横須賀鎮守府 グラウンド
このグラウンドには朝食を終えたスタッフ達が銃や戦車、ヘリを
手入れ・整備している
スタッフ「フンフーン♪」フキフキ
スタッフ「ラララー♪」ガチャガチャ
艦娘「「わぁ....!」」
艦娘たちはスタッフが手入れしている兵器に目を輝かせていた
海の兵器はたくさん見てきたが陸の兵器は初めてである
妙高「分解して大丈夫なんでしょうか?」
スタッフ「いや、これは分解してるわけじゃなくて中の部品の
チェックだよ、もし壊れていたらいざと言う時困る。ほら、日本
じゃ身から出た....なんだっけ?」
那智「身から出た錆だな」
スタッフ「そう、それいざと言う時弾が出なくちゃ困るからな
君達も整備したりするだろ?」
羽黒「はい...でも、妖精さんに任せっきりです..」
スタッフ「たまには自分で手入れするといいぞ~....って妖精さん
って誰?」
足柄「見てないの?居るはずだけど...」
スタッフ「えっ」
ある者はスタッフが手入れしている銃を見て、質問したり
赤城「すごい迫力ですね..」
スタッフ「だろう!この戦車はT-72って言うんだぜ!しかも俺はこれを
一人で操縦するんだぞ!」
赤城「あれ?戦車は複数人で動かすものでは?」
スタッフ「おお!良く知ってるな!」
赤城「はい、この前本で見ました」
スタッフ「でも開発班が『一台に複数人使うより、一台に一人のほうが
良いだろ!いい加減にしろ!』ってことで多少精度は落ちるが一人で
操縦できるように改造した、もちろん複数でも操縦できる」
スタッフ「乗ってみるか?」
赤城「いいのですか!?」
スタッフ「いいぞ~戦車の魅力とくとご覧あれ!」
ガチャガチャ....バタン!
赤城「中は思ったより広いですね」
スタッフ「発進するぞー」
ブルルルル
ガラガラガラ
赤城「すごい...!」
ある者は戦車に乗せてもらったり
摩耶「だああ!なんで当たらねえんだよ!?」ドンドン!
スタッフ『何度も戦場を潜り抜けて来たヘリの腕見せてやる!』
摩耶「深海棲艦の艦載機よりもデカいのに何で当たらねえんだ!?」
スタッフ『おっと~?対空番長がそれで務まるのか~?』
摩耶「クソッたれー!」
スタッフ『フハハ!当たらん当たらん!』
ある者はヘリコプターと勝負したりと平和である
さて場所を変え鎮守府の浜辺
ここではスタッフ達が四月にも関わらず海で泳いでる
スタッフ「フウー!気持ちいいー!!」
スタッフ「久しぶりに泳ぐぜー!」
スタッフ「あの岩まで競争だー!」
スタッフ「てめー!水掛けやがったな!」ガシッ
スタッフ「おw?どうしたwww?」
スタッフ「カツオノエボシくらえー!」ブンッ
スタッフ「ファッ!?」
スタッフたちは浜辺でブルーシートをひきくつろいだり、寒い中
競争したり、水を掛け合ったり、毒クラゲを投げつけあったりしていた
霞「なんで私達ですら危険なものを素手で投げたりできるのよ...」
大鯨「すごい人達ですねー、皆さーん!!お昼ご飯ですよー!!」
スタッフ「「何ィッ!?」」ガバッ
霞&大鯨「「うわっ!?」」
スタッフ「急げー!」ダダダ
スタッフ「俺が先だ!!」ダダダ
スタッフ「ヒャッハー!おっ先ー♪」ブゥウウウウン
スタッフ「あっ!テメェ!車はズルいぞ!!」ダダダ
大鯨「もう!!皆さん、ご飯はいっぱいあるんです!争わ
ないでください!!」
この言葉にスタッフ達は
「「(かわいいなぁ....)」」
と思った......思ったが、足は止めなかった、やはり食欲には
逆らえないのである
間宮が港に入港したら湧き上がったっていう戦時中のほっこりエピソード好き