全てを見透かす(と思われてる)少女は平和に生きたい。(完結) 作:黒音195(kurone)
いつでも何処でもヤンデレ(?)に絡まれてしまう風夏さんは呪いにでも掛かってるんですかね?
今回は全員が全員ヤンデレって訳でもないですけど。
あ、どうも皆さん。私です。
前回、蘭が唐突に家に来て私の顔を見た瞬間泣き出して落ち着かせるのに30分くらい掛かりました。
まぁ、まぁまぁまぁ、驚きませんよ?えぇ、私は蘭達と長い付き合いですから、蘭が家出したり、ひまりが唐突に泊まりに来たり、なんならそのノリでメンバー全員とお泊まり会が始まったりしますし?またか・・・みたいなノリで乗り切ります。今のはわざとじゃないです。
風夏「まぁ、まぁまぁ、気が済むまで泊まってっていいから・・・」
蘭「うん・・・ほんとごめん。どうしたらいいかわかんなくて・・・」
・・・分かる!私もどうしていいかわかんないもん今!
蘭曰く、つぐが倒れた後、その日の練習は止めて、家に帰ったらパパさんにバンドを中途半端なごっこ遊びと言われて・・・その日はそれで終わったらしいけど、その次の日、つまり今日というかついさっきだ。巴達と言い合いになり、皆少しスタジオにいたらしいけど、練習が出来るわけもなく全員バラバラに解散して、蘭は自分の家に数分居たけど、耐えられなくなり、私の家に来たらしい。
風夏「・・・そっか、そんな事があったんだ。」
蘭「うん・・・ごめん、風夏には迷惑しか掛けてない気がする。」
風夏「何を今更なこと言ってるんだか・・・あ、晩御飯何がいい?今日誰も来なそうだから久々にカプ麺食べよ思ってたんだけど・・・」
あ、蘭の顔がみるみる怖くなっていく・・・やばい、地雷踏んだなこれ・・・
蘭「っ!だから!前から言ってるけどカプ麺ばっかりじゃダメって言ってるじゃん!」
風夏「え〜!?ここ2週間カプ麺食べてないよ!?というかさっきと全然テンションが違うよ!?これがCHANGE THE WORLDか!」
蘭「だから!私や他の人が来なくてもちゃんと作りなよ!大体、普通に料理出来るのになんでカプ麺作ろうとするの?」
私の渾身のボケをスルーだとぅ!?こいつ、この数年で成長してやがる!
風夏「え、食べるの1人なのに作るなんてなんか勿体なくない?」
蘭「だからってインスタント食べたらダメだよ!ちゃんと自分の身体を労わって!」
風夏「うぅ・・・わかったよぉ・・・それで?何か食べたいものある?」
カプ麺ごめんね・・・君を食べるのは来週になりそうだよ・・・
蘭「・・・グリンピース無しのオムライス。」
風夏「あ、はい・・・」
とりあえず私は冷蔵庫を覗き込み、足りない材料をメモして、広告見て・・・お、今日丁度よく鶏ももが安い・・・チキンライス決定。
風夏「蘭、足りないもの買いに行くから付いてきて欲しいな〜」
蘭「あ、うん。元から付いていく予定だったよ。風夏を1人にしたら2時間は絶対帰ってこないから。」
風夏「え?」
蘭「迷子で」
風夏「え??」
蘭「ほら、行くよ。買い物。」
風夏「え?あ、うん。」
実は風夏さん方向音痴なんですよ。たまに1人で帰ることあるんですけど確実にどっかで迷子になってるので。
居ますよね?1人だとポンコツになる人