ソード・オラトリア・オルフェンズ   作:鉄血

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注意!!

この物語は本編と全く関係ありません!!

キャラ崩壊あり!!

それでもいい方はどうぞ!


オラ鉄ラジオ!!ぱーとふぉ〜

「こんにちはー!!司会のティオナでーす!!」

 

「解説のアイズです・・・」

 

「三日月です」

 

巨大なモニターと長机が置いてあるステージの上で彼等三人が挨拶をする。

 

「この話はだんまちの私達が『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』を視聴して、皆さんにお伝えする情報バラエティっていうお話でーす!」

 

「今日のゲストは誰なの?ティオナ?」

 

「え〜、今日のゲストはこの方達です!どうぞ!」

 

ティオナがそう言うと、天幕が上がる。

そしてそこには居たのは────

 

「おう。久しぶりだな三日月。元気にしてたか?」

 

「うん。久しぶり。名瀬はどう?」

 

「俺も元気だぜ?オルガは最近疲れているようだから連れてきた」

 

「・・・だからって兄貴、仕事中に無理矢理連れてくる必要はねえのに・・・」

 

「気晴らしだよ気晴らし。でねえとやってられねえだろ?」

 

「ま、まぁ・・・」

 

名瀬と頭が上がらないオルガの二人を見て、アイズが三日月に聞く。

 

「名瀬さんの方が偉いの?」

 

「偉いって言うより、兄貴分みたいなもんだからじゃない?」

 

「そっか」

 

三日月の説明に返事を返すアイズ。

そんな彼等を隣でティオナは見つめながらも言った。

 

「では!オラ鉄ラジオ!!スタートです!!」

 

 

◇◇◇◇◇

 

「と、言う訳で今日は十二話から十五話まで視聴していきたいと思いまーす!」

 

「・・・楽しみ」

 

「・・・・・・」←ヤバいと思っている顔のオルガ

 

「おう、楽しみだな」←結果を知ってるけど、あえて言わない名瀬

 

「うん」←デーツを食べる三日月

 

        ────視聴中────

 

十三話最後でアイズがリモコンの停止を押す。

肩をプルプルと震わせつつも、アイズはその金の双眼を見開けさせ、三日月に責め寄った。

 

「・・・・三日月・・・アレ・・・何・・・?」

 

地の底から響くようなアイズの声と共にスクリーンに指を差す。そんなアイズを見て三日月は不思議そうに言った。

 

「アレって・・・あの時のクーデリアが可愛かったからやっただけだけど、変だった?」

 

三日月の返答を聞いてアイズはリモコンを握り潰す。

 

「あー!?アイズ!?リモコン握り潰さないでよ!?一応借りてる備品なんだから!!」

 

「・・・・やっぱりこうなっちまったか・・・」

 

「修羅場って奴だな。三日月の周りには面白い女が集まるなぁ。見ていて飽きないぜ」

 

悲鳴を上げるティオナ、顔を隠すオルガ、二人の光景を見て微笑ましく様子を見る名瀬。

三者様々な反応だが、アイズとしてはどうでもいい。

ただ一つ。三日月に言いたい事がある。それは────

 

「三日月は・・・私の事、かわいいって思う?」

 

「アイズはかわいいって言うより、キレイって感じ」

 

「・・・・そう。ありがとう」

 

黒いオーラを引っ込めるアイズを見て男性陣は────

 

「鎮火したな」

 

「鎮火しましたね」

 

アイズから溢れ出るぽやぽやとした雰囲気を見て、そう呟いた。

 

 

◇◇◇◇◇

 

「えーでは、オラ鉄ラジオもそろそろ終わりの時間に近づいて来ました!!名瀬さん!今日はありがとうございます!」

 

「良いって。俺も中々面白い物を見させてもらったしな。それに三日月達を良くしてもらって居るみたいだからこっちが礼を言いたいくらいだ」

 

名瀬はそう言いながら笑うと、アイズに言った。

 

「アイズって言ったか?三日月を落とすには大変だろうが頑張れよ?中々ライバルも多そうだしな。お前も気を張れよ」

 

「あ、はい・・・・」

 

名瀬の言葉にアイズは小さく頷く。

 

「良かったね、アイズ!」

 

「う、うん」

 

「では、皆さん次はオラ鉄ラジオぱーとふぁいぶで会いましょう!では!」

 

「「「「「またねー(な)!」」」」」

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「ねぇ、三日月」

 

「ん?なに」

 

三日月はアイズの声に反応し、顔をアイズにへと向ける。

ジッと見つめられる三日月の瞳にアイズは少しだけ戸惑いつつも、三日月に言った。

 

「わ、私も・・・してもらっていい?」

 

顔を少しだけ赤くしつつも、そう言うアイズに三日月は言った。

 

「いいよ」

 

「!」

 

三日月の言葉にアイズは顔を上げる。

そんなアイズに────

 

「────────」

 

「ん、これでいい?」

 

三日月は舌で唇を舐めながらそう言うが、アイズは答える事が出来ない。

そんなアイズを見ながら、三日月は隣に座るとデーツを口に入れてアイズが元に戻るまで、隣で座って空を見上げていた。




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