ありふれない聖剣はなぜか僕を選んだ。   作:lkjhg

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TSものっていいよね


第2話 女の子になった後のあれこれ

なぜ胸があるんでしょうか。

巨乳というほど大きくはなく貧乳というほど小さくもない。

はっきりあると確認できます。

いえ、問題はそこではありません。

問題は原因がなにかです。

まぁ思い当たるのは一つしかないですね。

 

「グラディ。説明を」

『え、えっとですね。蒼の体に竜の因子をぶち込んでる最中に閃いちゃってやっちゃた。男の癖に可愛いのがいけないんだよ』

 

目眩がします。

 

親が来たらどうしてくれるんで、す…か?

 

????

 

 

 

そこには、ドアをあけてかたまっているははおやがいた。

 

 

 

夢ならばどれほど良かったでしょう。

決して歌っているわけではありません。僕の本心です。

 

「あ、あなたーッ!蒼がお、女の子になったわ!」

 

あ、あの母さん?

 

「何ッそれは本当か?すぐに行くz」

「来るんじゃないですよ変態父さんっ!」

 

間一髪で扉を閉めれました。

なにせ今の自分上半分裸ですから。

 

着替えようとしてパジャマなどを脱いだものの自分に胸があることがわかり呆然としていたところに母さんが登場。見られました。そして母さんは父さんに報告。そして急いで来る父さん。

母さんが父さんを呼んだあたりで僕は再起動を果たし見られる前に扉を締めたのが今です。

男だったとしても着替えを見られたくはないですよね。

そうですよね?

 

ともかく今ある服を着ましょう。

学校はいきません。サボります。

少し考える時間が欲しいです。

 

幸いなのは両親が僕が女の子になったことを喜んでいることでしょうか。両親としては女の子が欲しかったらしくてですね、男でありながら中性的だったのでレディースの服を買ってきて『着て!』って言ってくることもありましたので今後の家庭内は問題ないでしょう。

 

問題は学校と戸籍ですね。

学校で『女の子になっちゃいました』って言ったらどうなるでしょう。色々話が広がってマスコミやら研究所から検査要請とか来そうです。いやですよモルモットは。

性転換する前でさえ女子からのスキンシップは激しかったんですからこれ幸いとさらにエスカレートする気がしてなりません。僕としては転校一択ですね。

そこで女子としてはじめましてのほうが色々やりやすいはずですから。

それに今の学校は親しいと呼べるほどの友人はいません。

家の急な事情ということにしましょう。

 

次は戸籍ですね。

住民票に男として登録されてるはずですからどうしましょうか。最悪変えなくても大丈夫だと思いますが。

これに関しては未成年の僕ではわからない事のほうが多いですから親に任せましょう。嬉々として変えに行きそうですが…

 

「いつまで部屋に籠もってるのー?早く出てきなさい。学校は行かなくていいから。あなたは早く仕事に行ってね。」

「そ、そんな。」

「行け」

「イエス、マム!」

 

家庭内ヒエラルキーってわかりやすいです。

父さんは車で通勤しているので車のエンジン音が遠くなってから出ました。

 

「え、えっと母さん。僕はどうしたらいいのでしょう。」

「んーまずは買い物ね。」

「え?」

「下着やら私服やら買わないといけないでしょう?だからよ。」

「でも僕は男…」

「今は女の子でしょ?下の方は見てないから知らないけど。」

 

しばらくお待ちください。

 

 

 

 

な い で す。

 

 

 

 

「わかりました。お願いします。」

「さて今あるやつを着せておこうかしら…」

 

といって持ってきたのはゴスロリドレス。

一応買ってきたやつ記憶してるのでまともなやつがあったと思うのですが着させてくれそうにないですね。

はぁ。羞恥心との戦いが始まりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

というわけでやってきました大型ショッピングセンター。

買い物をするときここに来ると買いたい物がだいたい揃うという品揃えと店の多さ。

母さんが真っ先に向かったのは下着の店でした。

僕は終始顔真っ赤です。

自分でもわかりますよ。

見た目は女の子でも精神は男ですからここにいていいのかとずっと思ってます。

 

 

 

そして母さんの好みで僕に合うやつをいくつか買ってもらいました。買ってもらったというより気づいたときには買っていましたね。スポーツ系で良かったのですが…

 

 

 

このあとは色々と私服関連を買いました。

今日で10万くらい使ったのではないでしょうか。

うちはわりと裕福な方なので大丈夫だと思いますが生活が困窮するほどのお金の使用はやめてほしいです。

 

 

家に帰ったら女としてのいろはを教わりました。

そして父さんが帰って来ると家族会議ですね。

転校を希望することと性転換の経緯を話しました。

 

「グラディちゃんナイスよ。」

「グラディさんありがとう。」

 

両親が感謝していたことにグラディでさえ戸惑っていました。転校のことはあっさり了承されました。

それで戸籍のことを聞いてみると

 

「問題ないわ。お母さんに任せなさい。」

 

こういうときの母さんはとても頼りになるのですが今回何をするか想像つきません。

引っ越しはすぐに行われました。

父さんは仕事の関係で居残りです。

あのときの父さんは過去一番で悲しそうな顔をしていました。

 

転校先でもおなじ現象が起きました。

女子のスキンシップが激しいです。

やめてください。精神は男なんです。

なんて言えるわけもなくされるままです。

胸があたったとかいい匂いが…という以前に疲れます。

疲れるだけです。

構われまくる猫のような気分です。

実際にそういう気持ちなのかは知りませんが。

 

反対に男子はというと近づきません。

近づかれて変なことをされるよりましではあります。

近づかないのは僕の周りの女子が番犬みたいになっているからです。

 

 

毎日疲れ果てながらも日々は過ぎていき高校入試も合格して入学しました。

高校では中学の時ほどではない程度のスキンシップです。

ひっじょーに助かっています。

 

同じクラスの八重樫雫と白崎香織という友人ができました。

雫はいい人です。ただソウルシスターズなるものがあります。彼女たちは雫をお姉さまと呼んでいます。一種の宗教団体と思って構いません。

僕にもソウルシスターズよりも小規模ですがそういう組織があります。同じ中学校から僕と一緒にいたいが為に同じところを受験し合格した3人の女子がいました。その3人が幹部をやっているので僕は『ケルベロス』とその組織を呼んでいます。

名前はあれですけど悪さはしていません。たまに男子が連行されてるのを見るくらいです。彼女たちのおかげで平穏に暮らせていたりするのでたまに一緒に遊びに行ったりします。いわゆるご褒美というやつでしょうか。

それで彼女たちは満足するので安いなぁと密かに思ってます。

 

 

そんな彼女たちでも手を出せないのが天之河光輝です。

彼は壊れているように思えます。

ありえないレベルの独自解釈をしますから。

南雲ハジメという友人がいるのですが一緒に昼ごはんを食べようとしたら一緒に食べようとか言ってきますし邪魔されるんですよね。大して仲良くないのに。それを見ていたケルベロスのみなさんが動いたようですが天之河親衛隊っぽいものがありましてそれも女子の集まりですが規模が違いますね。戦力差なら日本とアメリカでしょう。その戦力差の前に引き下がるしかなかったようです。

 

変な話ですよね。戦争でもしてるんですか?

 

僕はなんだかんだケルベロスの皆さんには感謝していますから怪我をしないようにだけ言いました。

 

 

次に白崎香織ですが私のような組織はありません。その代わりというわけではないですが本人がやばいです。彼女は南雲ハジメが好きですが天然なのかさらっとやべーことを口にします。やばいです。ヤンデレといったあたりですかね。

 

さて僕の友人の話は終わりです。最近一人称が『私』になりかけてます。たまに間違えるんですよね。

ですが僕は『僕』のままで行きます。

 

 

ところで今日グラディに嫌な予感がすると言われたんですよ。チンピラとかヤクザ程度であれば魔力放出するまでもなく倒せるのでそんなことを言わないですが核兵器レベルなら言います。最悪鞘の宝具を解放してその中にこもればいいので死ぬことはないでしょう。

 

僕も昼食を取りましょう。魔力はほぼ無限に回復しますが空腹感は消せません。

 

それにしても先程から微弱ながら魔力を感じるんですよ。

この世界に僕以外にそんな存在はないと思いたいですが警戒するに越したことはないですね。

鎧と剣をすぐに展開できるように準備しておきます。

 

 

 

…していたのですが対抗策がありませんでした。

まさかの異世界への転移のようです。

fateでいうと第2魔法あたりですかね。

呪詛とかなら弾けたりしたと思いますが転移自体はバットステータスにならないみたいですね。

今回天之河くんを中心に魔法陣が浮かんでいました。

天之河くんまたあなたが厄介事を引っ張ってくるんですか。

以前にも関わらなきゃいいのに顔を突っ込んだりしてますし、中途半端にしか解決しないのでこの上なく迷惑です。

 

 

さて状況を確認しましょう。

クラスごと転移をさせられました。

これからの展開を考えると魔王を倒せとかそこらへんでしょう。となると問題として挙げられるのは僕を除いて他の人は皆一般人なのでどれくらい戦えるか、ですね。

流石に訓練も無しに行けとは言わないでしょうしこういうもののテンプレはだいたいチートを持っていてクラスの一人が雑魚って感じですね。

僕の場合いりません。

もうすでにアルトリアの技は習得していますしグラディのおかげで魔力はほぼ無限。

自画自賛かもしれませんが生けるアルトリアって言ったところですね。でも直感や一部のスキルは彼女に劣ります。

なるべくしてなった彼女に対し僕は半ば流れでなったようなものですから。

劣って当然です。

 

と言いつつも訓練中悔しかったんでかなり頑張ったのですが同じにはなりませんでした。

 

どうでもいいですけどマーリンあたりが見てそうですね。

 

 

「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎致しますぞ。私は、聖教教会にて教皇の地位に就いておりますイシュタル・ランゴバルドと申す者。以後、宜しくお願い致しますぞ」

 

 

始まりましたね。

バットエンドとなるか、ハッピーエンドとなるか。

今から気にしたところで意味はないかもしれません。

しかしどうせならハッピーエンドのほうがいいに決まってます。

キャラつくりの一環で喋り方をですますにしてるのですが読みにくかったりしますか?

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