伝説の傭兵、提督になる。   作:whiteカプチーノ

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この作品のカズは復讐に囚われていません
スカルフェイス殺してスッキリしたようです

今回からスネークを提督にします


3 挨拶

 横須賀鎮守府 食堂

 

 -長門視点-

 

 いつも騒がしい食堂だが今日は一段と騒がしかった

 なぜなら

 

 熊野「新しい提督はどんな方なのでしょう?」

 

 鈴谷「さぁ?でもアメリカ人なんでしょ?気になる~♪」

 

 今日は新しい提督が着任する、それもアメリカ人だ。初めて会う

 外国人にワクワクしていた..が同時に不安でもあった

 

 睦月「どうしよう..失礼な事して殺されたりしないかな..」

 

 長門「大丈夫!きっと優しいお方だ」

 

 私達はあの戦争でアメリカにあまり良い印象を持っていない

 だが、仲良くなれると私は信じている

 

 ガチャ

 

 大淀「皆さん!静かに!」

 

 シーーーン

 

 コツコツコツ

 

 最初は新人が送られると思っていた、だが実際は殺気じみたオーラを

 纏い右目に眼帯をつけている男だった、歩き方も戦いなれてる

 

 提督「..あー」

 

 すると先程までの殺気じみたオーラが消え、提督から放たれた言葉は

 

 提督「ハラ減ったから、メシにしよう」グルル キュー

 

 全員「」ズコーッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 提督「やはりアメリカは嫌いか?」

 

 周りを見ると艦娘たちは席に座ってはいるが皆こっちを向いている

 今私は艦娘代表として提督の隣に座っている

 

 長門「いや、慣れてないだけだ、気にしないでくれ」

 

 提督「そう言ってもらえるとありがたい....君は?」

 

 長門「戦艦長門だ、宜しく頼むぞ」

 

 提督「長門.....クロスロードの?」

 

 長門「そうだが?」

 

 提督「すまなかった、核などバカな事をして」

 

 長門「いいんだ、気にするな」

 

 もう過ぎたことだ別にいい、そのお蔭で私が居るようなものだからな

 しかも一発は耐えたんだ

 

 間宮「おまたせしました、カレー特盛です」

 

 提督「おお!これが海軍カレーか!有りがたく頂くよ」モグモグ

 

 ガツガツ

 

 間宮「いい食べっぷりですね♪」

 

 バクバク

 

 提督「....ケフゥ」

 

 全員「「早っ!?」」

 

 あまりにも早すぎる!あの赤城でさえ3分は掛かる量だぞ!?

 それをこんな一瞬で..やはりこのお方只者ではない!

 

 間宮「.......あの、どうでしたか?」

 

 提督「.....」

 

 間宮「あのー?」

 

 

 

 提督「うますぎるっ!!!!」

 

 

 

 全員「「うるさい!!」」

 

 口にあって良かったのだがそこまで喜ばなくてもいいだろう

 耳が痛い....

 

 提督「.....すまない、あー私はスネーク、少将だ見ての通りアメリカ人

 だ、不安な事もあるだろうがどうかよろしく」

 

 「「よろしくお願いします!!」」

 

 提督「さっきは見苦しい所を見せてすまなかった」テレテレ

 

 あはははは!

 

 私たちから笑いが起きる、厳しそうな見た目からは想像できない

 ギャップで思いだし笑いしそうになる

 

 「それで今後の事なんだが....」

 

 シーーーーーン

 

 私達は一瞬で静かになる、今後の事だちゃんと聞いておかないと

 皆や提督の足を引っ張ってしまう

 

 提督「1年間は出撃しない」

 

 「「ええっ!?」」

 

 提督「まぁ、待て理由がある」

 

 明石「理由?」

 

 提督「そう、この鎮守府の警備が少なすぎる」

 

 明石「大丈夫ですよ!海の方は」

 

 提督「海の方は、な?対して陸の警備が無に等しい」

 

 明石「陸から攻められることなんて...」

 

 陸の方なんか気にしなくてもいい、海さえ警戒していれば鎮守府は

 安全なのだから

 

 提督「叢雲から聞いたが軍には、お前達を物のように扱う輩がいるん

 だろう?そいつらが攻めて来ないとは限らない」

 

 数人の体がビクッとする。以前、ブラック鎮守府に居た者だここに来て

 幾らかマシになったがまだ悪夢を見る者もいる

 

 大淀「ですが陸の方に手を回せる者が居ません、そもそも私達は陸

 では力を発揮できませんし....」

 

 提督「そこでだ、付いてきてくれ」

 

 提督が食堂を出る何か案でもあるのだろうか?

 そう不思議に思いながらも私達は提督について行った

 

 

 

 


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