くらい打ってから2、3分待てば全快するわ…」

 

 「チートですね、わかります」

 

 キャパオーバーした和真は悟った顔でそうつぶやきつつも

 

 (まだ見ぬギルドの方々、なんかごめんなさい)

 

 ギルドに相当迷惑がかかることを理解して早速謝罪方法を考える和真であった。

 

 普段なら賑わっているはずのギルドは今、死んだような空間になりはてていた。

 誰一人として喋らず動かず、受付の前に立っている二人組に注目していた。

 

 「あのー、私は佐藤和真と申しましてですね。

 こちらでギルドの登録とギルドの前においたモンスターの買い取りをお願いしたいのですが…」

 

 そう言って営業スマイルでギルドの受付嬢に話しかける和真であったが…

 

 「えっと、ひゃ、ひゃい!

  わ、わかりました…

 そ、それではお先にモンスターの課金からして、その後にそこから登録料を差し引くということで、よ、よろしいでしょうか?」 

 

 受付嬢からしたら突然現れた人の革を被った得体の知れない化物がにこやかにお話という名の脅しをしてるようにしか感じられず、びびっていた。

 

 「和真、あんたのせいでこの子怯えちゃってるじゃない…

 安心しなさい、受付嬢さん。

 この馬鹿の手綱はこの女神たるアクアが握っててあげるからぁ!?」

 

 なお、駄女神(アクア)は調子に乗ってカズマの頭をペシペシと叩いた所でデコピン(軽く強化済み)をくらい、悶ていた。

 

 しかし、そのやり取りのおかげか幾分空気が和らぎギルドもいつもの様な活気が戻り始めた。

 

 「ちょっと、空気を和ませるために言ってあげたのにデコピンはひどくないかしら!?」

 

 「あ、二人分でお願いします。

 背中におぶってるこいつも登録するので」

 

 ちょっと!無視する気!?と言い背中で暴れるアクアを苦笑しつつ指差す和真に対して受付嬢のルナは最初の印象と違いすぎて呆けた。

 

 (この方、最初他の冒険者の方が街殺しと初心者殺しをほぼ無傷のまま一人で運んできたと言ってたからもっと怖い人かと思ってたけど、違かったわね)

 

 「ーーい、おーい。

 受付嬢さんや、頼む」

 

 「え、あ、はい。

 わかりました…

 ではこちらに触れてください」

 

 いつの間にかアクアはカズマの背中から降りており、ルナは自分が結構な時間呆けているのに気が付き急いでステータスなどを測れる結晶を用意した。

 

 「アクア、お前からやるか?」

 

 「あら、いいの?

 言っちゃあなんだけど、私のステータスは凄いわよ、きっと…」

 

 「いいから、さっさとやれ」

 

 何よ〜、全部言わせてもくれてもいいじゃない!といいつつ結晶に手を触れる。

 

 「す、凄いですね!

 幸運値が低く知能は平均ですがそれ以外は軒並み高いですよ! 

 殆どの職につけますが何にいたいますか?」

 

 「ほう、流石女神様と言ったところだな…」

 

 「ふふーん、どう?

 少しは見直したかしら?」

 

 「おう、見直したぞアクア。

 それで、なんの職にするんだ?」

 

 「私はね、アークプリーストにするわ!

 回復と補助スキル中心の職だし、和真としても回復系の道具にお金かけたくないでしょ?」

 

 

 「ありがとう、助かるよアクア」

 

 そう言って頭を撫でるとエヘヘヘ〜と照れ笑いしながら顔が綻ぶアクア

 

 「では、アクア様はアークアプリーストとして登録させていただきます。

 こちらが冒険者カードとなりますので無くさないようにお願いしますね」

 

 「次は俺か」

 

 和真は水晶に手を置いたのだが…

 

 『ふふふ、ようやく私の力を使えるようになるのね』

 

 気がつけば草原に立っていた。

 

 




 ようやく次回オリジナル設定回
 
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