ありふれない聖剣はなぜか僕を選んだ。   作:lkjhg

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つい最近新しいやつの連載を始めましたがそのあとにこれのネタを思いつきまして。
誠に勝手ながらこちらの方も投稿します。思い付けば書くってスタンスなのでかなり不定期になります。


第一話 出会いは突然に

突然ですが僕は転生というものをしています。

転生の様子は特に何もなかったので省かさせていただきます。

結果を言いますと特にチートのようなものはなく普通に平穏に暮らせていました。

 

ですがある日突然空から剣が降ってきまして。

目の前に落ちて道路が少し陥没しました。

僕はどうしたらいいかわからず、それなのになぜかその剣を拾って家に持って帰りました。

正直自分でもなぜそんなことをしたのかわかってはいないのですがとりあえず持ち帰ったんです。

 

道路の状況を見たのか隕石が降ってきたとかいうのが流れてバレるかもしれないとドキドキしていました。

それでも人の噂も七十五日でしょうか。

気づいたらなくなっていましたね。

そして丁度噂話がなくなった頃になんと、剣が話しかけて来たんです。

ええ、自分の頭がおかしくなったんじゃないかと思いました。でも現実だったんです。

何もない平穏な世界だと思っていたのですがわりとオカルトチックなことはそこらへんに轉がっているみたいですね。

というかオカルトですね。

 

ええとそれでですね、その剣は自分のことをエクスカリバーと言ってるんです。日本語で書くと【約束された勝利の剣】だそうです。

 

 

 

えっとどうしてFate系作品で有名なセイバーの宝具なんですかね。というかなんで自我があるんですか?

 

 

 

転生前の世界で有名だったFate/シリーズ。

なんで神造兵装が。

鞘もセットですよ。もちろん。

ということは僕の成長はここで止まるんですね。わかります。

 

そういえば…神様に言われたことを振り返ってみると

 

『きっと面白いことが起こるから楽しみにしておきな』

 

というような事を言っていたと思います。

今思い返してみるとわりとフランクな感じでしたね。

で、ですよ。

もしかしてこれが面白いことだったりするんですかね。

どうなんでしょう。

問い詰めてやりたかったりしますができませんし。

 

 

 

 

もう諦めましょう。

そういう運命だったのだと。

 

『いやー諦めてるところ悪いけど私の相手もしてよ?』

 

こ、この剣直接脳内に!

 

…ふざけるのはやめましょう。

それでなんのようでしょうか聖剣さん。

 

『なんか冷たくない?まぁそれはいいとして君は選ばれたのだ!』

 

ええそれはわかっています。

なぜ僕を選んだのかです。

 

『それは…そこにいたから?』

 

えっ。大丈夫なのでしょうかこの剣。

もち帰った僕も大概ですが。

 

『んーなんというかビビッと来たんだよね。前の担い手たちに似たものを感じたというか』

 

僕は彼女のような騎士道精神は持ち合わせていないですし強くもありませんよ?

 

『私の場合騎士道はいらない。強さもいらない。これから強くなればいいからね。』

 

エクスカリバーなのに?

 

『私は本来のエクスカリバーではないけれどそれと同等のものだよ。星が生み出したのも同じ。でもオタクたちの願いや思いによって作り出されたんだよ。』

 

なん…だと…

 

『だからいらないのよ。それでも聖剣としての意地はあるから本来の物と性質、性能は一緒だよ。』

 

軽く目眩がしてきました。

なんですかこの無理矢理感のある設定は。

僕にはそれの真偽を判断する術はないので信じるしかないです。うう〜なんとも言えない感覚です。

 

しかし一つ質問があります。

前の担い手と言いましたがあなたは本来のエクスカリバーとは異なるものでしょう?なのになぜ担い手がいるのですか。

オタクというものは地球の、主に日本のサブカルチャーである点を考えるといるとは思えないのです。

 

『いい質問だねぇ。でもねぇ結局気にしなくていいのよそんなこと。でも答えが欲しいだろうからぶっちゃけて言うけどそれっぽい雰囲気になるような事を言っただけだよ。だから君が始めてだよ。』

 

そろそろ怒ってもいいですか。

 

『それでー名前教えてよ。我が担い手よ。』

 

「急にかしこまらないでください。少し驚いてしまったじゃないですか。ともかく自己紹介ですね。僕は菱沼蒼です。」

 

『あら見た目もそうだけれど名前も女の子らしいわね。』

 

うるさいです。

なぜ名前だけでも男っぽくしてくれなかったのかと思います。

両親のつけてくれた名前に文句は言いたくないですが。

ところであなたのことはなんと呼べばいいでしょう。

 

『うーん聖剣でもいいんだけどそれだと面白みがないというか色がないというか。だからつけて!』

 

ええ!?

んーとそうですね…少し調べます。

 

 

 

これにしましょう。

 

ラテン語で剣を意味するgladius(グラディウス)という単語があります。それの最初のほうをとってグラディなんてどうでしょう?

 

『まぁそれでいいかな。』

 

なんですか。つけてもらっておいて不満ですか。

 

『いや思ったよりも安直だなーって思って。』

 

これで決定ですね。

さてグラディ。もう寝たいのですが。

 

『無視ですかー。そうですかー。じゃあおやすみ。』

 

ではおやすみなさい。

 

 

「…剣って寝るんでしょうか」

 

返答は…ありませんね。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ここはどこでしょうか。

夢だと思いたいですがいささかリアル過ぎます。

頬をつねったりしてみたのですが普通に痛かったです。

でも覚める気配はないですね。

 

「問おう。同じ聖剣を持ちし者よ。なぜここにいるのですか?」

 

アルトリアさん?!

あ、真名言っちゃいましたね。

 

「現実世界で寝たと思うのですが意識がはっきりした状態でここに立っていました。僕が聞くのも変な話ですがどうしてあなたがここにいるんですか?」

「召喚に応じて見れば私もよくわからない場所で混乱しているんです。なにか覚えはありませんか?」

「おそらく僕の持ってるこいつのせいですね。あの、僕に剣を教えていただけませんか。生まれてこの方剣を振ったこともなく争いもなかったので。」

「それは素晴らしい世界ですね。ですがそのような世界ならばいらないのでは?」

「実は転生というものをしていまして前世でも争いは特になかったのですが今生で急にこの聖剣が、現れました。だからいずれ何かが起こると思ったんです。」

「なるほど。生きるための力がほしいと?」

「ええ。あなたの精神に反するかもしれませんが、最低でも家族だけは守りたい。」

「わかりました。あなたに剣を教えましょう。この際精神面は後回しにします。きついですががんばってください。」

「ありがとうございます。」

 

 

このあとお互いに自己紹介を行った後訓練に励みました。

訓練内容はスパルタですね。

ですが自分で頼んだ以上ギブアップするわけにはいきません。

 

ところでどうして僕の体に竜の因子があるのでしょうか。

最初から疑問ばかりです。

でも仕方ないじゃないですか。

創作上の物がこうしてころころ出てくるんですから。

 

 

結局のところ夢から覚めることはなく日にちを数えるのも億劫になったのでどれくらいたったかわかりません。

ですが時間をかけたおかげで彼女のほとんどを吸収できたと思います。

剣術から魔力放出、宝具の使い方。

おそらく高校レベルの数学。

他にも色々教わりました。

感謝しかないですね。

 

そして出会いが唐突であれば別れも唐突なようで

 

「あなたとの生活はなかなかに楽しかったです。教え甲斐もありました。」

「こちらこそありがとうございました。またいつか会いたいです。」

「会えたらいいですね。もう時間のようです。悔いのないように戦いないさい。」

「はい。本当にありがとうございました。」

 

なんとなく寂しいですね。

と、僕も戻るようです。

 

 

「戻ってきました。というよりは起きたと言うのが正しいのでしょうか。」

 

スマホで時間を確認しましたが日にちはたってないですね。

とりあえず学校へ行く支度を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの、なんで胸があるんでしょうか。




最後までお読みいただきありがとうございます。

トータスは少し先になると思います。


グラディ「ちょっと解説するよ。アルトリアちゃんと蒼が夢のなかで訓練してたところはかなーり時間の流れを早く設定したよ。だから十年くらいたってるかもね。で、私は蒼が寝てる間に竜の因子を蒼の体にえいやって突っ込んでた。蒼が起きたとき夢とも現実とも取れる不思議空間での経験がインプットされるようにしたよ。肉体もそれに合わせて変化する。だから違和感を感じるとかの描写はないよ。」


グラディ「胸…おっぱいの件は次回で!」
作者「なんで言い直したの…。一応R15タグつけとこう。」

キャラつくりの一環で喋り方をですますにしてるのですが読みにくかったりしますか?

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