敏腕(感)男、マネージャーするってよ   作:如水くん

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明日また休みってマ?積ませてるエロゲ終わらせないとwそして明日に今日注文したエロゲが届くというね。最低最悪の無限ループwww


誰が見てるかわからないから怖い時ってあるよね

学校に着き、俺と乙和さんは一度別れた。一年の教室に入って、自分の席に座る。そこで一気に緊張の糸が切れて、だらしなく椅子の背もたれに体重を預けた。

 

天「はぁ••••••疲れるな」

男子生徒A「疲れるって?」

 

俺の呟きに、一人のクラスメイトが反応を示した。俺は肩をすくめて、クラスメイトに目を向ける。

 

天「まぁ、ちょっとした事だ••••••疲れるって言ったけど、どちらかというと怖いの方が正しいかもな」

 

変に手を出してしまわないか、行動一つで空気が一気に悪い方向に変わってしまわないか。俺の頭の中は恐怖でいっぱいだった。

今でこそ彼女は昨日より明るく振る舞えている。それでも心の奥底では、わかりやすいくらいにトラウマが見え隠れしていた。

 

男子生徒A「ところで話は変わるけど、お前、花巻先輩と仲いいだろ?」

天「••••••?乙和さんがどうしたんだ?」

 

突然乙和さんの名前が出てきて、俺は疑問を感じて首を傾げる。男子生徒は、至って真面目な面で話を続ける。

 

男子生徒A「いや、あの人すっごいモテててな••••••今まで全部フッてきたらしいけど、神山はどうなんだろうと思って」

 

うーん言いづらい••••••実は告白されてて今返事を考えてまーす、なんて言えば恐らく乙和さんに告白した人全員にぶっ殺される。それだけは嫌だ。だから適当に流そう。

 

天「あの人の恋愛事情には踏み込んでないから、そこら辺は一切わからん。そもそもあの人がモテてた事自体初耳だった」

 

これは事実だ。あのおちゃらけたワガママおバカの何処がいいんだか。••••••自然と悪い気がしないのは気の所為だと願いたいな。

 

男子生徒A「でも今日の朝くっつきながら来てなかったか?」

天「ギクっ」

 

核心を突かれて、俺は震える。そういえばそうだったぁ••••••。どうやって誤魔化そう•••いや、事実をちゃんと伝えればいい。それでおかしくなくなる。

 

天「昨日、乙和さんが襲われてな。それがトラウマみたいになってるんだ」

男子生徒A「え?そ、そんな事があったのか•••!?それで、あんな状態に••••••」

天「まぁそういう事だ」

 

ふぅ、何とか言いくるめる事ができた。これで少し安心だ。後は他愛のない話に相槌をうちながら、教師が入ってくるまで待った。

 

昼休みになり、俺は咲姫を連れて二年の教室へ向かった。

 

咲姫「乙和さん、大丈夫かな•••」

天「今日の朝は昨日よりも元気にはなってた。でもまだ完全に回復した、とは言い難いな」

咲姫「そう••••••」

天「•••大丈夫だ」

 

咲姫の頭に手を置いて、優しく撫でる。少しくすぐったそうにしたが、嫌な顔はしていなかった。

 

天「あの乙和さんだぞ?いつまでもあんな風にされてたら、あの人の一番の取り柄が無くなっちまう」

咲姫「ふふっ。それは乙和さんに失礼だよ」

 

咲姫はクスクス笑った。俺も笑みを零すが、かなり固かった。

 

乙和「あーー!天くんと咲姫ちゃんがイチャイチャしてるー!」

 

知らない内に乙和さんのいる教室まで着いていたらしい。乙和さんは俺たちの姿を見て、叫びながらこちらに走ってきた。そしてそのまま俺に抱きつく。

 

天「えっ、ちょっ•••!」

 

朝のクラスメイトの話を思い出して、教室内を見る。男子生徒からの怖い眼差しが俺一点に集まっていた。背中に嫌な汗が流れたのを感じる。

 

咲姫「嫉妬の色•••」

天「言わなくていい!」

 

言われなくてもわかるもん。明らかに悪意に塗れた目つきだ。俺は目を逸らすが、乙和さんが俺に頭を掴んでこちらに向けた。

 

乙和「じーーーー••••••」

天「と、とりあえず、昼飯食べましょう•••」

 

そう言うと、乙和さんは離れた。ホッと息を吐くが、まだ視線は集まっていて、気が気じゃなかった。席に座って弁当を広げる手が、少し震えた気がした。

 

ノア「というか、昨日はレッスン終わった後どうしたの?わざわざ天くんに連れて行ってもらったとか?」

衣舞紀「あっ、それは気になるかも。ずっと天を待ってたから••••••」

 

ノアさんの問い掛けに、乙和さんは黙り込んだ。そして俺に目を向けた。静かに俺は頷いた。

 

乙和「いやー実は•••今は天くんの家でお世話になっていまして••••••」

咲姫「えっ•••!?」

二年生男子生徒連中「はあああぁぁぁ!!?」

 

咲姫の声を遮るように、この教室にいる男子生徒がガタガタと音を立てて立ち上がった。嫌な汗が流れたのを感じた。俺の人生もここまでか••••••。

 

咲姫「それ、本当•••?」

天「あぁ。乙和さんが家に帰るまでが怖いって言うから、うちに置いてる」

衣舞紀「ちゃんと許可は取ってるの?」

天「昨日乙和さんの親御さんに電話しました。まぁ•••当たり前ですけど、嫌そうにはしてましたね。それでもOKは出してくれましたが」

 

俺は苦笑いを隠せなかった。先日の花巻家の人間の嫌悪感を思い出して、少し気分が沈んだ。

 

乙和「天くんの部屋すごかったよー。咲姫ちゃんの部屋にあったような分厚い本が置いてあったんだー」

天「あぁ•••あれですか」

 

魂の存在に関する論文が記された学術書。最近は更新が全くないから、もう魂の説は滅んだかもしれんが。

 

乙和「まぁ全くわかんなかったけどね。天くんが簡単に説明してくれればいいんだけどなー」

天「面倒なので言いませんよ。それに、魂の説は全く聞きませんから、もう研究されてないんじゃないですか?」

ノア「そもそも、その魂っていうのはどういうモノなの?」

天「脳とは別の、脳たりえる存在••••••脳だけで解析できないものを解析する部分、という説です。たまにありませんか?頭では何もわかっていないのに何故か行動できた事が。その無意識の作用が魂による作用ではないか。と言われています。科学的根拠は一切ありませんがね」

 

俺は肩をすくめる。事実、この説は実際に根拠を示して、しっかりとした論理に昇華したわけではない。あくまでもそういった仮説がある、と言うだけに過ぎないのだ。

 

ノア「なるほど•••でも根拠自体は示されてないんだよね?それはどうして?」

天「そもそもの話、その魂の存在を証明できるものが一切ありませんから。そのおかげで今は、仮説のドン底に埋まってしまいましたよ」

乙和「ダメだ•••何を話しているのか一切わからない••••••」

 

乙和さんは遠い目をしていた。それは咲姫と衣舞紀さんも同じようで、首を傾げていた。それを見た俺とノアさんは、お互いに笑う。

 

乙和「もっとわかる話しよーよ!」

天「はいはい。今日の夕飯は何がいいですか?月に頼みますよ」

乙和「クレープー!」

天「お菓子とかそれ系統はなしです」

乙和「えぇー•••あ、そうだ。天くんがご飯作ったりしてくれないの?」

天「え、俺ですか?」

 

唐突に俺の方に話が持っていかれた。いや俺が作るって•••そもそも時間ねぇし()

 

天「仕事してたらそんな時間確保できませんよ。月の飯で我慢してください」

乙和「むぅ•••何とかできない!?ねぇねぇ!」

 

俺の肩に掴みかかって顔を近づける乙和さん。もうキスができてもおかしくない程の距離感にドキドキしてしまう。

 

天「••••••か、考えます•••••••••」

乙和「やったぁ!」

 

わかりやすいくらいに笑顔になった乙和さんが声を上げた。ドキドキしてしまった俺は、顔が少し赤かった。

 

咲姫「大丈夫•••?」

天「ま、まぁ••••••何とかなるだろ••••••」

 

確証のカケラもないが、俺は気を紛らわせるように、咲姫の心配の声に反応を示した。後で月に連絡しておかないとなぁ•••面倒くさ。




感想評価オッスお願いしまーす!今日体重測ったら減ってたのよね。おかしいな。毎日ちゃんと食べて鍛えてプロテイン飲んでるのに一向に増えねぇぞ?
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