このアンドロイド変態である   作:ayasaki

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うーん、今回は攻めすぎだろうか?


プレイ模索中(なおアンドロイドは開発したい)

「ぐへへへへ」

「やめろ! そんな汚らわしいものを私に押し付けるな!」

 今日のプレイは「くっころ」プレイ。

 ご主人様が偶々一昔前のフェチプレイ動画を見つけて、それを実行してみたいという流れ。

 煌びやかなで気高き心を持った女性騎士を襲撃し、最終的には快楽漬けで洗脳するだとか。

「そう言いながらお前はこれから目を離さないじゃないか?」

 うーんご主人様ノリノリ。

 普通にプレイするほうが良いけど、マンネリになっていたプレイよりちょっと刺激的な方法を探していたから、それなりに興奮しているようだ。

 まあ、ご主人様なら私は何でも受け入れるのだが。

「こんな屈辱を受けるくらいならば! っく! 殺せ!」

 こんな感じだろうか?

 涙目と悔し気な表情しながら、必死に自分の体に起こる変化に耐えきれないように。

「……なんかちがう」

 あ、やっぱり興奮が萎えたようだ。

 元々ご主人様は嗜虐的趣向は無いし、普段から人に気を遣うし優しい人でもある。アンドロイドである私も大事にしてくれるが、そのせいで普段のプレイはノーマルが多い。

 やるとしてもコスプレとかローションプレイくらいだ。

「やはりリョナ系統は駄目だね。やっぱり合意だよ。好みの原画家とか声優とか会社とかだったとしても、自分の趣味と合わないと興奮しない」

「ではいつものやり方に戻しますか」

「……それはそれでな~」

 すっかりその気が薄れたご主人様。

 最初の頃は朝まで張り切っていたが、刺激に慣れてしまうと長時間の情熱は出なくなってしまった。

 別に私に飽きたというわけではないそうだが、自分が興奮する新しいプレイがいまいち出てこない。

「定番ですと異種族カスタムになりますが」

「エルフは単純に耳長くするだけだし、ドワーフの髭顔見て興奮しないよ」

「サキュバスや天使はいかがですか?」

「君自体がそれだ」

 ……世界中のご主人にとって、アンドロイドはご主人の性癖まっしぐらなので、サキュバスでもあり天使扱いにもなる。

 サキュバスのイメージだと精気吸い取られるが実際にそれをしているようなものだし、自分の性癖を全て受け入れてくれるから天使とも思えるらしい。

「では後ろどうでしょうか?」

 ご主人の後ろ開発していいなら、いくらでもイかせて差し上げます。

「戻れなくなりそうだから却下」

 無念。

「道具」

「SMプレイはやだぞ!」

「多腕プレイ」

「造形がやだ」

「ばぶみ」

「……保留」

 あ、ちょっと気持ちが揺れた。

「青姦」

「露出趣味はねえし、万が一でも見られたくないよ!」

「仮想VR空間なら問題ありませんが?」

 ネットワークを駆使したダイビング型ネトゲもあるし、勿論R-18バージョンもあるのでそのイメージですることもできる。

「むう。強敵を倒した直後、種の本能によるプレイか……そこ行くまでがめんどくさいな」

「ダウンロードさせていただければ、ゲーム内なら完璧な二次元美少女再現することによるまぐわいには問題ありませんが?」

「有かも……」

 あ、やっぱり。

 普段からコスプレによる二次元美少女の服装着させられていたので、そういうのには惹かれますか。

 これまでにアニメのアイドルグループ衣装・巫女服・チャイナ服・ナース服・スケスケ衣装・学生服などでプレイし、着衣した状態や一部のみ脱いだりなどで興奮していたのである。

 見えそうで見えないがいいそうな。見える時も下着の皺のより具合も気になるそうです。

 触る時も素肌以外の感触も味わえるために違った興奮が出来るからいいらしい。

 素材によっても滑らかに滑ったり、体温が感じやすかったり、触れる事で形が感じられるのだったりで、服に関しての拘りはご主人様の中では優先度が高い。

 その為、普通に触るより服の中に手を入れて、揉むときなどに手が窮屈ながらも柔らかいものを触っているのがお気に入りとご主人様は言う。

 まあ、私にとってはご主人様が触れてくれるなら何でもいい所はある。

 アンドロイドにとってはご主人様が求めてくれることが一番大事なのだから。

 しかしこのままでは埒が明かない。

 以前ゲームで相当興奮していた二次元美女を再現することにする。

 21世紀の抜きゲーメーカーで人気だった人妻美女キャラ。

 妖艶・爆乳・雪女・エロ大好き・年上で、ご主人様お気に入りの原画家作品。

 本来なら私をカスタムすることで再現も出来るが、フルオーダーに近いのでご主人様の懐が破壊されるのはいただけない。

 しかし仮想VR空間であれば、私がデータ再現すればいいだけだから時間さえあれば問題ない。

「ではご主人様。この前気に入っていたキャラを仮想VR空間で作成しておきましょう。

 申し訳ありませんが、完全再現するには声質・性格・見た目・質感・舞台設定はすぐには完成しません。今日の所はいつものプレイでよろしいでしょうか?」

 ちなみに今も女騎士衣装だが、イチャイチャバージョンは前からやってる。

「そうするかー」

 この後5回戦した。

 

 

 翌日。

 いつものようにご主人様を送り出し、家事も完璧に済ませた私。

 そこからはご主人様の性癖の為にも、目的の抜きゲーを改めて私の記憶容量にダウンロードとインストール。そしてVR空間で再現するべく、抽出したデータを素にVR用データ作成。

 また世界観を形成し、仮想世界を作成。

 これをVR用媒体と連動させ、そのキャラクターに触れた時に電気信号で脳内に伝わるように設定。

 だが、あくまでも電気信号の為、現実と比べれば違和感はある。

 それでも実際には存在しない二次元キャラと出来るという満足感から、自慰行為用としては結構人気があるVR用媒体である。

 ……キャラを演じるのは私だし、ご主人様がプレイする行動は私が感じる内容でもあるが、そこはちょっと嫉妬する。

 やっぱり一人だと男性の人は浮気したくなるのかなあと。

 こちらとしてはご主人様大好きだから、いくらでも受け入れるのだが、どうしても受け身になるのでご主人様の性癖から外れるのが難しい。

 まあ、ゲームや物語から刺激を受ければ、プレイ方法も少しずつ変化するだろう。

 あ、そうだ。

 ちょっとだけ設定いじくってみよう。

 違和感を感じないほどだが、ご主人様の中で眠っている性癖を呼び起こせるかもしれない。

「ふふふふふ。今日の夜が楽しみです」

 ちなみにこの仮想VR用媒体のお値段は35万円。

 二次元美女・美男子と致せるので、ネットワークにつなげば有志の方が自前で再現されていたり、改造したりなどで様々な人達から大人気です。

 版権に関しては、50年以上前の作品ならOKとなっております。

 その為、2000年ごろからの娯楽作品を使用していることが多いです。

 まあアンドロイドからは自分が相手するのにと、一部不人気ですがご主人様の為ならと受け入れております。

 人気の女性キャラは「最後の幻想7」の黒髪格闘巨乳美女なようですが。

 っと考えている間に完成。

 もう少し処理速度が速ければ、テクスチャやモーションなどに不安なところは無くなるのですが、私はそこまで性能のいいアンドロイドではないので、ちょっと厳しいですね。

 ご主人様もグレードアップしたいと言っておりますが、場合によっては7桁代金になるので二の足を踏むようです。

 ……メンテナンス代も維持費も上がりますしね。

 っく、大量生産すればコストも下がるのですが、超高密度の精密機械な身が恨めしい。

 技術革新を急がせろー。

 

 

 

 そしてご主人様が帰宅し、ご飯・風呂・ストレッチを済ませたら、お楽しみ時間です。

「セットできてる?」

「はい、問題ありません」

 さて、途中経過は省き私とご主人様は仮想VR空間に突入する。

 その後仮想VR空間内で致すのだが……私の設定いじくりは大成功であった。

「これでご主人様は後ろにも興味を持っていただいた!」

 とろふわ・とろきつ・きゅうきゅう・つつみこむだけではなくなった。

 さあご主人様新たな世界を知ってください。

 私はいつでもバッチコイです!

 

 え? こんな私がどこのメーカー製ですか?

 そこはご想像にお任せします。ちなみに3大メーカーではありません。

 そして好みのタイプは流されやすい人です。




勘のいい読者は、元ネタわかるかもしれない。
VRは一部だと二次元キャラ再現してるけど、個人的にはこれじゃない感がある。
まあそれでも実際にVR見てみるとびっくりすること多いけどね。
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