【WR】戦姫絶唱シンフォギア S.O.N.G. of Valkyries 全員生存RTA【22:04:21,87】 作:REALGOLD
2024/12/19 一部修正しました。
今日の敵は未来の親友なRTA、はーじまーるよー!
前回は響ちゃんのガングニールが復活したのに、ボコボコに引ん剝かれた所までやりました。
しばらく後の水着回で十分にリフレッシュさせてあげることにして、詞ちゃんは早速仕事に取り掛かってもらいましょう。
指令所ではプロジェクトイグナイトの進捗についてミーテイングを行っていますが、「興味ないね」と言わんばかりに詞ちゃんは走り込み続けてます。
アスリートなのかな?
「そろそろ休息にしましょう。動かしすぎると効率が落ちます」
セレナさんが陸上部のマネージャーみたいなことしてますが、ほんとに何でもできるなこの妹(賞賛)
「立花さんの容体は安定しています。そのうち目を覚ましますよ」
「……あれだけ大口叩いた割には何もできなかったわね、私」
「人間に出来ることなんてたかが知れてます。だからこそ、私たちは日々前に進まなきゃいけないんです」
運動後のストレッチをしながらさらっと名言を吐くセレナさんマジセレナさん。
いつからシンフォギアはスポコンになったのかと問いたくなりますが、そんなことは置いといてこのパートの、ひいてはGX編最大の難所さんを解説していこうと思います。
一週間だけトレーニングを挟んだ後に発電所の襲撃イベントが発生し、ミカちゃんとの一騎討ちになりますが、問題はそのあとの戦闘が本RTAのリセットポイントその1であることです。
え?アームドギアガチャ?知らない子ですね……。
チャート通りに、ここまでのオートスコアラー戦で一度も敗北していない場合、キャロルちゃん陣営が本気を出して詞ちゃんのギアを砕きに来ます。
この戦闘でギアが破壊されると修復までにかかる時間が、ファラさんとの確定一騎討ちできるタイミングと被るため、生存フラグが中折れしてリセです(114514敗)
ヴォエ!(トラウマ)
歴戦の走者を震え上がらせる相手が誰なのかはほんへで確かめてもらうとして、走力訓練を一回挟んで時間を前に進めました。
ボクサーもかくやなメニューをこなしてシャワーから戻ってきた詞ちゃんから画面開始です。
今日スゲェ〜キツかったゾ〜(疲労困憊)
では、弦十郎おじさんに話しかけてイベントを進行しま
お、待てい(江戸っ子)
まだ肝心なフラグ立て忘れてるゾ。
前回響ちゃんが引ん剝かれる要因になった393に話しかけるのを忘れてました。
チャートを忘れるとか走者のクズがこの野郎……。
「心ここにあらずね、小日向ちゃん」
「詞さん……私、響の足を引っ張って……」
意気消沈している393ですが、ここで選択肢が出ます。
「小日向ちゃんが気にすることないわ」を選ぶと原作通りの393ルートになりますが、このRTAにおいて出撃できるメンバーは全員戦場に出ていただきますので、いずれ393にも戦ってもらわなければなりません。
お前が装者になるんだよ!
というわけで「あなたにも出来ることがあるわ」を選択して393参戦フラグを建設します。
「出来ること、ですか?」
「事情はあれど一度はギアをまとって見せたでしょ?なら、あなたにも戦う資格はあるってことよ」
「でも、私は——」
「もちろん強制なんてしない。纏うギアも無いし、そもそも戦うための人間はここにいるわけだしね」
詞ちゃんが自分を指さしながら微笑みかけますが、393は複雑な表情を見せてます。
これでフラグの建設は完了したので、あとはギアの用意をしてあげれば393が戦闘キャラとして参加します。
といっても初戦闘はだいぶ先なので一先ず置いといてヨシ!
ちなみにこの場に響ちゃんがいた場合、「未来を戦わせるなんてとんでもない!」と怒られ、下手をすると「敵対心」が芽生える可能性もあります。
さらに普段の393に「お前も装者にならないか?」とお誘いしても「ならない(断固)」されるので、393参戦フラグは必ず響ちゃんがいないところ&393のメンタル値が「哀」になっているタイミングで行いましょう。
会話を挟んでイベントが進行しまして、クソデカアラートが鳴り渡り、続けてモニターには各発電施設がド派手に
一般通過兵士の皆さんも奮闘していますが、ワンタッチで即死の怪物相手には分が悪すぎます。
あんまりここで死なれるのも寝覚めが悪いので出撃準備に入りましょう。
「詞、無理するなよ。今回は完全に単独での作戦だからな」
「わかってるよおじさん。エルフナインちゃんの計画が進むまでは私しかいないんだもの」
ところがぎっちょん!
モニターには新たな反応が表示され、ザババコンビが独断出撃しているではありませんか。
ここら辺は原作と同じ流れなのでさらっと流してさっそうと駆け出していく詞ちゃんをバックに戦闘画面に入ります。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
「ジャリん子ども〜、アタシは強いゾ~?」
アルカ・ノイズを蹴散らして間もなく、響さんのギアを砕いたオートスコアラーに襲撃され、アタシと調はどん詰まりに追い込まれてしまったデス。
ここでアタシたちが踏ん張らないと、ギア改修までの時間も稼げないデス。
こんな時はいつも真っ先に教官が出撃するデスけど、今回ばかりはアタシたちに譲ってもらうのデス。
孤児院で教官を見殺しにしたアタシたちは、その分あの人の負担にならないように強くなるんデス。
ここでこいつを倒せるくらいに強くならないと、教官が安心して休めないじゃないデスか!
「目にもの見せてやるデス!」
懐から取り出した虎の子のLinker Model-K。メディカルルームからくすねたコイツがあればまだまだ戦えるデス。
奏さんや司令たちには申し訳ないデスけど、目をつむってもらうデスよ。
調と二人、手をつないでお互いの首筋に注入器を押しあて、引き金を引く。
ヒリつく首の痛みと、体に合ってない薬物に反発して手先が震えるデスけど、ギアの出力は底上げされたはずデス。
その証拠に、過剰投与した弊害で鼻血が垂れてきてるデス。
でも、鼻血がなんぼのもんかデス。あの時の教官はもっともっと血を流して、もっともっと痛い思いをしたんデス。
「切り刻むデス!」
教官直伝の重装備戦闘術。じっくり味わえデス!
「オォ!
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
というわけでミカ・ジャウカーン戦……ではなくアルカ・ノイズ戦をまずは挟みます。
ミカちゃんのほうはザババコンビのユニゾンと相対していますが、結局詞ちゃんと戦闘するときは全快するので全く関与しません。
ま、ゲームだから多少はね?(悟り)
ではミカちゃんがばらまきまくったノイズをお掃除していきますが、ここまでのオートスコアラー戦の戦績によって出現ノイズの数が変動する都合上、油断するとここでギアを剝かれるので注意しましょう(無敗)
対応はレイア戦の時と変わらず、範囲攻撃型の奥義でサクサク片づけていきます。
お邪魔なアルカ・ノイズは出荷よ~。
「数が多い……!」
今回はオートスコアラー戦を全勝するチャート作りなので、ノイズの頭数は最大数の333体。地球防衛軍のアリンコの如くアルカ・ノイズが押し寄せてきますが、すべてを画面に映すと処理落ちが発生しかねないので、奥義を打つ瞬間にカメラを下に向けるのを忘れないようにしましょう。
バナナノイズやら武士ノイズやら勢ぞろいですが、囲まれて叩かれるとさすがにどうしようもないので、先頭のノイズが接近した瞬間に奥義を打ち込むのが安定すると思います。
欲をかいて、群れのど真ん中に飛び込んでまとめて倒そうとするのは、やめようね!(5敗)
〜少女掃討中〜
最後の一体を撃破して、工事完了です……。
前哨戦が完了後、ザババコンビに視点が向けられます。
ライダーキックで止めを刺せたと思いきや、バリアが爆☆散!
一転して切歌ちゃんが引ん剝かれました。GX編が妙に肌色成分多いイメージなのってこのポンポンスーと水着(主にマリアさんの)せいだと思うんですけど(名推理)
「始まるゾ!バラバラ解体ショー!」
「やられるもんか!折れない限りは負けじゃない!」
調ちゃんが善戦してくれますが、ワンパン大破確定のアルカ・ノイズは相手が悪すぎます。
コンバータに被弾して、あぁ!シュルシャガナがやられた!
「誰か……調を……誰かぁああああ!」
いたいけな女の子に大人数で迫るアルカ・ノイズども、許せるッ!(ダーマ)
アックスビットが突き刺さって、颯爽登場!
「ごめんなさい、遅くなったわ」
というわけでようやくミカ・ジャウカーン戦です。
戦闘準備画面にて、サポートキャラが誰もいないことを確認して、ヨシ!
ちなみにオペレーターはサポートキャラとは別枠なので、いようがいまいがどちらでもヨシ!です。
では3人目のオートスコアラー一騎討ち戦、イクゾー!(DYNM感覚)
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
貪斧・ミノタロス。
これまでの戦闘データを見ても、ほかの装者と比べて異様なポテンシャルを秘めている聖遺物だ。
計画の進行に使えるかと演算機にぶち込んでみたが、どの条件でもエラーを吐かれた厄介な駒でもある。
そもそもミノタロスは完全なる厄ネタでしかない。
ルーツをたどればヒトの欲望から下された天罰により生まれてしまった怪物。生まれて迷宮に押し込まれ、人を食い、討伐された哀れな生き物がミノタロスだ。
そんなもの好んで利用する馬鹿がいるのかと嗤ったが、目の前に実例を用意されれば認めるほかない。
あれは、飛び切りのイカれ野郎……否、女郎か。
『マスター!アイツ出てきたゾ!』
「ひとまずは任務を優先しろ。イレギュラーの排除は二の次だ」
『分かったゾ!』
ミカ、ガリィ、レイア。すでに奴は3機のオートスコアラーと戦って勝利ないし生還している。ギアの破壊の旋律の収集が目的だというのに、奴だけは健気に抵抗して見せている。
たかが一人のギアだと捨ておくこともできたが、不確定要素は極力排除すべき。
ゆえに、奴にはここで消えてもらおう。文字通りに、この世からな。
「全員、打って出るぞ」
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ミカ・ジャウカーン戦です。
以前戦った時は響ちゃんに任せっきりでしたが、今回は真正面から衝突していきましょう。
「女の子を何だと思ってるのかしらね、アンタらは」
「知ったこっちゃないゾ!それよりも早くかかってこいだゾ!」
だ、そうなので初手から奥義にて仕りましょう。
射出されるカーボンロッドをよけつつ、まずは第六で永続バフかけますね~。
と、ここでミカちゃんのHPが減っていないことにお気づきになるかと思います。
ちょっと〜ゲームバグってんよ〜(憤慨)と思われるかもしれませんが、ミカちゃんはデフォルトでカーボンバリアを展開しているので、まずはこれを破壊する必要があります。
おい引きこもり、聞いてんのか!
いつかのフィーネ戦と同様にピザカッターで削り落としていきたい所さんですが、バリアの耐久値が一定以下になるとランダムで
「ドッカーン!」
「なんッ?!」
おっぶぇ!
このようにバリアを自爆させてカウンターをとってくるので、下手に連打するのは非推奨です。
自爆までの猶予は30フレームほどなので、フレーム読みに自信ある兄貴たちはギリギリまで粘るのもアリなんじゃないかな(自分のPSのなさを晒す走者の屑)
ではバリアのはがれたミカちゃんに接近して、早速ぶち込んでやるぜ!(とっつき)
出来ればよかったんですが、そうは問屋が卸してくれません。
ミカちゃんはオートスコアラーの中でも戦闘に特化したタイプなので、積極的に前に出るし、ガンガン攻撃を加えてきます。
パリィでええやんと思われるかもしれませんが、ミカちゃんのカーボンロッドは重装備にカテゴリされるのでパリィが不可です。
お前重いんだよ!(武装)
ひたすら避けて殴ってを繰り返すことになるので、RPGのバトルを想像すると安定するでしょう。
ではミカちゃんのロッドをローリング回避して、ブゥン!
「オォ!アタシと正面切って戦うやつがいるとは思わなかったゾ!」
「単純なパワータイプは小細工しても押し切られるからね」
「いいゾ!いいゾ!もっと遊んでほしいゾ!でもこないだみたいに体に穴開けられるのは勘弁だゾ!」
モツヌキされた敵キャラが軒並みトラウマにしてるんですけど。
そら(ハラワタ引っこ抜かれたら)そうよ。
まぁ今回はできてもバックスタブが関の山です。「見切り」で体勢崩しからの致命も取れなくはないですが、格闘戦の間合いだと突貫攻撃はやってくれないので、無いものと考えるのが吉です。
そんな話してたら背中が透けて見えてるので、すかさず
突くゥ〜(バックスタブ)
「うぎゃあ!それやめろって言ったばっかだゾ!?」
「敵への嫌がらせは基本でしょう?」
詞ちゃんがガリィちゃんみたいなこと言ってるゾ。
残りのミカちゃんのHPが6割ほどになるタイミングで、もう一度バリアを張るために後退していきます。
通常プレイなら追いかけるところですが、この後退時に行う攻撃がなかなかのダメージソースなのでこれを活用させてイタダキャス……(一般男性)
後方に跳躍しつつ、掌からロッドを3~5発撃ちこんでくるのでこれにタイミングを合わせて、強攻撃で打ち返します。
ホームラン……RTA……プニキ……うっ、あのBGMが(洗脳)
「アダダダダ!?コイツゥ……へし折りがいがあるゾ!」
「勝利投手には程遠いわね。言っても通じないだろうけど」
勝った勝った!今夜はドン勝だ!
そんな打率10割の詞ちゃんのおかげで残りHPは2割です。サクッと平らげちゃいましょう。
バリアが再展開されたことを確認でき次第、再びピザカッター……ではなく貫通攻撃できる奥義であればバリアを無視して攻撃できるので、とっつきでトドメを刺します。
最後の一発くれてやるよオラ!
工事完了です……。
忘れずに『記憶の欠片 γ』を入手出来ていることも確認……ヨシ!
特に事故もなく終えられて何よりですが、安心するのはまだ早いです。
皆様、メインディッシュはまだこれからです!(ロイヤルメイド並感)
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ミカもよくやってくれているが、奴相手にはやはり分が悪いらしい。下準備して正解だったな。
奴の一撃を手ずから凌いでみるべく、ミカに突貫する奴の前に降り立つ。
障壁の全力展開で小手調べとしゃれこむが、これが存外腕に響いた。
右腕の反応がわずかに鈍いが、これなら誤差の範疇。俺の全力で拮抗できるのであれば計算通りだ。
「真打登場ってところかしら」
「そうだとも、イレギュラー」
黒髪靡くアジア系の少女。この中にあのミノタロスが息巻いているかと思うと、少しばかりおぞましくも思うが、結局は敵対者だ。排除以外に道はない。
邪魔をするならすりつぶすまでのこと。
「……?」
「人の顔をジロジロ見るな。礼儀のなってない奴め」
「失礼。どこかで見たことある目だと思っただけよ」
大方エルフナインのことを言ってるんだろう。こいつらはいまだに気づいてないので、有難く視界をのぞかせてもらっているが。
そういえばアイツS.O.N.G.に合流してから休息したことないんじゃないか?
ホムンクルスといえど休息をとらねば機能に支障が出るのは知っているはずだが……。
働き者のエルフナインのおかげで、計画も順調に進んでいるわけだし放っておいてもいいか。
「面目ないゾ」
「構わん。お前は計画通りに動け」
ミカが跳躍で下がったことを確認し、再び大斧を担いだ女に視線を向ける。
それにしても気に食わん目だ、まるで鏡でも見ている気分になる。
「引かせちゃっていいのかしら?2対1のほうが楽じゃないの?」
「構わん。お前の相手はすでに決まっている」
「そう、ありがたいことね」
「これでもそういえるか?」
方陣から殲琴を取り出し、奏でる。
糸の一本一本が俺の体へと纏わり、外套へと織られていく。この輝きは奇跡を皆殺し、この音色は歌姫の声をこそぎ取る。
お前たちでは到底達しえないフォニックゲイン。完成された肉体。そして、この外套。
これこそが完全。これこそが奇跡を踏みにじる力だ。
「……どんなトリックよ、急成長しすぎじゃない?」
「お前ひとりには大げさかもしれんが、これくらいあれば事足りるだろう」
ドン引きされているのが癪に障るが、程よく実力を出すならこの体形がベストだからな。
引き攣ったやつの顔がどう変化するか見ものだが、一向に変わらない。
薄く笑っている。それもオレの姿を見てからずっとだ。
「何がおかしい」
気味の悪さのあまり問いかけてしまった。
そして奴は言ってのける。
「いつから、私が1人だって思ってたのかしら」
瞬間、オレの横を青い風が疾る。
寸分違わずに喉元を狙ってきた曲者は、返す刀で俺を一刀両断すべく斬り掛かる。
すかさずこちらも反撃の姿勢をとるが、彼方から放たれた弾丸に防がれた。
面倒だ、と軽く舌打ちしながらその場から離れ、襲撃者の顔を拝む。
途端に、頭上に陰りが生じた。
「オラァアアァアア!」
視界に飛び込んできたのは、緋色の槍。
回転しながら迫るそれを障壁で何とかカバーしたものの、わずかに鈍った右腕で防いだせいでほほに軽く傷を負った。
なるほど、これが慢心か。
「退かせたのが裏目に出たんじゃない?これで4対1よ」
「突貫で完成させてくれたこの新型、たやすく折れると思うてくれるな」
「こちとら後輩どもが泣かされてむしゃくしゃしてんだ!きっちり耳そろえて返してもらわねえとな!」
「油断大敵ってね。いい教訓になったんじゃないか?」
———あぁ、なるほど。
これも慢心か。
思わず笑みがこぼれる。
逆転勝利ムード全快なところ大変申し訳ないんだが……。
「何を笑う、錬金術師」
「いや何、お前たちの知能が実に微笑ましいと思ってな」
イチイバルの装者がイラついた眼でこちらをにらむ。
まるで威嚇する猫のようじゃないか、存外かわいらしいものだな。
この状況なら、このセリフが適切だろう。
「いつからオレが
俺の後方から二つの影が飛び出し、炎と金の雨あられが辺りを覆いつくす。
ミノタロスが全員をかばっているが、その隙を見逃すはずもなく風と水が両脇から肉薄した。
「初めまして、そしてさようなら」
「バァ~イ!」
アメノハバキリがガリィを、ガングニールがファラを食い止める。イチイバルはレイアがかく乱し、ミノタロスはミカが足止めする。
そしてとどめの一撃は、
「やれ!」
レイアの合図とともに海面から浮上する巨大な躯体。
正式名称を与えていなかったのでいつかくれてやろうかとも思ったが、それは後に取っておこう。
一か所に縫い付けられた装者一行を、その巨体をもって一網打尽に叩き潰す。
「なんの冗談だぁ!?」
「海坊主!?いや、それどころではない!」
「やべえ、いくらギアでも質量で来られたらマズい!」
「退避ィ!」
ちりじりに離れていくが最初から目標は一人だ。
ミカの弾幕でその場に釘付けのミノタロスは、後方のレイア妹に対応できない。よしんば抜け出したとしても、オートスコアラーの狙いは最初からお前ひとりだ。
どうあがいても4機と一人の包囲からは逃げられない。
「消えろ、イレギュラー!」
レイア妹の掌がミノタロスを叩き潰す。
周囲に土煙が吹き荒れ、衝撃波が俺のいるところまで伝わってくるが、レイア妹はお構いなしに何度もその掌を叩きつけた。
よほど前回の殴打が気に障っていたのか、恨み全てを込めたたたきつけで周囲の地形が変わりそうなほどだ。
10回を超えたあたりで気が済んだのか、腕の動きが止まる。
あれでは肉片も残っていなかろうな、と思っていたのだが、妹の腕が妙に震えている。
何があったのかと疑念にかられるが、周囲の土ぼこりが晴れた瞬間に、数世紀ぶりに驚愕した。
立っている。あのミノタロスはまだ生きている。
あれだけ質量の塊をぶつけられてなお、あの女は原形をとどめているのだ。
レイア妹が何度も叩きつけを行っていたのは、恨みからではなく、単純に撃破に至っていなかったから。
あの女は、10を超える質量の暴力に見事抗って見せた。
雄たけびとともに妹の腕が弾き飛ばされる。
強烈な光景に思わず笑いがこぼれて仕方ない。質量で言えば間違いなくトップの人形の一撃をその身一つで受け止め切ったぞあの女。
なるほど、確かに野蛮人だ。
「いやはや、ここまで笑わせられるのは何世紀ぶりだろうな」
面白い。面白いぞこの女。
いいだろう、ここまでお膳立てされては嫌でも気合が入るというもの。
オートスコアラーたちを妹の周囲に集結させ、件の女を見下げる。
その周囲に装者たちがこぞって集まるが、奴は膝をついて動かない。
では、僭越ながらこのセリフで始めよう。
「オートスコアラーズ!」
Happy Birthday!(鴻上会長)
ギリギリでしたが何とか間に合ってよかったです(小並感)
推しキャラを二次創作で登場させるとしゃべらせるセリフ全てがコレジャナイ感が出て、アカンねんな……。
?「筆者、それは無理やり原作に沿おうとするからだよ。逆に考えるんだ。多少崩れちゃってもいいさと……」
という訳でキャロルちゃんのイメージがだいぶ崩れてます。
これそろそろキャラ崩壊のタグつけたほうがいいんじゃ…。
(5/5 追記)
393参戦フラグのあたりが分かりづらかったので加筆修正しました