全てを見透かす(と思われてる)少女は平和に生きたい。(完結)   作:黒音195(kurone)

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皆さんこんにちわ〜


強引な3人

スマホ「ドッキリドッキリドンドンフシギ」ピッ

 

 

風夏「ん・・・?」

 

 

彩「もしも〜し、風夏ちゃん?まん丸お山に彩りを、彩です!」

 

 

風夏「ん〜・・・」

 

 

彩「もしかして電話切ろうとしてる!?ダメダメダメ!待って待って!緊急事態なんだって!」

 

 

風夏「ん〜?」

 

 

彩「実は・・・今風夏ちゃん家の前に来てるんだけど・・・」

 

 

風夏「ん〜・・・あ〜・・・鍵ならポストの中に・・・ていうか合鍵持ってますよね・・・?」

 

 

彩「いや・・・家には入れるんだけど・・・なんというか・・・玄関凄い荷物だよ?」

 

 

風夏「はい・・・?下降りまーす・・・」

 

 

 

風夏が玄関に来てみると、家の前にはダンボールがいくつか玄関の前を塞ぐように置いてあった。ロシア・・・ダンボールの宛先を見てみると、送り主は従姉妹であった・・・あの子はほんと、いつもやる事が豪快というか・・・

 

 

風夏「・・・従姉妹達からですね・・・中に荷物運んじゃいますね・・・」

 

 

彩「あ、手伝うよ!良い奥さんはどんな些細な事でも手伝う事だって、お父さんが言ってた!」

 

 

風夏「多分それ男視点から見た都合のいい奥さんですよ・・・」

 

 

彩「いいから!手伝うよ!それにまだこの間の風邪完治してないんでしょ?」

 

 

風夏「いやあれは・・・」

 

 

彩「これ以上何か言うならキスするからね!?」

 

 

風夏「往来の場でそういう事言わないでください!!というか皆に言ってますけど女の子同士でイチャコラしてるのを見たいだけであってしたい訳じゃないですから!!」

 

 

彩「えぇ!?違うのぉ!?」

 

 

風夏「違います!!」

 

 

私は荷物を家の中に運び、ダンボールの1つを開けてみる。そこには普段私が着ないような服と手紙が入っていた・・・

 

 

手紙「お姉ちゃんへ、最近寒くなってきたね。お姉ちゃんに似合いそうなお洋服いっぱい見つけたから全部買ってそっちに送っておくね!ジャージばっかり着てたらダメだからね!!追伸、カップラーメンばっかり食べてると健康に良くないので蜜柑1箱送っておきます。」

 

 

風夏「・・・そろそろクローゼット整理しなきゃ入らなそうなんだけど・・・今度のフリマで売ってこようかな・・・また蜜柑が増えた・・・5箱目なんですが・・・?てかそんなに遠くないんだから家来ればいいのに・・・」

 

 

彩「じゃあ今日整理しちゃおうよ!お仕事無いんだし!風夏ちゃんどうせほっといたらやらないでしょ?」

 

 

風夏「・・・というか彩先輩・・・」

 

 

彩「何?風夏ちゃん」

 

 

風夏「今日・・・バイトって言ってませんでした?」

 

 

彩「休みだった(・ω<) テヘペロ」

 

 

風夏「・・・」スマホで何処かに電話を掛ける

 

 

彩「?誰に掛けてるの?」

 

 

風夏「千聖先輩です。あ、もしもし先輩ですか?今彩先輩が家に来てるんですけど・・・」

 

 

彩「えぇ!?なんでぇ!?」

 

 

風夏「はい、はい、えっと、私の家の片付け手伝うとか言ってて・・・え?・・・あ、はい分かりましたお待ちしております・・・」

 

 

彩「もしかして千聖ちゃんここに来る?」

 

 

風夏「もしかしなくても来ますよ・・・」

 

 

少し彩先輩と話しているとチャイムが鳴り、千聖先輩と日菜先輩が玄関から顔を出した。

 

 

千聖「お邪魔するわね、風夏ちゃん」

 

 

日菜「おっじゃましまーす!」

 

 

風夏「邪魔するなら帰ってもらっていいですか?」

 

 

千聖「へぇ、よくもまぁそんな口が聞ける物ね?」

 

 

風夏「?どゆことですか?」

 

 

千聖「私にあんな事をしておいて・・・」

 

 

彩「風夏ちゃん!?千聖ちゃんに何したの!?浮気は許さないよ!?」

 

 

風夏「何言ってるんですかこの脳内外ピンク1色は・・・」

 

 

千聖「聞いて彩ちゃん。風夏ちゃんはね、私に口が裂けても言えないような事をしたのよ。」

 

 

彩「ほんとに千聖ちゃんに何したの!?」

 

 

風夏「ん〜・・・何時の話ですか?」

 

 

千聖「昨日よ」

 

 

風夏「昨日・・・千聖先輩の目の前で納豆巻き食べてた記憶しか無いのですが・・・」

 

 

千聖「それよ!そんなおぞましい事をよくもまぁ堂々と出来たものだわ!」

 

 

風夏「・・・いやいや、納豆如きで大袈裟な・・・」

 

 

千聖「なら今から私が風夏ちゃんの目の前でトマト丸かじりしましょうか?」

 

 

風夏「家にトマトは無いですよ?ていうか持ってきた瞬間追い出します」

 

 

千聖「そういう事よ!」

 

 

風夏「どゆこと・・・」

 

 

千聖「嫌いな物は大抵の人が拒絶反応を起こすの、だから目の前で納豆巻きを食べた風夏ちゃんとは少し距離を置きたかったの」

 

 

風夏「なら帰ればよろしいのでは?」

 

 

千聖「いいえ、それでは私の気が治まらないのよ。」

 

 

風夏「さては千聖先輩今日めんどくさい日ですね?」

 

 

千聖「という事でこれを持ってきたわ」

 

 

千聖先輩はポーチから紫の色をした小瓶を取り出して私に見せつけてきた。

 

 

 

風夏「えっと・・・これは?」

 

 

千聖「実はこの間、撮影の時に日菜ちゃんがマッドサイエンティストの役を演じたのね。」

 

 

風夏「あ〜・・・そんなオファー来てましたね。確か千聖先輩は実験台にされる方でしたっけ?」

 

 

千聖「そう、その時の小道具らしいんだけど、誰が持ち込んだものなのか分からないというから貰ってきてしまったのよ」

 

 

風夏「意外と千聖先輩チャレンジャーですよね」

 

 

千聖「という事で風夏ちゃんにこれを飲んでもらおうと思って持ってきたのよ」

 

 

風夏「絶対飲みませんよ!?何考えてるんですか!?」

 

千聖「日菜ちゃん!彩ちゃん!」

 

 

日菜「OK!」

 

 

彩「ごめんね風夏ちゃん!」

 

 

風夏「ちょ!!お二人とも!?何してるんですか!やめてください!!HA☆NA☆SE!!」

 

 

千聖「大丈夫、ただの小道具よ」

 

 

風夏「嫌だァァァ!!むぐぁ!」

 

 

叫んだ瞬間小瓶の中身を口に突っ込まれた・・・味的に紫の野菜生活みたいな味・・・

 

 

 

風夏「・・・野菜ジュースじゃねぇか!!何が健康第一だこらぁ!!コーラを寄越せ!!」

 

 

全く・・・野菜ジュース飲むくらいならコーラ飲みたいよ・・・待って?何も無いよね?これ・・・

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