全てを見透かす(と思われてる)少女は平和に生きたい。(完結) 作:黒音195(kurone)
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どうも皆さんふおめんた〜私です!今日はクリスマスイヴ!今日は流石に誰も来ないでしょ!皆思い思いのクリスマスを過ごしてくれい・・・
風夏「ゲホッゲホッ・・・あ〜?」
なんかぁ・・・目が覚めてからずっと・・・頭がぼーっとする・・・
風夏「体温・・・計・・・何処だっけ・・・?」
身体に力が入らず、布団からずり落ちる。
風夏「ハァ・・・ハァ・・・こりゃ本格的にやばい方・・・かな・・・」
この時期になると必ずと言って良いほど私が掛る病気、インフルエンザ・・・BもAも辛すぎる・・・
風夏「ハァ・・・ハァ・・・水・・・分・・・アポカリが・・・ないや・・・」
今年は両親居ないし・・・私・・・年越す前に死ぬの・・・かな・・・?死にたく・・・ないな・・・あ・・・もかに・・・言っとかなきゃ・・・絶対に家に来るなっ・・・・・・て・・・
〜数時間後〜
風夏「ゲホッ・・・ゴホッ・・・あ〜・・・」
いつの間にか寝て・・・た?あれ?私・・・布団入ってたっけ・・・?冷えピタ?部屋には冷えピタは無いはずだし・・・なんで?そんな事を考えてると部屋のドアが開いて、もかが入ってきた。
もか「あ、起きてる〜。おはよぉ〜・・・辛そうだねぇ〜」
風夏「もか・・・ゲホッゲホッ・・・なんで・・・?」
もか「なんでって〜L○NEであたしの名前呼んだ後寝落ちしたでしょ〜?返したのに既読のまま30分経っても返事来ないから家来たら熱出してるし〜・・・毎年この時期になるとインフルエンザになってるから今年もそうかな〜?と思って薬は無いけどアポカリとお粥、持ってきたよ〜?食べられそ〜?」
風夏「もが・・・うっ、ゴホッゴホッ!!もが・・・ありがど・・・ゲホッゲホッ!!・・・うぅ・・・」
もか「大丈夫じゃ無さそうだねぇ・・・起き上がれる〜?」
風夏「少し・・・だべる・・・」
もか「りょうかーい」
風夏「ごべんね・・・ぎょうよでいあっだのでぃ・・・ゲホッゲホッゲホッ!!」
もか「ん〜?あ〜、平気平気〜。皆も察してこっち来てくれるみたいだよ〜?」
風夏「だ・・・ゲホッ・・・ダメだよ・・・ゲホッゲホッ・・・もかもだけど・・・伝染る・・・」
もか「ふっふっふ〜、あたし達はふーちゃんみたいに注射嫌いじゃないから予防接種はしたよ〜」
風夏「予防摂取してもゲホッゲホッ!絶対にならないとは限らないゴホッゴホッ・・・よ」
もか「・・・お返ししたいんだよ皆」
風夏「?ゲホッゲホッ・・・」
もか「今まで、ふーちゃんの周りで風邪引いた人が居たらふーちゃん学校休んでまで看病してたじゃん?だから皆、そのお返しがしたくて来てくれるんだよ〜」
風夏「それは・・・」
もか「ほら、あーん」
風夏「・・・あー・・・んっ・・・優しい味・・・それにこれは・・・鮭?」
もか「そーだよ〜、ふーちゃんは風邪の時これをよく食べるってふーままから聞いてたんだ〜」
風夏「そう・・・だったんだ・・・母さんと同じ味・・・けど、もかの優しさが詰まってる・・・美味しい・・・」
もか「ふっふっふ〜良妻ですから〜」
風夏「・・・もかと結婚出来る人が羨ましいなぁ・・・こんなに美味しいの・・・食べれる・・・なん・・・て・・・」
ガンガンする頭を支えられなくなったのか、身体が布団に吸い込まれていく・・・
もか「おっとっと〜・・・おやすみ、ふーちゃん」
〜その日の夜〜
風夏「ん・・・」
目を覚ました私に待ってたのは静寂と暗闇、もかは帰ったのか見当たらない・・・今は・・・夜の10時半・・・あんまりわがままは言えないけど・・・こういう時、1人って凄く心細い・・・傍に・・・誰か居て欲しい・・・
風夏「ゲホッゲホッ・・・アポカリ・・・」
私はアポカリを口に含んで口内を潤し、布団に戻る・・・布団に潜ると隣でモゾモゾっと何かが動いた・・・
風夏「・・・もか・・・?」
私がそちらを向くと、布団の中にもかが居た。どうやら寒く無いように私の事を暖めてくれたみたい・・・いや、もかの事だから多分眠くなったんだと思う・・・けど、もかが隣に居てくれた事を改めて知ると、私は目頭が熱くなり、ちょっと泣いた。
次の日、案の定もかが風邪を引いた・・・けどインフルじゃなかったから安心した。なので、いつも以上にもかを甘やかしたと思う。