【WR】戦姫絶唱シンフォギア S.O.N.G. of Valkyries 全員生存RTA【22:04:21,87】   作:REALGOLD

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入院生活は特にやれることが無いので初投稿です。


シンフォギアG
G Part1


旧友と再会するRTA、始まってるんだよなぁ……。

 

ついに始まりました。G編でございます。

一期に比べるとかなり戦闘頻度が上がりますので操作ガバが致命傷になります。致命傷しかねぇな?

 

画面上ではルナアタック以降の装者たちの動向が解説されています。その間にいつもの解説タイムを挟みましょう。

 

まず、G編最大のネックは縁ちゃんの「記憶喪失」に関するイベントが多いことです。

本編前にF.I.S.ルートを選んでいるので当然マリア達とのイベントももーりもり挟まれますが、これはシナリオ面でのネックです。

 

特筆すべきは戦闘面にも「記憶喪失」の弊害が出ることですね。

G編の途中、具体的にいうと393参戦後くらいまでは記憶喪失によるデバフがかかりランダムステータス20%DOWNというヒジョーに面倒なものがついてきます。

だから一期編であれだけ必死にステータス稼ぎをする必要があったんですね(メガトン構文)

 

え?行動制限?知らない子ですね……(目逸らし)

 

ではシンフォギアG編、行くゼーット!(MZK)

 

 

 

 

 

 

最初の舞台はQUEENS of MUSICのライブ会場。

今の縁ちゃんは黒服でグラサン付き、髪もまとめてポニーテールにして誰か分からなくしています。

ちらりと映るうなじが……セクシー!エロい!

 

役職的には奏さんのSP+会場警備員のようですね。

ツヴァイウィングとマリアさんとの面会は済ませているようなので、まだ縁ちゃん自身はご対面していません。一番盛り上がるところでこの二人は再会(?)するので期待して待ってて、どうぞ。

 

途中のすったもんだは飛ばして早速ライブ開始です。

ちなみに裏では響ちゃんたちがDr.杉田とソロモンの杖の移送作戦を行っています。

 

「んじゃ、行ってくる」

 

「行ってらっしゃい」

 

奏さんも縁ちゃんも相手の顔を見ずにやり取りするとか熟年夫婦かな?

ちなみに奏が生存している場合は、ツヴァイウィング+マリアという豪華三人セットとなっております。

チケットは1枚14万3千円です。嘘やろ!?

 

縁ちゃんはゲート付近の警護を行っており、ライブが始まっても持ち場を離れられません。そのかわり正面入り口の担当なのでツヴァイウィングの二人が歌っているところを特等席で見られます。

なんだかんだ言って縁ちゃんはまだツヴァイウィングのライブを生で見てないんですよねぇ……念願叶ったんやなって(感涙)

 

ところで不死鳥のフランメがそろそろ終盤ってことはお仕事(本職)開始の合図ですね。

 

マリアさんのフィーネ宣言と共に大量のノイズが会場を埋め尽くします。そしてそこに張本人からの一声。

 

 

「うろたえるなっ!」

 

 

(触れたら即死の化け物目の前にそれは)いや〜キツいっす……。

ノイズの出現と自分達がテロ組織であることを全世界生中継の会場から発信。さしあたっての国土割譲を求めています。

そんなスナック感覚で土地渡せるワケ無いんだよなぁ……(無理難題)

 

騒ぎが大きくなったあたりから、縁ちゃんはこっそりと正面入り口より姿を消してバックヤードに潜みます。隠密行動ですね。

おまえ絶対ニンジャだろ……(ブロント)

 

「面倒なことになったなぁ……まぁ、まずは撮影機材を潰しましょうか」

 

プレイヤー画面に切り替わったので行動開始です。

まずは生中継用のカメラかアンテナを破壊して、ツヴァイウィングが戦闘に参加できるようにしましょう。

 

中継を管理してる部屋を押さえれば良いのでは?とお考えのホモもいることでしょうが、そちらは緒川さんが向かっている+破壊するほうがタイムが早いのでこちらを選択します。

最悪破壊工作がガバっても緒川さんがフォローしてくれるという完璧な構図です。情けない奴ッ!

 

全体の放送を統括しているアンテナを潰すのが一番手っ取り早いので、まずは会場の屋根へ向かいます。

 

が!ここで注意!

 

移動中にステージ上のマリアさんに気付かれると、大量のノイズを送り込まれて見所さんもないノイズ戦を挟むことになります。

よって移動の際は隠密行動を基本として、なるべくステージから見える位置にはいないようにしましょう。

 

具体的にはバックヤードや関係者用通路などですが、ルート的にはマリアさんから見える場所を通らなくてはならないという鬼畜仕様となっており、マジのニンジャスキルが求められます。

 

まぁ、この区間は珍しく0敗なんですけどね。初見さん。

 

では、これよりヴァーチャス・ミッションを開始する(蛇)

 

 

 

 

バックヤードからまずはエスカレーターを駆け上がりつつ、最上階へ。その後は機材運搬用のリフトで更に上へ上がりつつ、ステージ上の様子を伺います。

 

会場に残されていた一般ピーは既に退場させられていますね。人質を解放する理由が全く分からんとですがとりあえずヨシ!(ガバガバ)

 

では会場の屋根付近まで到着したら、一本だけ立ってる奇妙なアンテナを発見。あれが目的の放送用アンテナです。

コレを破壊すれば仕事は終わりですがここからが危険なポイントです。

 

現在縁ちゃんのいる場所からアンテナへは絶妙な距離があり、素の縁ちゃんがジャンプしてもギリギリ届きません。無理やり敢行しようものなら潰れたトマトのようになることでしょう。

 

だからといってギアを使うと一発でマリアに気づかれてオワタです。

生身の縁ちゃんでアンテナを破壊する必要があるので、手順通りに行きますよ〜イクイク。

 

「流石に届かないな……アレを試すか」

 

『随分と落ち着いてるのね?もっと焦ると思ってたのに』

 

『生憎とこっちにゃ凄腕のSPがいるんでな。アイツがなんとかしてくれるだろうさ』

 

「……ッもう!」

 

なんか惚気だしたんですけど。

そういう(百合百合する)ゲームじゃねぇからこれ!早いとこアンテナをカットしてあげましょう。

 

まずは手元のプラグをぶん回して正面の照明に引っ掛けます。

あとはターザンごっこをしながらアンテナ目掛けて体当たりを繰り出せば終了です。

しかし、マリアからも丸見えの状態でブラブラしてるとあっという間に見つかります。最悪の場合、宙吊り状態でノイズを相手することになるのでこの場面の移動はなるべくスピーディーに済ませましょう。

 

では、電源プラグをそぉい!してアーアアーしましょう(意味不明)

 

照明の付け根部分を狙って……狙い撃つぜ!

 

「……よし、あとはアンテナまで止まらずに!」

 

止まるんじゃねぇぞ……。

足止めたらマジで死ぬんだよなぁ……。所定の位置にかかったのであとは勢いをつけて移動するだけです。勝ったな、風呂入って

 

 

 

 

 

 

 

Why is it necessary to make equal speed?(4回目)

(なんで等速にする必要があるんですか?)

 

 

 

 

 

 

 

『…………え?』

 

ん?なんかマリアさんが見てる。

なんか急に目を見開いてるんですけどコワイコワイ。あれこれひょっとして見つかってるのでは?

いやいや、顔隠してるのに一発で縁ちゃんだと気付くわけが……。

 

 

な ん で 泣 い て る の こ の 歌 姫 ?

 

 

『ツカサ…………ツカサ!?』

 

 

まずいですよ!?

こんなとこでノイズ呼ばれたら縁ちゃんがトマトになるか炭になるかの二択です。

 

ここで問題だ。

この身動き取れない状況でどうやってアンテナを破壊するか?

 

①裏表のない素敵な縁ちゃんは突如反撃のアイデアがひらめく

②仲間が来て助けてくれる

③任務失敗。現実は非情である

 

まずもって②は論外。ツヴァイウィングはステージ上で釘付け+世界の目があるので変身は不可。響ちゃんたちはこのステージに向かっている最中かも知れませんが、望み薄です。

 

となれば選択肢は一つ。反撃のアイデアを閃くしかないですね。

うーん、かなり不安が残りますが……。

 

「チィ!仕方ないッ!」

 

縁ちゃんの許可(?)も得たことだしやりますかぁ!

縁ちゃーん!新しいバンクよー!

 

 

〜少女変身中〜

 

 

元気百倍!ミノタロス!

物騒だなぁ……。変身ついでにアンテナを破壊しました。この後の着地で微妙にダメージをもらいますが……大丈夫かなこれ。

 

「いっ!?たたたたた……」

 

「あーあー、カッコつけてスーパーヒーロー着地なんてするから」

 

「あんまりそれやると膝悪くするよ?縁」

 

ほんわかしてんねぇ!もっと危機感持って、どうぞ。

ではG編初戦闘。マリア戦開始の宣言をしろ!I★SO★NO!

戦闘開始ィー!(ポヒー!)

 

ちなみにパートナーはもちろん奏さんだ!

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

もう会えないと思ってた。

もう二度と声が聞けないとずっと思い続けてきた、私の最初の友達。

最上 詞。

 

幼少期に出会って、いろんな話をして、時に勇気付けられ、時に支え、歳もそう違わないのに憧れた彼女。

あの日、怯えた目を向けてしまったことを、何度後悔して自暴自棄に陥ったことか。

弱い自分がとにかく許せなかった。だから強くなった。

 

どんな苦痛も、どんな屈辱も、どんな罵倒も飲み込んで。

私はようやく貴女を追いかける資格が得られる。一度否定した事実は覆せなくても、それでも思い出すのは貴女の笑顔と心の強さだったから。

 

だっていうのに。

 

「大丈夫か縁?ほれ、手ぇ貸してやるから」

 

「またこんな無茶して……叔父様に怒られるよ?」

 

「これが一番早かったのよ……二人に何されるかわかんなかったし」

 

なによ、これ。

 

「なんか段々無茶の度合いがでかくなってないか?」

 

「心配してくれるのは嬉しいけど、それで体壊したら意味ないでしょ?」

 

「……翼がおじさんに似てきた気がするのは私だけかしら」

 

何を見せられてるのかしら、私。

ねえ、ツカサ?私を覚えてないの?あの時のこと怒ってるの?ねえ。

私、貴女に謝りたい一心で頑張ってきたの。貴女が背中を支えてくれた分のお返しがしたくて強くなったの。

 

適合実験だって人の何倍も受けてきた。体中薬品漬けになっても構わずに何度も繰り返した。そうしてようやく貴女と同じ(シンフォギア)が手に入ったの。

だから見てよ、私を見てよ。

 

「……さぁてと、二人の晴れ舞台をまた台無しにしてくれた分、償ってもらわなきゃね」

 

聞いてよ。

私よ?マリア・カデンツァヴナ・イヴよ、覚えてるでしょ?

 

「行ける?二人とも」

 

「無論、いつでも」

 

「響やクリスがいなくたって、アタシら3人いればなんて事ないさ!」

 

ねえ!!

 

 

「ツカサ!!」

 

「……さっきから誰のこと言ってるのか知らないけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は()() ()であって()()()なんて人はここにいないわよ?歌姫さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、私の中の何かが砕け散った。

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

ガングニール・マリア戦です。

基本は槍での攻撃なので突き攻撃がメイン……かと思いきやそうでもないんですねこれが。

 

黒いガングニールのユニーク武装にはマントが入っており、範囲攻撃から自動ガードから果ては追撃までなんでもござれのスーパー厄介くんです。

ユーザーからもかなりの恨みを買っているようで、「ただの厄介なマント」。略して()()()と呼ばれているとかいないとか。

 

マリア要素皆無なんですがそれは……。

でも実際戦うとガングニールは槍の武装なので突き攻撃の割合が高いです。つまり、「見切り」のおやつにしかなりません。

奥義攻撃も大抵マントから派生される奥義ばかりなのも後押ししてます。

あれ?本体要らなくね?

 

 

では早速戦闘開始です。

まずは駆け付け一杯と言わんばかりの初手突進が来るので、これを「見切り」ます。気を抜いてると出鼻を挫かれるので気をつけましょう(1敗)

踏みにじらせはせぬぞ!(ドゥン!)

 

「まずは一つ」

 

「ぐぅッ!?……なんでよ!なんで、なんで!なんで!!」

 

「見切り」したら第五奥義(とっつき)を打ち込んで敵HPを削ります。そして続けてマリアさん渾身のラッシュタイムです。

「パリィ」も狙えなくはないですが重量型での「パリィ」はとかく狙いづらいので今回はスルー。ガン盾で凌ぎます。

地味に貫通ダメージが入りますが誤差だよ誤差!

 

「縁に気を取られすぎだ」

 

「背中がガラ空きだぜ!」

 

正面から縁ちゃんが攻撃を受けている間に、後ろを取ったツヴァイウィングがアンブッシュ!ワザマエ!

と言いたいところですが、なんかマリアさんの背中がもぞもぞ動いてますねぇ。早速登場です。

 

「邪魔だぁ!どけぇ!!」

 

おっぶぇ!(緊急回避)

マントの範囲攻撃が飛んできました。アレに当たると派生攻撃の雨あられで運が悪いと死んでしまいます(3敗)

特に通常三段突きからのマント追撃、派生して掴み攻撃からの派生攻撃というパターンに入った日には確実にリセです(1敗)

今のステータス的に「ヒーローの魂」で耐えられるのは掴み攻撃までなのでほとんど意味をなしません。

 

相手の攻撃を「見切り」でかわしてカウンターを取るのが一番安定策なのですがこの方法はいささか時間がかかりすぎるので、ちょいと攻めます。

 

やることは単純。まずはマリアさんに限界まで接近。続けてマリアさんの周囲で横ステップをし続けます。

煽られてムキになったマリアさんはこちらに弱攻撃を仕掛けてくるので、すかさずこれを「パリィ」で弾き

 

 

 

 

 

ません!wwwwwwwwww(エミネム)

 

 

 

 

 

 

攻撃を避けたタイミングでこちらも弱攻撃をかけます。あとは簡単。同じことを繰り返してちまちまと削っていきましょう。

この手法をユーザーの間では『マリア・回転ツァヴナ・イブ』と言います。テストには出ません。

 

全国のマリアファンの方やインドの方々には大変申し訳ありませんが、このゲームにおいて黒いマリアさんは大抵ネタキャラにされます。

それもこれも全部マント攻撃って奴の仕業なんだ……。

 

では次のイベントに入るまで倍速デース!

 

 

〜少女横ステ中〜

 

 

「その動き……その戦い方、やっぱり貴女は……」

 

笑うなんて誰でもできるもん!(横ステの女神)

余談は置いといてマリアさんのHPが3割を切ったあたりでムービーが入ります。

 

上空から降りてくる影が二つ。真っ直ぐに縁ちゃんの方へ向かって射出される何かに気づいて咄嗟にバックステップで回避しました。

ステージに降りてきた影、その正体は新たなるシンフォギア装者。シンフォギア界の常識人(笑)とお色気担当のご登場だァーーー!

 

「……危機一髪」

 

「まさに間一髪だったデスよ!」

 

はい、ザババコンビこと月読 調ちゃんと暁 切歌ちゃんです。

原作を通して見ていると妙な違和感がありますが、まだ2人とも黒かった頃だからですね。響ちゃんと違って黒が似合うなぁ。

 

「……ふぅ、ごめんなさい。助かったわ」

 

「熱くなっちゃダメ。常にクール」

 

「教えてくれた張本人が……目の前にいるデスけどね」

 

逆上したマリアさんと違って悲しい目を向けてきますが、縁ちゃんにはとんと覚えのないことなので、いっそう警戒態勢に入っています。

ところで、誰か忘れちゃいませんか?

 

「貴様みたいのはそうやって……見下ろしてばかりだから、勝機を零す」

 

「……上デス!」

 

エリック上だ!

またも上空から飛来するのは、皆さんお待ちかね!主人公タイムだァーーー!

 

「土砂降りなァ、十億連発だァ!」

 

「はぁああああああ!」

 

シンフォギア、アッセンボォ……。

全員集結しましたね。では残りのマリアさんのHPを削って……

 

あれれ〜?おかしいゾ〜?

なんか足んねぇよなぁ?

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

やっと会えた。やっと話せる。やっと返せる。

やっと、やっと、貴女を超えられる。

 

背中を追いかける時間はもう終わり。ここからは私が貴女を引っ張る番だ。弱かった私を守ってくれた、鍛えてくれた、励ましてくれた大事な人。私だけの「ツカサ」さん。

 

今、貴女にもらった全てをお返しします。

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

あの人まであと500m。

私は姿勢を低くしたまま全力で、かつ静かに走り出す。

 

あの人まで300m。

背後から来る僅かな殺気を感じたのか、あの人が振り返り始める。

 

あの人まで100m。

左手に持つ短剣に力がこもる。冷静に、確実に。あの人に教えてもらった技をあの人に見てもらうんだ。

 

あの人まで50m。

上半身を捻り、左足をあの人の両足の間めがけて伸ばす。あの人はまだ完全に振り向いていない。

右足をバネにして一気に跳躍、あの人の顔が、目の前にあった。

 

あの人まで、もう間も無く。

構えた短剣を寸分違わず心臓を刈り取る為に突き出す。

渾身の一撃、全力全霊で殺しにかかった。

 

なのに、最後でしくじった。顔を見てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの人は、驚くとあんな風に反応するんだ。

そう思ってしまったのが、一瞬の隙を生み、それをあの人は逃したりしない。

 

 

「らぁ!」

 

 

弾かれた。あの人が「パリィ」と呼ぶその技が私の短剣を彼方へと吹き飛ばす。

形勢が悪くなったのを悟って一旦下がる。ようやく気づいた取り巻きの人たちがあの人を囲んで守るように陣を組む。

他の人なんてどうでもよかった。私の目にはハナから一人しか映っていないのだから。

 

ねぇ、ツカサさん。どうですか?私、こんなに強くなりましたよ?

 

「コイツどっから出てきやがった?!」

 

「まるで気配がない……霞のようだ」

 

ツカサさん。私、もう貴女に守られるだけじゃないんです。守ってあげられるんです。

だからもう、貴女は()()()()()()()()()()()

 

「……間違いなくエース級、私よりも格は上かもね」

 

ツカサさんより格上。この私が?

思わず顔がニヤけそうになるが必死に噛み殺した。戦闘中は常にクールに。確実に。必要以上に喋らないこと。

 

戦闘のイロハは全てツカサさんに仕込んでもらった。ツカサさんの知っている動きは私も知っているし、逆もまた然り。

だからこそのアンブッシュだったが、流石は私の先生だ。即応力が違う。

 

「お褒めに預かり光栄ですが、話している余裕があるのですか?」

 

「……言ってくれる。まるで鏡を見てる気分ね」

 

「ハハッ……!確かにあの仏頂面は縁そっくりだわ」

 

いちいちこちらが喜びそうなことを言わないでほしい。

堪えるのが少し辛くなる。

 

 

ツカサさん

 

 

たとえ貴女が私たちを忘れていようと、私たちが貴女を忘れることはあり得ません。あの孤児院で過ごした時間は、確かにあったのですから。

 

「……こ、じ、いん……こじいん……?」

 

……しまった、つい口に出してしまった。

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

いや〜感動の再会でしたね(すっとぼけ)

という訳で生存フラグを立てていたのでここでセレナとの再会ムービーも入りました。

そしてセレナの(余計な)最後の一言により縁ちゃんの記憶領域が刺激されて……。

 

 

「あ……あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」

 

 

『ツカサさん!はい、大丈夫です。おかげさまで結構体力付いたんですよ?』

 

『あっ鬼教官デス!』

 

『おはようございます、詞さん』

 

 

バッドステータス!フハハハハ……!(エボルト)

なくした記憶が蘇ろうとして縁ちゃんの頭にダイレクトアタックをかけています。

これこそがG編最大のネックポイント、通称『喪失デバフ』です。

 

内容は先述した通りに、戦闘前にランダムでステータスを2割下げてきます。

SPDやらINTなどの全く触れていないステータスならいくら下げられようと構わないのですが、一番厄介なのはスタミナを下げられることです。

 

前回からも言っているように、このゲームの主なダメージソースは奥義攻撃であり、活用するには一定のスタミナを支払う必要があります。

そんなスタミナの最大値を減らされればどうなるか、もうお分かりですね?(ガタブル)

 

さて画面に戻ると、マリアさんたちは気が済んだのか撤退を選択したようです。

調ちゃんがなにやら懐を漁っていますが……ん?

 

え?スモークグレネード?ナンデ?

 

「風鳴 縁!次に会うことがあれば必ず殺す!私のこの手で、必ずな!」

 

「またね……ツカサさん」

 

はいドロン!

いやいや、一昔前のテレビじゃないんだから……。

 

 

 

MISSION COMPLETE

 

 

 

 

煙が晴れる頃には、マリアさんたちフィーネ一行の姿はありませんでした。

それにしても妙ですね。なんであんな場面でスモークが出てきたんだろう。ここは増殖ノイズでもって時間稼ぎしている間にトンズラという流れのはずでは?

 

ままええわ。戦闘を一つ飛ばせたと思えばお釣りが返ってくるので続行!

 

 

区切りもいいので今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました。




病室から失礼するゾ〜。

初めて入院しましたが存外自由に出来るんですね。外出できないのとコロナ的に売店に行けないことを除けばなかなか快適です。

検査とかないと暇で暇で……。
まあ、この後オペが待ってるんですけどね!

(12月6日 追記)
数多の誤字報告ありがとナス!
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