敏腕(感)男、マネージャーするってよ   作:如水くん

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テスト一日目終わりましたー!え?手応え?むりむりむりむり死んだ死んだ。そもそも卒業さえできればいいとか考えてる奴のテストの結果なんざたかが知れてますよw


鍛え寝って効果あんの?

天「ふぅー•••ふぅー•••」

乙和「天くん、大丈夫?もうやめた方がいいんじゃ•••」

天「いえ、まだ•••はぁ、行けます•••くっ」

乙和「もう何百回もやってるよ!?天くんの身体が壊れちゃうよ!」

天「キツイ時にこそ、追い込むものですよ•••!ぬぅ•••」

乙和「わわ、震えてる•••!もう限界じゃないの!?」

天「••••••あの」

乙和「な、何?」

天「あんまり話しかけないでください。集中できません」

 

俺は二十キロの重りを担いで、その上に乙和さんを乗せて腕立て伏せをしていた。自身の体重を合わせると、130kgだ。

 

天「995•••996•••997•••!はぁ•••!はぁ•••!」

乙和「頑張って!後三回だよ!」

天「998•••999•••1000!はあっ!はぁ•••!はぁ•••!うぅ•••」

 

千回腕立て伏せをようやく終えて、俺はぶっ倒れた。腕の力が全く入らない。というか震えてる。

 

乙和「はい、お疲れ様」

天「ありがとうございます•••」

 

乙和さんからアク◯リアスをいただいて、ゴクゴクと一気に飲んでいく。渇いた喉と身体にはこれが一番だ。すごく甘い。

 

乙和「どうして急に筋トレ?もしかしてお肉ついたのかな?」

天「はっ、違いますよ。久しぶりに鍛えようと思っただけです。そういう乙和さんこそどうなんですか?えぇ?」

乙和「うっ•••ちょ、ちょっとそれはー•••」

天「自分で確かめた方が早いです」

 

乙和さんのお腹に触れる。筋肉を一切感じさせない柔らかい感触が気持ちよかった。

 

天「ちょっとついてますね。腹筋しますか?」

乙和「デリカシー!」

天「お互い裸を見合った仲なのに今更な事言いますね」

乙和「そ、それはそうだけど!そうなんだけど!」

 

どう返せばいいかわからず、乙和さんはとりあえず叫んでいるような状況だ。俺は苦笑しながらまたお腹を揉む。

 

乙和「もーダメだよー?」

天「なんか癖になるんですよね•••柔らかくて気持ちいいので」

乙和「私のおっぱいよりもお腹の方がいいのかー?」

天「あー•••どうでしょうね」

 

返答に困った。そこは素直な胸って言えば良いのだろうが、なんか嫌だった。

 

乙和「あっ、今って月ちゃんも咲姫ちゃんもいないんだよね•••?」

天「今はいないですよ」

 

二人とも何処かに出かけて行ったから、しばらくは帰ってこないだろう。そういう風に聞いていたので、思い出してから乙和さんに目を向けると、彼女は頬を赤くしながらこっちを見ていた。

 

乙和「じゃあ、今からシちゃう•••?」

天「昨日ヤッたばかりですよね?元気過ぎませんか••••••?」

乙和「天くんは嫌なの!?」

天「いやむしろ好きですけど•••」

乙和「じゃあいいよね!ほら、そっち座って座って!」

天「え、えぇ••••••?」

 

何故かベッドに座るよう促され、言われるがまま腰掛けた。そして乙和さんは俺の目の前で膝立ちになり、上目遣いで俺の顔を向いたーー。

 

行為を終えた後は、疲れ果ててベッドに倒れ伏していた。

 

天「筋トレした後にヤるとか死にますよ•••」

乙和「ごめんね〜?無理させちゃった」

 

ヘトヘトだった身体に更に負荷をかけたおかげで、オデノカラダハボドボドダ‼︎もうね、痛いよ。

 

乙和「疲れたなら寝ちゃう?ちょっとだけ、眠いかも」

天「••••••賛成です。正直起きれる気がしないので、起きたら俺の事起こしてください」

乙和「りょーかーい!ねね、くっつこ?」

天「あーはいはい」

 

乙和さんはすぐに俺に抱きついた。お腹や胸だけでなく、身体中の柔らかさが襲いかかってきた。

 

天「•••暑い」

 

時期が時期な所為もあって、少しむさ苦しかった。それでも乙和さんはお構いなくニコニコしてくっついてくるが。

 

乙和「天くんの大好きな乙和ちゃんが目の前にいるんだぞ〜?キスしなくていいのか〜?」

天「回りくどい言い方しますね•••まぁしますけど」

 

少しウザったらしい言い回しをされたが、そんな事はすぐにどうでも良くなる。顔を近づけて唇を重ねると、乙和さんは俺の後頭部に手を置いて引き寄せた。

 

乙和「んむ、ちゅ、ちゅっ•••」

天「(離れられない•••!)」

 

ガッチリホールドされたお陰で、俺はどんどん息苦しさに苛まれていった。限界がやってきて、乙和さんの背中を叩く。するとすぐに離れてくれた。

 

天「ぷはぁ!はぁっ、はぁっ、はぁっ••••••」

乙和「どう?私だってこれくらいはできるんだから!」

 

なんか変なところでやたら意地を張るなこの人は。そんな姿が馬鹿らしい上に愛しくて、つい笑ってしまう。

 

乙和「何?もっとキスしたかった?」

天「違いますよ。やっぱり乙和さんはバカだなーって思ってました」

乙和「ば、バカ!?酷いよー!」

 

乙和さんは驚いた表情になり、すぐ怒ったような表情へと早変わりする。そして俺にくって掛かる。

 

乙和「酷い酷いひどーい!天くんは私の事をなんだと思ってるのさ!」

天「愛すべきおバカ•••というべきですかね。バカな所も可愛いですよ」

乙和「むぅ•••なんだか納得いかない!

天「そうですか••••••まぁ、そういう事ですよ」

乙和「いいもんいいもん!天くんの胸で寝る!」

 

乙和さんは俺の胸に顔を埋めた。そしてそのまま不貞寝するかのように眠り始める。そんな子供らしい姿も可愛らしくて、頭を撫でる。

 

乙和「•••子供扱いしてるでしょ?」

天「どうでしょうね」

乙和「曖昧だなぁ•••それでもいいけどさ。今は天くんの温もりに触れられて幸せー!」

天「騒がしいですね•••ほら、寝ますよ」

乙和「はーい!おやすみー!」

 

乙和さんは元気よく返事をして眠り始めた。俺も目を閉じて、意識を閉ざした。

 

咲姫は流石に今日も泊まる、ということはなかったが、夕食だけは一緒に食べる事になった。

いつものように四人で机を囲んで食事を楽しむ。

 

月「そういえばお母さん最近全く帰ってこないね?」

天「いや、俺らが寝てる間に帰ってはきてるみたいだぞ。なんだかんだ貯めてるおにぎりやらパンは減ってるから」

月「連絡とかちゃんとしてる?私は全くだけど」

天「俺もだ。まぁ、あの人忙しいし、一々連絡取ってる暇ないだろ」

 

そもそも母さんの事自体がどうでもいいので、連絡が来てても気づいていない可能性が高い。そもそも携帯を眺める時の方が少ない。

 

月「冷たいね••••••やっぱり、まだ恨んでる?」

天「恨む•••か。それとはまた違うな」

 

目の前でPhoton Maidenを侮辱された件は、俺の心の中で強く怒りが根づいている。これはしばらく取れるものではないな、と自負していた。

 

咲姫「昨日から天くん•••余裕がない。何かあったの?」

天「いや•••特にはないな」

 

無理矢理心の色を捻じ曲げる。察されるわけにはいかない。これは個人の問題だ。周りを巻き込むのは話が違う。

 

乙和「何か悩みでもあるの?遠慮なく言っていいのに」

天「悩みだけでいったらざっと数十個ありますけどいいんですか?」

乙和「や、やっぱりさっきの話はナシで!」

 

笑みを浮かべながら乙和さんに言葉を投げると、彼女はすぐに否定に入った。

ライブ、仕事、人間関係、スタッフとのコミュニケーション、仕事関係の相談。色々ありすぎてもう考えたくない程だ。その上で軍と国のアレ。クソダルいったらありゃしない。

 

天「まぁ、何とかなりますよ。乙和さんは自分の事だけ考えていればいいです」

乙和「もっと頼ってもいいのに•••」

天「俺が頼りにされないといけない仕事してるんですから、そうそう頼りませんよ」

月「うわ出たできる人アピール。かっこわる〜」

天「久々に兄と一緒に寝るか?」

月「ごめんなさい」

 

月はすぐに謝罪に入った。ちなみに月がこの事に怖がっているのは、当時中学生だった俺が寝ぼけて月を抱きしめて窒息死させかけたからだ。その事が軽くトラウマになって、今も残っている。あの時は本当に申し訳ないと感じている。

 

乙和「今日は四人で寝たいなー」

天「そんなデカいベッドうちにはないですよ」

月「じゃあ床に布団を敷いて雑魚寝でもする?」

天「俺が嫌だ」

 

床で寝るとかどう考えてもありえん。汚い床とすぐそばで寝るとか嘔吐案件だわ。

 

月「ワガママだねー」

天「乙和さんよりはマシかと」

乙和「酷い!」

 

賑やかな食卓の中に、乙和さんの一際大きい声が上がる。それを見て聞いた俺たち三人はクスクスと笑った。




R18も一応投稿するゾ。気になる人向けね。毎度言ってるかもしれないけどエロ描写は正直期待すんな、地獄見る事になるゾ。
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