ここは作者の体験を元に作られた創作物の集う場所です。

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カプセルホテルの話

今年の春、私は大学へと入学することになっていた。しかし、実家は金沢の田舎にあった為に一人暮らしをすることとなった。既に下見を終えており、明日からその(マンションの一室)で暮らし、入学式までに家具を揃えていく事となっている。初めて自ら水道局や電気会社、ガス会社等へ電話した事は、今後体験できない不可思議なものとして今でも思い出として残っている。

 

電車にて上京してきたは良いものの、今日は家へと向かうことは出来ない。様々な契約が明日、4月2日からなのだ。既に日は沈み、辺りはネオンの光に包まれ始めている。家の最寄り駅まではかなり時間がかかるようなので、予約しておいたカプセルホテルへと向かう。道中美味しそうなラーメン店を見かけたが、入店を手持ちの荷物・トランクが邪魔をする。仕方なく先にホテルへと向かうことにした。

 

元々大学受験の為に各地を転々としていたためか、チェックイン事態に目新しさは存在していなかった。どうやら翌日の朝食はこのエントランスを会場とするそうなのだが、流石に狭いと思う。少し時間帯をずらす(遅らせる)事でどうにかしよう。トランクにしっかりと鍵をかけ、専用の収納スペースへと納める。共有スペースの為か人通りは多く、様々な人が宿泊していることが分かる。エレベーターを使い宿泊スペース、いわゆるカプセルのある部屋へと向かう。フロントにて渡された番号の部屋を見つけ、身体を入れてみる。事前情報通りかなり狭いが、寝る分には問題ないだろう。荷物を置いていくわけにもいかず、足早にカプセルから出て、外出する。勿論、目指すは駅からここまでの道中にあったラーメン屋!!!

 

 

 

...結果からいうと、食べることは出来なかった。まさか20時時点で閉店するとは思ってもみなかったのである。飲食店ならばもう少し遅くまでやっている筈だが、その店は特殊だったらしい。期間限定で出店しているらしく、店先に違和感を感じ興味をひかれたのは納得である。悔しいでしょうねぇ(ブーメラン)。

 

ホテルの周りには飲食店が少なく、仕方なくコンビニへ。買ったパスタをホテルの共有エリアにて温めて食べる。何というか前途多難である。買ったチキンの肉汁が身に染みるぜ。

食べながらも辺りを見渡せば、このホテルの館内案内図を見つけた。成程、銭湯が地下に、共有エリアがこの上、3階4階にも広がっているようだ。漫画などが置かれているらしく、タイトルが気になる。

食べ終わって見に行くことにしよう。


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