ナザリック絶対守るマンなモモンガ様   作:dai8722

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いろいろと実験用にテイストを変えてます。
もし読みやすい読みにくいなどあれば感想で教えて下さい。
でも内容を罵倒されると逃走するかも…


モモンガ様動く

俺はまず我が子の中に反抗者がいないか確認することから初めた。

自分の味方だったものが自分を裏切った時の衝撃を俺は嫌というほど味わった。

そんな思いをかつての友たちの残した、もはや自分の息子、娘とも呼べるものたちに味合わせたくなかったからだ。

だからいた場合はどんな手段を使っても彼らを更生させるつもりだった。

とりあえず現状では問題はなさそうだが本当のところどう思っているかはわからない。

アイツにでも任せるかと頭の隅で考えたところでまず現状を確認するところから始めた。

 

まずここは本当にユグドラシルが現実になった世界なのか。

可能性としては0%ではないというものでしかないがユグドラシルⅡが始まったとも考えられる。

しかし触覚や嗅覚を感じるなど、明らかに法を犯しているような現状、あり得るとは考えづらい。

色々と調べるためにも絶対に信じられる味方を一人自分の傍につける必要がある。

現状自分の味方かどうかの保証はないがこれに関しては信じるしかない。

自分のガイコツとなった指にはめられたリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを起動し宝物庫に待つ我が子のもとへと跳んだ。

 

宝物庫へと跳んだ俺は入口の暗号をど忘れていたのでヒントを出すことにした。

 

「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ」

 

そう叫ぶと何もない闇にラテン語が浮かんでくる。

 

「確か“かくて汝全世界の栄光をわが物とし暗きものは汝より離れさるだろう”だったか」

 

そう言えば闇が晴れ通路が現れた。

武器などが壁に埋められた通路を通った先に、大きな空間が現れそこに一つだけソファーぽつんと置いてあった。

そこで俺を待っていたのはタブラさんだった。

一瞬パニックになりそうになったがなぜかすぐにその衝動が沈静化された。

その症状にもパニックなりそうになったがどうやらオーバーロードの種族特性である弱体化無効のパッシブスキルではないかとあたりをつける。

ますます人間でなくなったことに疑問がないわけではないが、なぜだかこの胸の奥底から湧き出る世界に対する怒りだけは常に湧き出てくるので良しとした。

 

「もうよいパンドラズアクター」

 

そう俺がそういうとタブラさんの形をしたものは旧ドイツ軍の軍服を着た埴輪のような3つの穴の顔を持つ物へと変化、いやこちらが本来の姿なので戻ったというべきか。

 

彼の名前はパンドラズアクター。

彼は俺が作成した唯一のNPCでナザリック地下大墳墓の宝物殿の領域守護者である。

 

俺が作成したので他のNPCより思い入れがある。

何よりナザリックでも最上位に位置する知恵者と設定したその頭脳は今回の内部調査には必須であるし、またドッペルゲンガーという種族からしても他人の内面を推理する能力にたけるものと思われる。今の俺に必要な要素を持った存在だ。

 

「ようこそおいでくださいました。私の創造主たるモモンガ様!!」

 

そういえば俺が中二病真っただ中で作ったNPCであることを失念していた。

どうやら彼の着ているかっこいい軍服に見惚れてしまい、彼の設定を一瞬頭から忘れていたらしい。

 

「ところで今回はどのようなご用件でしょうか。」

 

「ああお前の力が必要になったのだ、力を貸してほしい。」

 

そういったら体を微妙に震わしながら長いが4本しかない指を3本だけ立てながら右腕を突き上げた。

 

「ンン喜んで私の創造主モモンガ様。」

 

そこで私はパンドラズアクターにソファーに座るように勧め、現状を説明して考えを聞いてみた。

 

「というわけで私は違和感を覚えて周辺を調べた結果どうやらここはナザリック地下大墳墓が存在したヘルヘイムにある毒沼の周辺ではなく草原であることを発見した。現状を詳しく調査し現状を把握するにはナザリックに存在する僕達を使う必要があるのだが、ほかのギルドメンバー達が不在の今、彼らが生み出した僕達が本当に素直に私に従ってくれるのか疑問なのでそれも含めてお前に調査してほしい」

 

「承知いたしました、モモンガ様。私はずっとこの宝物殿におりましたので違和感を覚えることはありませんでした。が、モモンガ様が心配するナザリックに属する全てのものたちがモモンガ様に反旗を翻す可能性は低いかと思われます。」

 

「それをお前に確実に調べてほしいのだ」

 

「Wie mein Gott sagt。モモンガ様からの任務完璧に遂行することをお約束いたします。」

 

どうやらパンドラズアクターは中二病の俺が設定した通りであることが確認できた。

そしてどうやら俺を創造主として認識絶対服従であるようである。

 

「それではまずこの奥にあるワールドアイテムをお前にも一つ授けようではないか」

 

「誠でございますか!!このナザリックの至宝とも呼べるワールドアイテムをわたくしごときに下賜くださるというのですか」

 

「この危険な任務に一人で当たるにはワールドアイテムは必要であろう。私の信頼の証と思って励むがよい」

 

「Danke dir, mein Gott。そしてこのような栄誉に拝していただきさらに要求するわがままをお許しください。」

 

ピク、と存在しない眉毛を釣り上げたような気がしたモモンガ

 

「よい、発言を許す」

 

「ありがとうございます。それでは今後モモンガ様を父上と呼ぶことをお許しいただけないでしょうか」

 

そこでモモンガは再度種族特性の精神異常から復帰するほどの衝撃を受けた。こいつは今父上といったのか?この俺を?

 

「許す、しかしほかの者の前でそう呼ぶことは許可できない。私と二人の時のみ許可する。」

 

「おお!!感謝いたします父上」

 

そうしてなぜかチェリーのまま息子ができることになったが、ナザリックの僕すべてを息子と娘とすることに決めた今となっては今さらだ。

それにそうすることでパンドラズアクターの忠誠が買えるなら安いものだという打算もあった。

 

私はパンドラズアクターにワールドアイテムである山河社稷図とリングオブアインズ・ウール・ゴウンを装備させ宝物殿からでてアルベドに会いに行った。

アルベドは現状を把握しようとナザリックの僕達に指示を玉座の間で作業していた。

 

「アルベドよ」

「これはモモンガ様。後ろのものは何者ですか。」

 

「うむ、お前に紹介しようと連れてきたのだ自己紹介するがよい。」

 

「お初にお目にかかります、お美しいお嬢様。わたくしはモモンガ様より宝物殿の領域守護者を拝命しておりますパンドラズアクターと申します。以後お見知りおきお願い申し上げます。」

 

その瞬間アルベドの目の瞳孔が猫のように縦に変化した。

 

「存じています。唯一モモンガ様が手ずから作成したNPCであると。」

 

「うむ、今後のナザリックの運営について話し合おうと思ってまずはお前にパンドラズアクターを紹介しようと思ってな。」

 

「お心のままに」

 

そしてそっと頭を下げたアルベドであるがその顔は嫉妬に歪んでいた。

モモンガ様が一番に私を信用してくだされば私を連れてパンドラズアクターに会いに行くはずであるのに、現実はパンドラズアクターを伴ってわたくしの前に現れた。

これが意味することとはモモンガ様はわたくしよりもパンドラズアクターを信用しているということ。

ただでさえモモンガ様に手ずから作られたというだけでも妬ましいというのに階層守護者統括であるわたくしを差し置いてナザリックの運営に関する問題に一番に相談されるとは。

嫉妬で殺したくなるほどアルベドには屈辱であった。

 

「それではパンドラズアクターと協議しようと思います。」

 

「待て、その前にデミウルゴスも含めた4人で話そうと思っている。そこでこれをアルベドに渡そうと思う。」

 

そういってモモンガはリングオブアインズ・ウール・ゴウンをアルベドに差し出した。

 

「感謝いたします。」

 

そういってアルベドは恭しくモモンガの差し出した指輪を両手で包むように受け取った。

そして表面上は取り繕っているがその心中は狂喜乱舞していた。

アルベドはアインズ・ウール・ゴウン一の設定魔であるタブラ・スマラグディナに作られたNPCである。

その設定に記載されるフレーバーテキストは一文字の隙間もなくびっちり記載されていた。

そこには最後に“ちなみにビッチである”と書かれる通り清純な乙女にしてビッチというタブラ・スマラグディナの性癖が現れていた。

しかし、実はこのアルベドはタブラ・スマラグディナにアインズの正妻として作られたという面も持っていた。

タブラ・スマラグディナはモモンガにばれないように直接的にはそんな文は一文たりとてフレーバーテキストには記載しなかった。

しかしギルドメンバー最年長であり大学教授でもある死獣天朱雀と組んでアナグラムなどの暗号を駆使してフレーバーテキスト全体でモモンガの正妻であるいう意味を持つようにフレーバーテキストを組んでいた。

このまったく意味のない自己満足でしかないことを非常に高度に達成してしまうのがギルドアインズ・ウール・ゴウンのメンバーである。

たったの41人でギルドランク9位というのは伊達ではないのだ。

とにかくモモンガを愛しているアルベドはモモンガから指輪をプレゼントされたという事実を持ってして歓喜に打ち震えていた。

 

そして自身に殺気を放ったアルベドやモモンガから指輪をもらって体を震わすアルベドをみてアルベドのモモンガに対する思いに想像ができるほどにはパンドラズアクターは優秀であった。

 

「それではわたくしはこれよりデミウルゴスをこちらに連れてまいります。」

 

「うむ、それではここではなく9階層にある会議室の方に頼む」

 

「承知しました。それでは失礼いたします。」

 

そういってリングオブアインズ・ウール・ゴウンを起動したアルベドはおそらくデミウルゴスが待機するであろう7階層に転移をした。

 

「父上」

 

「うむ、どうした」

 

「おそらくアルベド殿が父上を裏切ることはないかと思われます。しかしその想いが暴走する可能性はありアルベド殿は十分に管理する必要があるかと思われます。」

 

「一体どういうことだ」

 

「はい、まず間違いなくアルベド殿は父上に恋愛感情を持っているかと。端的に言って父上を愛していると思われます。」

 

「な!?馬鹿なタブラさんからはそんな話聞いたことがない」

 

「今のわずかなやり取りでも確信してしまうほど父上を見るアルベド殿の目は熱が必要以上にこもっていました」

 

「そうかお前が言うのならその通りなのだろうが、正直半信半疑ではある。今後はお前の忠告通りアルベドのその辺の感情に注意してみてみよう」

 

「忠告をお聞き入れくださり感謝しております父上」

 

「ふふ、息子の忠告なら聞くのは親としては当然だと思うがな」

 

それを聞いたパンドラズアクターは顔を少し上に傾けそのモモンガの言葉に歓喜に打ち震える。

 

「それでは会議室に移動しようか。」

 

そういってモモンガとパンドラズアクターはリングオブアインズ・ウール・ゴウンを起動して会議室に転移をした。

 

作者の思ってる裏設定などは必要ですか?

  • 補足説明せいや(YES)
  • いらんねん(NO)
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