英雄フィアナの迷宮探索    作:雑魚王

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十一話 交渉とは、とりあえず強気にふっかけるもの

「そこの娘の改宗(コンバート)だったか。下らないな……」

 

「はぁ?」

 

 友達(リリ)を助けたい。

 その一念に嘘はなく、そのためだけに一月寝る間を惜しんで、盤上を整えた。

 ソーマの一言は、フィアナの想いと努力の価値を認めていないから出たものだ。かの男神に対して承認欲求を募らせる者はこの場に一人としていないが、面と向かって虚仮にされれば腹が立つ。

 幼女らしからぬ低い声を吐き出し、フィアナはメンチを切る。しかし――

 

「酒に溺れる子供たちの、酒に呑まれる子供たちの声は薄っぺらい……」

 

 ――続く独白に、ハンドアクスに伸びかけた手が止まった。

 哀愁と寂寥の気配に、フィアナは一つソーマへの理解を深める。

 

「そう、それがあんたの真実なのね」

 

 酒の神ソーマが作り出す神酒(ソーマ)。それはあまりの美味しさに万人を虜にするという。ただただ美味しすぎるが故に、一口飲んだだけで下界の住民たちは、神酒を求めるために全てを差し出す餓鬼へと変貌する。

 人間の口から出る、愛や友情、信念や矜持、その他の美辞麗句が一杯の酒で消え去ってしまう。それを可能とする神酒を恐ろしいと感じるのは、人間の立場に立てばこその話だ。酒の味に容易に負けてしまう、薄っぺらい精神しか持ち得ぬ弱者の視点だ。

 人間がたちまち餓鬼へと堕落する様子を外側から見ていたソーマには、人間の醜さしか映っていない。醜いものを見たくないのは、神も人も同じことだ。ソーマが派閥の運営に手を出さないのは、眷属に失望し、見限っているからに他ならない。

 

「本っっ当にくっだらないわねぇ!!」

 

 ソーマが愚かな下界の住人に失望したことは仕方ないのかもしれない。期待を先に裏切ったのは人間なのだから、そのことについて文句をつけていい道理はない。

 しかし、中毒性の強い神酒を利用したザニスの悪徳。及び神酒を求めるあまり、方々で騒ぎを起こす団員を放置していい理由にはならない。【神の恩恵】を与え、一般人を凌ぐ力を与えたのだから、手綱を最後まで握ることが最低限の責任だろう。

 下界の住民に失望するまでは正当だとしても、その後の自派閥に無責任な姿勢は目に余る。それはそれ、これはこれというやつだ。

 

「なら賭けをしましょうか。神酒(ソーマ)を持ってきなさい。私がラッパ飲みでも何でもしてあげるから、それで呑まれることがなかったら、私の想いと言葉が真実だと認めてよ」

 

 ソーマの無責任な堕落をこき下ろしながらも、フィアナはそこに活路を見出した。

 酒造だけが趣味の男神。彼が真実、酒造にしか目を向けていないのならば、態々『神の力(アルカナム)』を禁じられる下界に留まっているはずがない。下界の住人を放置し、一人天界へと戻り、全知全能の身に戻ってしまった方が酒造は順調に進む。

 

 ならばなぜ未だに場末の本拠(ホーム)で酒を造り続けているのか。かねてからの疑問(・・)にフィアナは一つの答えを出す。

 おそらく、ソーマは下界の住人を見限った今でも、心のどこかで期待している。子供たち(人類)が神を失望させるだけの愚者ではないことを祈っている。神酒(ソーマ)に打ち克つ者を、何年も何年も待ち続けているのだ。

 

「そうか」

 

 棚から酒瓶を取り出すソーマの背中に、フィアナは己の予想が正しかったのだと確信する。「ソーマ様!?」と動揺と驚愕も顕わにして喚き散らすザニスの声はもはや男神に届かず。かの神は盃に神酒(ソーマ)を注ぐと、ただ静かに裁定の時を待った。

 交渉は最終段階に達した。あとはこの一杯を煽るだけ。その果てに正気を保つことが出来たのならば、フィアナの勝利だ。

 

「やめてください、フィアナ様! 神酒は本当に恐ろしいんです。一口飲んだだけで、あなたがあなたではなくなってしまいます!?」

 

「フィアナちゃん、信じていいのよね?」

 

 リリとレイア、二人はともにフィアナの身を案じている。

 自分と同じ苦しみを味わってほしくないというリリの友情も、子を信じて送り出す母神の親愛も、どちらもが愛おしい。愛と友情はいつだって無限の勇気を生み出す、最高の魔法だ。

 ゆえに、二人が見ている前ではフィアナは絶対無敵を張り続ける。

 

「ええ、勿論。今だって私の傍で勝利の女神様が微笑んでくれているんだもの。負けるはずがないわ!」

 

 恐怖()勇気()の前には無力なり。杯を掴み取ると、注がれた神酒を一息に呷いだ。

 瞬間、下の上で乱舞する美味。嗅覚を通り、脳天まで貫く芳香。記憶が沈み、自我をも蕩けさせる。天に昇るような悦楽が、『幸福』の概念を圧縮して無慈悲に叩きつける。

 だが、それがどうした。フィアナの心を支配するにはまるで足りない。

 美味、美酒、すなわち美食。それもまた一つの『幸福』の形ではあるのだろう。しかし、酒が与えてくれる『幸福』は、酔いが醒めれば消えてしまう、一夜の夢のようなものだ。真の幸福に優ることは絶対にない。したがって、真の幸福を知るフィアナには『途轍もなく美味しい酒』以上でも以下でもない。

 

「ほら、神酒(ソーマ)なんてたいしたことない」

 

 ランクアップを果たした上級冒険者ならばまだしも、レベル1の幼女が神酒の魅了を振り切るとは思わなかったのだろう。ザニスは「あり得ない」と、ただそれだけを譫言(うわごと)のように繰り返し、試練を課したソーマでさえ目を見開いていた。

 

「そ、そうだ! 何か小細工を弄したに違いない! 口の中に酔い覚ましでも仕込んだか、それとも手品師よろしくそもそも飲んでいないのだろう!? そうだろう!?」

 

「散々人の力で威張り散らし、いざ自分の理解を超える事態に直面すれば取り乱す」

 

 己の優位を確信できる状況でしか戦えない。それがザニス・ルストラの限界であり器なのだ。

 神酒の悪用を思いつき、何年も続けたことで、彼の懐は潤った。その代償に、彼は『冒険』に挑む勇気を失ってしまった。財布が膨らもうと、心臓が鼓動を打っていようと、もはや彼は冒険者として死んだも同然だ。

 

「だからあんたはいつまでも三下なのよ、ヒョロガリ眼鏡」

 

 前に進む気概を失った死者が成長できるものか。死者に待ち受ける未来は、打ち捨てられるか、土に埋められるか、何れにせよ落ちるだけだ。

 

「貴様ぁ、小人の分際で調子に乗るなよ!?」

 

「違うわ。これはね、余裕って言うのよ。

 ねえ、ザニス。ザニス・ルストラ。闇派閥との(・・・・・)関係を持つ(・・・・・)あんた(・・・)との対決が予測される、この場に赴くのに、私たちが保険の一つも用意していないとどうして思うのかしら?」

 

 千年もの永きに渡り、最強の座に君臨し続けた【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】。巨大にして強大なる二派閥の壊滅を機に始まったオラリオの暗黒期。

 かの時代に邪神を名乗る神々に率いられた闇派閥(イヴィルス)は、都市全体に甚大な被害を齎し、名実ともに『迷宮都市(オラリオ)の闇』となった。しかし、都市の守護に回った派閥も決して弱者ではない。破壊と守護、二極化された二つの陣営の抗争は激化の一途を辿り、敗れたのは闇派閥だった。その後、方々で恨みを散々に買っていたことが災いし、【疾風】の二つ名を背負う冒険者に止めを刺された、とされる。 

 闇派閥の脅威は、壊滅してから数年の歳月が経過した今でもなお人々の記憶に色褪せることなく残っているが、敗北したことは確かだ。すでに過ぎ去った歴史と広く認知される。

 

「私が闇派閥と繋がっている? 奴らは既に壊滅したはずだろう。何を馬鹿なことを言って――」

 

 過去の残骸と手を取り合っているなど戯言だ。あり得ない。

 人格は最低だが、ザニスの口から零れる主張は正当性に満ちている。恐らく、前々から保身のための口上を練っておいたのだろう。脂汗を滲ませながらも、舌だけはよく回る。

 皮肉と称賛を浮かべながら、フィアナは一つ一つ事実を紐解いていく。

 

「闇派閥は壊滅した。それは間違いない。けれど残党は生きている。

 野兎みたいなものよ。野山を駆け回り、巣穴に引っ込むこともある獣を一匹残らずとっ捕まえるなんて現実的じゃない。獣より遥かに頭の良い人間ならば尚の事。逃げ果せる奴や地下に潜伏したやつは絶対にいる」

 

 都市の破壊や破滅を目論む闇派閥は、常人には理解し難い思考回路を持つ異常者だが、心身を持つ人間だ。衣・食・住の三つが足らねば生きてはいけない。表に出ればたちまち牢屋に放り込まれるか断頭台送りとなる残党たちが接触できる相手は、脛に傷を持つ者に限られる。

 残党たちは生きていくための物資が手に入り、交渉相手は汚れ仕事を任せる人材を得る。ここに汚物と汚物の共生関係が成立するわけだ。

 

「そこまで推測が立った時点で、私とレイア様は【イシュタル・ファミリア】に目を付けたの。……これだと語弊があるか。

 夜の街には酒が欠かせないのだから、神酒を持つ【ソーマ・ファミリア】と繋がっているだろうと睨み、元から目は付けていた。闇派閥とも手を結んでいる可能性が浮上したことで優先順位が繰り上げされたってのが正確なところね」

 

 都市有数の大派閥【イシュタル・ファミリア】は、歓楽街の数割を支配下に置くまさに女王。毎夜荒稼ぎし、管理機関(ギルド)にも多額の税金を納めている。風俗業一つとってみても、一級の商業系ファミリアと言えるが、【イシュタル・ファミリア】は探索系ファミリアとしての顔も持つ。

 商業と迷宮探索。二つの方向で多大な力を得た【イシュタル・ファミリア】は間違いなく、都市有数の大派閥である。

 しかし、力ある者が善良さまで備えているとは限らないのが世の常だ。況して、【イシュタル・ファミリア】の領土は歓楽街だ。人の欲望が跳梁跋扈する街は、悪意と繋がり易い。「大きな力を得てしまったのならば、むしろ繋がっていない方が不思議」とまで女神(レイア)は断言した。

 

 そして主神(レイア)の援護を受けた、眷属(フィアナ)が参戦した。彼女の数少ない技能が活きる。

 

 リリが【ソーマ・ファミリア】の呪縛から中々脱することができなかったように。力に乏しい小人族の多くは暗い過去を持つ。フィアナも故郷で恵まれた生活を送っていたわけではない。

 小人の人生には、差別と迫害が当たり前だ。日常的に人の悪意に晒されるのだから、その手の感情には敏感になり、また対処の方法も心得る。リリが冒険者を標的とした盗人に落ちたように、フィアナもただの天真爛漫な少女ではいられなかった。

 明るい笑顔の下には、冷たい刃を隠し持つ。(ザニス)を前にして見せる、冷徹な顔がまさにそれだ。人の悪意を嗅ぎ分け、見抜き、徹底して追い詰める。

 

「あそこの派閥はドブ以下の臭いをプンプン振り撒いてるから、調べるのは簡単だったわ」

 

 歓楽街は、オラリオに必須の存在だ。冒険者という荒くれ者たちの欲望を発散させる場がなければ、どこで爆発するか分かったものではない。

 それゆえに、娼婦を仕入れる人身売買を始め、歓楽街の(ルール)はギルドにも黙認されている。歓楽街の女王たる【イシュタル・ファミリア】にいたってはその傾向がより顕著であり、その規模と力故に誰も文句を言えない。

 悪行三昧であろうと追及を受けないのだから、当然手を広げる。より成果を上げるために反則も行う。その一つが闇派閥との取引だ。

 【レイア・ファミリア】は新興かつ無名の派閥だ。そのため、どこの勢力も完全に無警戒(ノーマーク)。人の油断を引き出す小人の容姿と、海千山千の女神の話術を以てすれば、情報を集めることは容易であった。

 

「だから何だと言うんだ。仮に、仮にだ、かのファミリアが都市の闇と手を結んでいたとして、そんなことは私には関係のない話だろう。一体どうして【ソーマ・ファミリア】に飛び火する」

 

「闇派閥と仲良しこよししておきながら、デカい顔で都市に君臨していられる大派閥。小悪党(あんた)から見て、これほど良い取引相手はいないって話よ」

 

 ザニスが【イシュタル・ファミリア】に卸した商品は『美しく若い女』と『神酒(ソーマ)』だ。つまり娼婦の候補と、それを繋ぎ止める縛鎖である。

 彼の手口は突き止めれてみれば、種も仕掛けもない。

 街で見かけた美女に声を掛け、酒場に連れ込む。事前に手を回し、店主に渡した神酒を女に飲ませて魅了が完了した後に【ソーマ・ファミリア】の本拠へと連れ込む。適当に遊び、愉しみ、飽きた末に【イシュタル・ファミリア】に売り飛ばすだけだ。

 ギルドが歓楽街の法を静観している以上は、【イシュタル・ファミリア】との取引で罰則は下されない。加えて、犯行の中核を担う神酒はただの酒だ。天井知らずの美味ゆえに麻薬以上の中毒性を持つ、ただの酒。有害物質は含まれず、製造過程も真っ当そのものであるから、ギルドも製造停止の処分を下し難い。

 取引相手の【イシュタル・ファミリア】からしても、旨みの多い話だ。まず、娼婦という寿命の短い商品の安定供給が確約される。しかも、望まぬ形で歓楽街に落とされた彼女たちも、神酒を飲ませて虜にしてしまえば従順だ。神酒を求めて進んで春を売り、在りし日の日常への逃走など思い浮かびもしない。

 

神酒(ソーマ)と【イシュタル・ファミリア】の性質を良く理解した商売だと思うわよ? 足りない頭でよく考えたものだわ、褒めてあげる」

 

 ザニスが犯した最大の失敗。それは、フィアナのような人種を仮想敵に含めなかったことだ。

 都市の憲兵や管理機関には決して摘発できない【ソーマ・ファミリア】の牙城。しかし、その守りは『道理も秩序も知ったことじゃねえ』と突っ走る者たちには紙も同然。

 神酒は類稀な技術の産物であり、合法の品である。――それがどうした。

 【イシュタル・ファミリア】との取引は、都市の維持のために黙認すべし。――知ったことじゃない。

 

 全ては友のために。友の涙の上に建てられた秩序や安寧に価値は無し。

 

「ところで、私のご尊顔に見惚れて、私の美声に酔い痴れるのも良いけど、あんまりゆっくりしてると死んじゃうわよ?」

 

「…………なに?」

 

 小人族の幼女に、レベル2の強者が命を脅かされるという不可思議。荒唐無稽にして意味不明。『レベルの差は絶対』という真理を覆す妄言も、しかしフィアナの真剣な面持ちが鼻で笑うことを許さない。

 

「闇派閥にとっての恐怖の象徴。堕ちた正義の剣。苛烈なる復讐者(アベンジャー)。【疾風】があと少しでやってくるわ」

 

「はっ! 何を言いだすかと思えば馬鹿なことを。奴は三年前に消息を絶ってからそれっきりだ。生きているはずがない! 縦しんば生きていたとして、どうやって渡りをつけると言う?

 【イシュタル・ファミリア】の闇の一端を掴んだこと、連中との取引を推理してみせたことまでは評価してやるが、所詮は子供だな」

 

 神々は例外なく下界の子供たちの嘘を見抜く。それを知るからザニスは否定を口には出さなかった。ただフィアナの謎解きを推理と扱き下ろす。

 犯罪の手口が極めて狡猾であることも含め、『ギリギリの(ライン)』を見極める慧眼だけは大したものだ。

 

「物証があるわけでもないんだし、そりゃ(しら)を切るか」

 

 フィアナは小さく溜息を吐く。その挙動には、獲物を仕留める機会を逸した後悔や、逆転されるかもしれないという焦燥がない。まるで「一手増えるから面倒だ」とでも言わんばかりに、己の盤石を確信している。

 なぜなら、ザニスの往生際の悪さも想定の内なのだ。

 悪人にもやむにやまれぬ事情があった、あるいは土壇場で改心する。そのような優しいご都合主義には最初から期待していない。期待するには、フィアナは汚いものを多く見過ぎた。

 だからこそ、仕留めるべき時に確実に仕留める。詰めを甘くはしない。

 

「私が開陳した『事実』を、あんたは『推理』だと言う。平行線になるだけだし、その是非を問うつもりはないわ。ただ、真実かどうかは自分の胸に聞きなさい。

 ただ、もう一つ私の忠告も聞いておくべきね。あんたの罪と大派閥の闇。この二つを暴いた(・・・・・・・・)私たちが(・・・・)女一人の(・・・・)行方を掴めない(・・・・・・・)とどうして(・・・・・)断言できるの(・・・・・・)?」

 

 ギルドやその他の派閥の目から隠れる悪知恵。そこには相応に自信と自負があったのだろう。年を重ねた実績もだ。

 仮に指摘されても、口だけならば幾らでも強がれるし、白も切れる。けれど、犯行に自信があったからこそ、それを暴き立てた探偵の情報収集能力には舌を巻く。

 つまり、ザニスの悪知恵がそのままフィアナの言の保証となるのだ。もはや言い逃れの余地はなく、また言い逃れする意味がない。韜晦したところで、首を撥ねられてしまえば、全てはお終いなのだから。

 己の死の未来を幻視し、蒼白となったヒューマンが膝から崩れ落ちた。

 

「神酒に呑まれなかった瞬間に、私の勝利は確定したの。あんたはそれにも気付かず、無様に喚いていただけ。とんだ間抜けね。もう一度言うわ、だからあんたは三流なのよ!!」

 

 

 




行き当たりばったりっぽいフィアナちゃんの行動ですが、一応ちゃんと計画は練っているんですよ、これでも。
フィアナちゃんの立てた計画の内容も、どっかで明かした方がいいですよね。が、頑張りたい……。

【レイア・ファミリア】に新加入する幼女はどんな幼女が良いか

  • 他作品の幼女がゲスト出演
  • 黙って原作に従い、原作幼女を集める
  • 読者の考えた幼女が参入
  • 性別転換薬を製作し、男キャラをTS
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