敏腕(感)男、マネージャーするってよ   作:如水くん

121 / 146
モンハン、ガチ目にやる事が無くなってきてヤバいですwクシャル装備に向けての珠集めも一区切りついた上に護石もいいのがきて完全にやる気がないですハイ()


12月18日(木)

天「あー•••そういや今日木曜か」

 

毎日が忙しくて、もう曜日感覚がおかしくなっているらしい。

 

天「終業式いつだっけ?」

 

椅子に体重を預けて、ダラーっと脱力する。頭を後ろ向きに回して、後ろの席の焼野原くんに顔を向ける。

 

焼野原「おぉ•••急にそれをするな怖いわ。確か来週の月曜だったはずだけど」

 

天「もうそんな時期か•••早いな。まぁでも学校行かんでいいって考えると楽だな」

 

ケラケラと軽く笑う。焼野原くんもそれは同じようで、俺と似たような笑みを浮かべていた。

 

焼野原「まぁでもお前は冬休みなんてあってないようなもんだろ?どうせ仕事漬けなんじゃないか?」

 

天「否定できないのが辛過ぎる。まぁ実際仕事の上に漬物石置かれてるわけだけど」

 

焼野原「表現が謎過ぎんだろw」

 

天「それなwクソつまんねぇwww」

 

なんか初めて男子高校生なノリができた気がする。正しいのかどうかはさて置きだが。

 

天「つっても、高校一年もうちょいで終わりかぁ。はえぇなぁ」

 

焼野原「そうだなー、あっという間だった••••••」

 

俺と焼野原くんはしみじみと感じながら、ほぅ、と息を吐く。

変にしみったれたが、まだ後二年高校生活があるのだ。どうもこうも言ってられない。

 

天「ま、来年からは受験も視野に入れないとなー」

 

焼野原「え?受験の事考えるのなんて三年生になってからだろ?」

 

天「遅い遅い」

 

俺は人差し指を振って、焼野原くんを挑発する。あまり意味が分かってなかった彼は、首を傾げるだけだった。

 

天「三年生になってから急いで考えるよりも、二年生の間に志望をいち早く決めて受験に備えるんだよ。焦らずに確実にだ」

 

焼野原「ははっ、神山らしいな。相変わらずの安全思考で安心したわ」

 

天「物事は確実に片付けないとな。それに、失敗するよりはマシだろ?」

 

焼野原「それもそうだな」

 

納得したように焼野原くんが笑った。野郎と何気ない会話をするのも楽しくて、俺は心が少しウキウキしていた。

 

天「(俺自身も少しずつだが変わってるんだよな••••••)」

 

昔は人との繋がりなんて一切どうでもいい、なんて考えてたけど今は違う。こうやって繋がっていけばいくほど、人として成長できる。変わっていくことができる。

最も、それを教えてくれたのはPhoton Maidenのみんなだけどな。

 

焼野原「••••••やけに嬉しそうだな?」

 

天「ん?あぁ•••今の環境に感謝してたんだよ」

 

焼野原「ふーん?」

 

天「自分から訊いてきた癖に白けた反応すんなよ」

 

無表情で応えた焼野原くんに対して、俺は苦笑混じりで悪態をついた。

と、そこに教室の外から声が漏れてきた。

 

りんく「天くーん、いるー?」

 

天「•••りんく?」

 

焼野原「お呼ばれか?行ってきなよ」

 

天「へーいへいへい」

 

焼野原「時には起こせよムーブメント♪」

 

天「死ね」

 

焼野原「辛辣!!」

 

ノッてきてくれたところ悪いが、そういう気分ではなかったのでキツい一言だけを投げつけた。

泣きそうな顔で俺を見送った焼野原くんは、すぐに別の男子に絡み始めていた。

廊下に出た俺は、りんくと顔を合わせる。

 

天「んで、なんか用?」

 

りんく「実はねー、ハピアラでクリスマスライブやるから来て欲しいなーってお願いしに来たのー!」

 

天「•••••••••ぶふっ•••!」

 

つい、噴き出してしまう。え?こいつPhoton Maidenがクリスマスライブやる事知らないわけじゃないよな?

 

りんく「もー!何で笑うの!?」

 

天「いや、悪い悪い。せっかくのお誘いだが生憎ウチも同じ予定でな、りんくの方に顔を出すことはできないんだ」

 

りんく「あっ、そっか。天くんもライブ会場の方に行かないといけないんだ!」

 

ハッ、とした様子でりんくは恥をかいたように頬を赤く染めた。それが何だか面白くて、更に笑ってしまう。

 

天「ちょっとした保護者みたいなもんだからな」

 

りんく「あの中だと天くんの方が歳下なのに?」

 

天「屁理屈言ってんじゃねぇよ」

 

減らず口の両頬を指で摘んで引っ張ってやる。びよーん、と餅のように柔らかく伸びた。

 

むに「ちょっとアンタたち何やってるのよ••••••」

 

りんく「ほはふんひひっははへへふー」

 

天「何て言ってるかわかんねぇ••••••」

 

このままじゃ会話が成立しないような気がしてきたので、指を離す。

意外と触り心地良かったんだよな•••。

 

天「むには何でこっちに?」

 

むに「アンタとりんくが一緒にいたから気になって来ただけーーちょっと!にょちお持っていかないでよ!」

 

天「いいだろ可愛いんだから」

 

ちょうどいいところにむにの頭に乗っていた、猫型音楽プレーヤーことにょちおを抱き上げる。これがむにの自作だって言うんだから驚きだ。

 

天「こうして見てると、猫とか犬とか飼いたくなるんだよなぁ」

 

りんく「飼わないの?」

 

天「あぁ。俺も父さんも母さんも仕事で忙しいから、世話は月に任せっきりになってしまうしな。それにあいつも高校に入ったら忙しくなるだろうし、ペットなんて飼ってる暇はないんだ」

 

にょちおを撫でながら、俺は力なく笑う。だからこうやってにょちおをペットーー家族代わりにしているのかもしれない。

たまにご近所さんの犬や猫と戯れたりもするが、やっぱり家にちゃんといる方がいい。

 

天「にしても本当にこいつは可愛いな」

 

とても愛くるしいデザインをしていて、いつまでも見ていたい可愛さだ。マジでこのままお持ち帰りしたい。

 

むに「もう終わり!」

 

天「残念」

 

無理矢理むにに奪われて、俺は肩をすくめる。にょちおを大事そうに抱えているむにも、それはそれで可愛い。

 

りんく「あっ!そうだ!今度の休日、天くんのお家に行ってもいい!?」

 

天「唐突だな•••俺は構わんぞ」

 

りんく「じゃあハピアラのみんなで!」

 

天「ん、わかった」

 

むに「わ、私も!?」

 

むにが自分自身に指を刺しながら驚いたような顔になる。俺とりんくはお互いに顔を合わせてから、むにに対して頷く。

 

天「むにも来いよ。妹が大量にゲーム持ってるから、遊んでやってくれ」

 

むに「しょ、しょうがないわね!どうしてもって言うなら行ってあげるわ!」

 

天「決まりだな。じゃあ頼むわ」

 

ヒラヒラと手を振って、俺は教室の中に戻っていく。そこで、別の男子生徒と談笑していた焼野原くんがこちらに気づいた。

 

焼野原「終わったか。なんかあったん?」

 

天「休日うちに来るらしい」

 

男子生徒A「どうして神山ばっかり••••••!」

 

男子生徒B「許さん、許さん•••!呪い殺してやる••••••!」

 

天「いつにもなく荒れてんなぁ」

 

九割が俺の所為だが能天気に言葉を垂らすだけにしておいた。これくらいおちゃらけておけばキレるのもバカらしくなるだろう。

 

咲姫「りんくさんたち、天くんの家に来るの••••••?」

 

天「ん?そうだけど?」

 

咲姫「•••私も行く••••••」

 

天「あぁ、わかった」

 

横から入ってきた咲姫も、小さな声で参加を宣言した。今更一人増えようが変わらないので、俺は頷く。

 

男子生徒A「神山の家って•••美少女が集まるパワースポットなのかな••••••」

 

男子生徒B「俺も神山の家に行ったら美少女と一緒に過ごせるのかな••••••」

 

焼野原「切実だなお前ら••••••」

 

血涙を流す男子生徒二人に、焼野原くんが呆れながら宥めていた。面倒な友達持ったな•••。

 

天「というかハピアラのメンツで来るってことは麗もいるのか••••••。現役お嬢様に家見られるのあんまり好きじゃないんだよな」

 

リリリリの奴らというか前例があるとは言え、やはり憚れるものが少なからずあるのだ。頭をポリポリと掻きながら唸る俺に、咲姫が手を握った。

 

咲姫「堂々としてた方が天くんらしい」

 

天「え?あっ•••わかってるよ」

 

コツン、と頭を軽くぶつけて、ニッ、と軽く笑う。咲姫も微笑むような表情で俺を見上げた。

 

天「まぁでも、とりあえず••••••」

 

目の前で泣いてる男子二人•••止めるか。床もあいつらの血の涙で汚れてるしいい迷惑だわ。




適当にモンハンしながら執筆もちょいちょい進ますcar。まぁほとんど終わってるんだけどね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。