体を叩きつけての痛みが広がってくる。全体が痛いが……止まってはならない、今後ろから何人か真似をして飛び出している。ここで止まっていては押しつぶされてしまうだろう。立ち上がって走ろうとする……が、ここで問題が出てきた、前が詰まっているのだ。飛び越えようにも前では横に丸太が棘をつけて同じ振り幅で揺れている。
「これは……どうするか」
あタイミングを見て走ればいけるだろうが……何人も吹っ飛ばされていた。丸太に当たって下を潜って避けていたりするが、大体タイミングはわかった。端を丸太が折り返した後にすぐに走り抜ければギリギリ間に合うだろう。これが二回ある。こう少し思考していると後ろから出現していた。……落ちたよな?あいつ。何名も何名も虚無から生まれている。これはあれか……やめとこ、考えない方がいい。頭がそう告げている。考えないで走り抜けていこう、後ろの連中は気にしない。考えるな考えるなk……
棒が当たった。いや、当たったというよりかすったの方が正しいだろう。抜けた穴に落ちたりはしなかったが……結構ダメージがあるな。
もう一つの棒も楽にくぐり抜けることができた。前を見れば単なる吊り橋がある。吊り橋をよく見れば楽であった。タイミングとしては簡単なものであった。橋を渡り前を見れば何名か線の引かれた前でタチボウケテイル。友人でもいるのであろうと思いそのまま通り抜けていく。
どうやらゴールしたようだ。
「お疲れ。まだゲームは続くけど頑張ろう」
同種であろうか。見た目がやや違うし私の見えていた中にこのような姿のやつはいなかった。
「誰だあんた?」
俺は解いてみた、相手はその回答を出さずにそのまま話を続けた。
「初のやつなのに見所あるよね。一度も落ちてないんでしょ?まるで一回見てきたように、他の奴らにも見習って欲しいくらいだ」
「単純に君に興味が湧いたから出てきてあげたんだよ」
1人が2人に増えた。同じツラした同じ存在であろう。多分神だ、俺はそう思った。
「んじゃ、君に興味が湧いてるから頑張ってねー、手伝わないし傍観するだけだけどね!」
神は消えた。目の前にはスライム一面の海が広がっていた。小さな枠組みを用意されていたが、他の場所を見てみる。多分だが一番最初にいた同種が全員いるだろう。何人かソワソワしているように見える
落ちた。突然落ちた。何人落ちたか分からなかったが大量に落ちた。驚いて腰を抜かしそうになった。他の奴らは誰も驚いていなかった。