【横須賀鎮守府】
スネーク「お前達!帰って来たぞ!」
DD兵達「「うおおーー!!」」
艦娘達「「良かった.....」」
如月「司令官!!」
スネーク「如月、無事だったか」
如月「ごめんなさい!本当にごめんなさい!私のせいで司令官が...」
スネーク「気にするな如月、ヘリが一機堕ちただけだ」
如月「で、でも....」
DD兵「ボス!攫って来たル級とレ級どうします?」
ル級「ハ、ハナセ!」
レ級「コノヘンタイ!」
スネーク「営倉にブチ込め」
長門「とうするんだ?」
スネーク「なに、ちょっと『説得』をな?」
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夕立「あ~、やっと授業終わったっぽい~」
暁「みっともないわね、そんなんじゃ一人前のレディなんて程遠いわよ!」
響「確かにこれは気持ち良いな」
暁「響までマネしてるんじゃないわよ~」
睦月「如月ちゃん、元気出して!間宮さんの所にでも行かない?甘い餡蜜でも食べたら
きっと元気でるよ!」
如月「ええ...そうね...」
***
足柄「それでね...工廠に立ち寄ったらスタッフさん達が酸素魚雷を本当に20本
作ってたの...」
那智「何故そんなに...」
妙高「お金はどうしてるんですか...」
足柄「それが廃材を流用してるからほとんど0円らしいの」
那智「もしかしたら妖精さんよりスタッフさんの方が凄いのでは?」
妙高「私達の艤装も改造しようとしてるらしいわよ」
足柄「提督から聞いたけど技術班の皆さんは本当に変態だわ」
羽黒「ね、姉さん達!!助けて!!」
レ級「羽黒ー♪」スリスリ
足柄「あらレ級ちゃんじゃない!」
那智「大丈夫なのか?」
妙高「提督が『説得』したのでもう仲間です、大丈夫ですよ」
那智「『説得』ねぇ...これはもう洗脳の類では無いのか?」
羽黒「助けて!」
ル級「コラ!レ級!離レナサイ!」
レ級「うぅ~」
ル級「ゴメンナサイ皆サン...」
足柄「あら、大丈夫よ」
羽黒「そ、それよりも!最近如月ちゃんの様子が変なんです」
足柄「その件ね...どうやら提督のヘリが墜落したのが自分のせいだと思ってる
らしくて....」
羽黒「そうだったんですか...」
足柄「早く立ち直ってくれると良いんだけど...」
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吹雪「ううぅ....」
島風「おうっ!おうっ!」
陸奥「大丈夫よ、どうせすぐそんなに緊張してるのが馬鹿馬鹿しくなって来るから」
島風「ねぇねぇ!それより任務って?」
スネーク「少し待て、全員揃ってから説明する」
吹雪「全員?」
長門「お前達は金剛を旗艦とする南西方面艦隊に一時的に配備される」
吹雪「良かった...一時的にかぁ....って金剛さん!?」
吹雪「あの人、かっこ良かったなぁ~!」
金剛「てえーーとくーー!!!」バン!
スネーク「お、おい急に抱き着くな」
金剛「提督のヒゲ気持ち良いデ~ス!」
吹雪「....」
金剛「ん?youが噂のNew faceネ?」
吹雪「と、特型駆逐艦の吹雪です!」
金剛「元気の良いGirlネ!でも元気の良さなら私だって負けないネ!」
吹雪「?」
金剛「金剛型一番艦!英国で生まれた帰国子女!金剛デース!」
比叡「同じく二番艦!恋も戦いも負けません!比叡です!」
榛名「同じく三番艦!榛名、全力で参ります!」
霧島「同じく四番艦!艦隊の頭脳、霧島!」
金剛型「「我ら金剛型四姉妹」」
金剛「デース!!」
スネーク&長門「「全く...」」
陸奥「ぷっ...くくっ...」
スネーク「では、任務を説明する」
スネーク「南西海域に眠る豊富な資源、今後激化する戦いに備えなんとしても
抑えておきたい....が」
大淀「深海棲艦も狙いは同じのようです、戦艦二隻を中核とした艦隊の接近を
確認しました」
陸奥「これを邀撃するため編成されたのがあなた達よ、その理由は」
霧島「現在、南西海域に発生しているスコール、ですね?」
榛名「つまり、一航戦やメビウスさん達の航空戦力が出せないという事ですか?」
スネーク「赤城達は分からんがメビウス達は悪天候でも普通に飛べるぞ?...ただ機材の
定期整備中だから出撃出来ない....そこでル級とレ級を出撃させる」
ル級&レ級「「エエッ!?」」
長門「大丈夫か?」
スネーク「ちょうど、戦力を測りたかったからな、それに昨日の敵は今日の友だろう?」
長門「フフッ...そうだな」
スネーク「よし!お前達!出撃だ!」
全員「「ハイッ!!」」