【WR】戦姫絶唱シンフォギア S.O.N.G. of Valkyries 全員生存RTA【22:04:21,87】   作:REALGOLD

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もうゴールしても良さそうなので初投稿です。


シンフォギアXV
XV Part1


自分の価値は自分で決めるRTA、始まるザマスよ!

 

最終章に突入しました。

ここから怒涛の伏線回収が始まるから見とけよ見とけよ~?

 

では早速攻略を開始したい所さんですが、その前に一つ野暮用を済ませます。

 

「……完成したか」

 

「あぁ。モガミツカサに依頼されたときには耳を疑ったが、そこまで苦労せずに済んだのはお前のおかげだよ、キャロル」

 

「抜かせ。お前ら3人なら造作もなかったろうに」

 

前回生存フラグ建設により救済したサンジェルマンさん一行ですが、これによりちょいとお得なシステムが使えるようになります。

 

「せっかくのご厚意なワケダ、せいぜい新たな工房を使い倒してやるワケダね」

 

このように、中盤からほとんど出番のなかったスキルポイントを消費することで様々な恩恵を得られる『錬金』システムが解放。

これの条件は、自軍に錬金術師を加入させることなので、S.O.N.G.ルートの場合はエルフナインくんちゃんが加入することで最短利用が可能です。

 

加えて自軍に加入している錬金術師の人数分効果も上乗せされるので、全員生存の条件ともスーパーベストマッチ!しています。

 

ポイントを消費することで「次の戦闘に限りPOW50%UP」など便利なものもありますが、本命は別。

 

今までにため込んだスキルポイントから1015P支払うことであの人をサポキャラ加入させましょう。

ライフを1015払い、コマンド入力!←→AB! このコマンドにより

 

 

「これが……ファウストローブ」

 

 

セレナ・カデンツァヴナ・イヴ(ファウストローブ・アガートラーム)を特殊召喚!

というわけで長らくオペレーターとして参加してくれたセレナさんが晴れてサポキャラとして復帰してくれました。

実に2年ぶりの現場復帰となりますが、衰えなどは全く見られません。敵の時と比べて型落ちしたなんてこともなく、スキル回りの仕様をきっちり引き継ぎつつステータスも申し分ない状態です。

ふつくしい……(恍惚)

 

 

ではお待たせしました。

さっそくXV編の序盤に突入しましょう。

 

本編ではS.O.N.G.一行は南極にてアヌンナキの棺と戦闘、その戦場をノーブルレッドのエルザ(ガンス!)ミラアルク(アザマース!)が偵察。

別行動中のヴァネッサ(フンガァァァ!)は米国の聖遺物研究所に潜入というシナリオでした。

 

今回は独立ルートのため、強制で米国研究所にてヴァネッサとの戦闘になります。

序盤の戦闘ですが、いきなりリセポイントになるので気を抜くことは絶対にNGです。

 

詳細は戦闘に入ってから解説するとして、とりあえずシナリオを加速させて準備画面まですっ飛ばしましょう。

キングクリムゾン!

 

 

~少女隠形中~

 

 

時よ、再始動しろ!

 

米国の研究所に不法侵入した後はひたすらスニーキングしながら目的地を目指します。

といっても段ボール大好きなあの人レベルのは求められないので、スタッフクレジットが流れながら移動するだけです。

本題はこちら、大扉の奥に待つヴァネッサとの初戦です。

 

このヴァネッサ戦、というかノーブルレッドの生存フラグについてですが、献血センターでの戦闘までに一度でもメンバーの誰かを撃破できていれば成立になるので、ここで立ててしまうのが良いでしょう。

 

しかし、普通に戦う分にはあまり苦戦しないノーブルレッドの面々ですが、特殊条件が付与されていることが多く、条件が破られた瞬間に戦闘終了という地味に面倒な仕様があるためこれらも加味しつつ戦闘しなければなりません。

 

そしてこの戦闘では、ヴァネッサが部屋の出口に到達した瞬間に戦闘終了という終盤のリセポイントの一つとなっています。

まぁ、よっぽどでなければ負けることはないでしょうが(鼻ほじ)

 

「見つけた。サンジェルマン、彼女で合ってる?」

 

『あぁ……間違いない。結社の被害者、ノーブルレッドの一人だ』

 

『そして、この施設のメインサーバー。ファイルを持ち出される前にこちらで回収してください』

 

かしこまりっ!

というわけで準備画面に入ります。

 

ここではとにかくヴァネッサをウロチョロさせないことが肝心です。

というわけで今回は妨害特化のガリィちゃんを選択し、氷床や水柱などで移動阻害を優先してもらいましょう。

性根の腐ったガリィちゃんの本領発揮ですな。

 

「行くわよガリィ」

 

「ったく、な~んでアタシなのよ……」

 

ご無沙汰じゃないっすか!

地味にオートスコアラーの面々も出番が少なくなってるのでもうちょい活躍させてあげたい所さんですが、生憎と完走するまでサポ枠は固定になりそうなので、またしばらく出番はありません。

その代わりこの戦闘で思う存分嫌がらせしてもらいましょう。

 

ではお待たせしました。

XV編初戦闘、推して参る!

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

流石は米国所有の研究所。

侵入するにも一苦労だったけれどそもそものデータを探し出すのに時間がかかるとは思ってなかった。

いくら元研究員だからってPCスキルが豊富な訳じゃないんだけどなぁ。

 

といってもこの仕事をエルザちゃんやミラアルクちゃんができるかと言われれば、まぁ無理よね。

ここはお姉さんが一肌脱ぐ場面。

 

「あった、あとはこれを一式取り込んで……」

 

お目当てのファイルを丸ごといただいて持ち込んだ端末へと書き込んでいく。

また少しばかり時間がかかりそうだけど、研究所内にばらまいた爆弾や破壊工作の数々が警備員の足を止めてくれているうちに逃げられそうね。

 

トラブルがなければ、だけど。

 

「……よし、お仕事完了」

 

データファイルの持ち出しに成功。あとはこれと一緒に愛車をかっ飛ばすだけね。

 

 

「お疲れ様。じゃあそれいただけるかしら?」

 

 

一瞬。

その声が聞こえた直後の一瞬。振りむくことさえできずに私は地面に取り押さえられていた。

 

ありえない。サーバールームへ続く道はことごとく爆破してきたし、人手が割けないようにけが人も多く出るように襲撃してきたのに。

警備員や保安部隊が到着するのはもっと後になるはず。

 

まさか怪我人を置いてきた?

それはない、重傷者も多く出したけれど応急処置で十分に対応できるレベルでとどめた。お仲間思いの米国兵が見捨てることはないだろう。この広い研究所をカバーできるほどの人材はいないことも確認しているのに。

 

「米国施設に侵入するにしては注意散漫ね、下手したらここで終わってるわよ」

 

「……この声、まさかミノタロスの!?」

 

「あら、すっかり有名人みたいね。全然うれしくないわ」

 

最悪だ。ただでさえ私たちは個人の戦闘力が低いのがネックなのに。

同業者ならまだしも局長を屠ったシンフォギア。その中でも最も危険とされるミノタロスの装者。

最上 詞がこんなところにいるなんて。

 

「……でも、諦めるわけにはいかない」

 

背部のミサイルポッドを一斉開放。同時に全弾掃射でミノタロスを引きはがす。

仰天した声と共に私の背から奴が離れていったのを確認し、改めて向き合う。

 

「私たちは目的を遂行する。もう二度と、貶められないためにも!」

 

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

ヴァネッサ・ディオダティ戦です。

 

先述通り動きを制限するために、ガリィちゃんには『支援』の指示を出して妨害行動に特化させます。

動きを止めたところに詞ちゃんが突貫して削るといういつもの戦法ですが、ヴァネッサの主兵装は射撃武器であるため近付くほどに弾幕が厚くなります。

ブライトさんもニッコリ!

 

加えてヴァネッサはこちらとの距離を一定に保つように動き、引き撃ちメインで攻撃をしてくる都合上、接近は困難です。

向こうから高周波ブレードやイナズマキックをしてこないと格闘戦に持ち込むのは厳しいでしょう。

 

といっても通常射撃はそこまで痛くないのでガードで対応すれば問題なく処理できると思います。

 

 

ではひとまず牽制射撃をガードで防ぎつつ、チャンスを待ちましょう。

カスが利かねぇんだよ(鉄壁)

 

「……ヤバいかな、ヤバいかもね」

 

通常射撃では歯が立たないのを理解したのか、マイクロミサイルの斉射で足を止めてきます。

これは回避しないとダメージを食らうのでステップで避けるとして、足止めをするということは逃げの姿勢に入ったということです。

よってここでまずガリィちゃんの最初の出番がやってくるわけですね。

 

「ざァんねん、そこから先は通行止めですわよ」

 

「クッ!?機械に水はヤバい!」

 

サイボーグも大変だな(他人事)

このように逃げに走るヴァネッサはガリィちゃんの水柱でガードしてもらい、そこを背中からとっつく。というのが理想的ですがそうは問屋が卸してくれません。

 

「悪いけど、近寄られるとお姉ちゃん困っちゃうのよね!」

 

飛んだぁぁぁぁぁぁぁ!

このように平面移動を阻害された場合、ヴァネッサやミラアルクは飛行形態があるので立体移動へシフトするので近接型のギアではほぼ太刀打ちできなくなってしまいます。

卑怯とは言うまいな?

 

しかし、それでも懸命に接近していきましょう。

このヴァネッサ戦における攻略のカギは「しつこく接近し続けること」にあります。

 

「逃げられそうにない、かな。流石局長を単騎で倒したミノタロスのギアね」

 

「そう思うなら降参してくれる?痛い目見ても知らないわよ」

 

(あ、この野郎また()()気だな……)

 

いったいナニをする気なんでしょうかねぇ~(すっとぼけ)

さて、景気良く飛び回っているヴァネッサですが、懸命に接近し続けると根負けしてマイクロミサイルの中に一発だけ本命を紛れ込ませてきます。

 

ミサイルの弾幕をよけきった後、イチイバル・クリス戦の時に見たミサイルマーカーが足元に発生するので、マーカーの位置に陣取って

 

「ぬるい」

 

「嘘でしょ!?」

 

バスターホームランッ!

と、タイミングよく強攻撃を当てることで撃ち返し、ダメージを稼ぎつつ墜落したところにいつものを

 

突くゥ〜(貫手)

 

「ゴウゥ!?」

 

デ イ リ ー 達 成

やっぱり致命を決めるとスッキリしますね。ガリィちゃんはドン引きしてますが。

さて、キャラスペック的にどうあがいても正面から勝てないノーブルレッドの面々ですが、一度致命を入れると確定で特殊行動を取ります。

 

「……フフ、降参するわ。正面からやりあって貴方に勝てるわけないもの」

 

「お利口だこと」

 

ヴァネッサの場合はこのようにセリフが一つ入った後に、おもむろに服を脱ぎ始めます。

なんで?

 

「ねぇ、そんな怖い顔しないで。せっかく可愛いのに台無しよ…………なんてねッ!」

 

「は?」

 

それは ミサイルと言うには あまりにも大きすぎた

大きく ぶ厚く 重く そして 大雑把すぎた

それは 正に 男の欲の塊だった

 

この令和の時代におっぱいミサイルなんて誰が予想できたでしょう。

製作陣は頭昭和なのかな?

 

といってもたかたがデカいだけのミサイルなので、これも例にもれず撃ち返せばご覧のように

 

「日に二度も!?」

 

「びっくりした……何よあの頭悪い武装は」

 

男の夢です(断言)

さて撃ち返しで姿勢を崩したので、あとはわかりますね?

 

オラッ!堕ちろ!(モツヌキ)

 

「ガ、アァアアア!」

 

「まだやる?」

 

残りHPは4割ほど。なんとかリセは免れそうでほっとしつつも警戒は続けましょう。

下手するとあと一撃という所で目くらましで硬直からのトンズラというパターンもあります(1敗)

悔しいでしょうねぇ……。

 

「負けられない、こんな、ところで……私たちは人間に戻るの!そのためになら、悪魔に魂を売ってでもォ!」

 

「そう……私と同じね」

 

引き撃ち弾幕とホバー移動や飛行で逃走を図りますが、そうは問屋が卸しません。

そこに性根の腐った自動人形がおるじゃろ?

 

「ヘイヘイそう熱くならないの……頭でも冷やせやぁああ!」

 

「しまっ!?氷の壁!?」

 

キンキンに冷えてやがるっ……!

ガリィちゃんが今繰り出した氷壁は、敵の動きを完全に止めてくれるレア技です。2秒ほどですが大型ボスやラスボス以外は大抵固めてくれるので、足の速い敵への切り札になってくれるんですね。

 

では幕引きと行きましょう。

第六からのチェイン連撃でザックザクとばらしながらHPを削ります。

自由を奪った状態で殴るなんて……!

 

「やられるっ!?」

 

『モガミツカサ!わかっているだろうがトドメは――』

 

HP全損により致命マーカー出現確認。地面に転がって完全に無防備状態です。

じゃあ、死のうか……。

 

 

 

 

 

MISSION COMPLETE

 

 

 

 

工事完了です……。

瀕死で這いつくばってる相手に追撃を喰らわせるとスカッとしますね(暗黒微笑)

 

サンジェルマンさんから再三殺すなと言われていましたが、明らかに首めがけて斧を振り下ろしてたのでいくらサイボーグといえど死んだんじゃないの~?

 

「…………あれ?なんで」

 

「目標は回収した。これ以上やるなら付き合うけど」

 

生きてるー!

このRTA全員生存が条件なんだから当たり前だよなぁ?

 

わざと攻撃を外した詞ちゃんの手には、なにやら小さなメモリーチップのようなものが握られています。

戦闘前にヴァネッサが胸の谷間に隠してたやつですね。つまり詞ちゃんは致命攻撃のどさくさに紛れてあの褐色のお山を堪能していた訳です。

胸ぇ揉んでみてえ……(DNZ)

 

さて今回の潜入作戦の主目的はこの中にあるデータにあります。

ぶっちゃけるとこの中にあるデータは、シンフォギアG編でF.I.S.メンバーおよび393が使用していた神獣鏡のデータがまるっと入っています。

 

XV編序盤の戦闘が超重要なのは生存フラグだけでなく、このデータを何としても回収する必要があるからです。

このタイミングでしか入手できないこともあり、希少価値は計り知れません。

何よりこのデータを持っていないとあの方を自軍に加入できなくなりますので、ここでのガバは何としても回避する必要があったんですね。

 

 

では必要なものも盗ったので、生存フラグ建設が確認でき次第おうちに帰りましょう。

戦闘後の会話にて、彼女たち「ノーブルレッドの体質」についての情報が聞き出せれば建設は完了となります。その後、ミラアルク戦と献血センター戦を挟むことで本RTAにおいて生存させなければならないメンバーが生存確定となります。

(余韻)感じるんでしたよね……?

 

「……組織に蹂躙され、凌辱されて、体は怪物と変えられて……でも心まではと抗ってきたのに……どうして!?」

 

ほんへにおいては非道な手を使い倒す屈指のド腐れなメンツでしたが、元をたどれば結社の連中が悪いのに加えて、手を差し伸べたのがあのクソジジィだったのが運の尽きでした。

まぁあのジジィに搾取される前にこちらでヘッドハンティングしちゃえばモーマンタイ!

 

「あんたたちの境遇は聞いてるよ、でも欲しいのは同情や慰めじゃないでしょ」

 

「え……?」

 

「目的のために手段を選ぶな、そんなことしてる余裕は私たち化け物にはないんだから」

 

ヒエっ……。

詞ちゃんのハイライトが一期のころに戻ってしまいましたが、フラグ建設も確認できましたので退勤しましょう。

じゃ、俺データもらって帰るから……(定時退社)

 

キリが良いので今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

『果敢無き哉ッ!たかだか指定した品を持ち帰ることすらままならんとは、とんだ欠陥品よ!』

 

「言葉もありません、しかしあの場でミノタロスと接触するなど想定できるはずもなく……」

 

作戦が失敗したのち、私たちはねぐらにて報告を行っている。報告とは名ばかりの叱責なのだが。

 

今回の仕事の難度は正直いって高が知れていた。

施設への潜入や妨害工作などは今の私からすれば造作もないことだし、守っている兵士たちも異端技術に理解があるわけがない。

ただ言われたものを取ってくる。それだけのはずだったのに。

 

最上 詞。

あの女が現れたことですべてがひっくり返った。

 

「彼女の実力は計り知れません。今後も彼女が出張ってくるのであれば作戦実行の大きな障害になるかと」

 

言い訳がましくなってしまうが、事実なのだから仕方ない。

私たちはしょせんファウストローブとの融合体。戦力としては一般の兵士以上でもシンフォギアや結社幹部たちのレベルには到底届かない。

 

それに直接戦って分かったことがある。

彼女は敵対するものに一切容赦をしないし、ひどく効率的に立ち回るので付け入れる隙も無い。

完成された兵士、いいえ、戦士といっていい。

 

対抗できるとすれば、ダイダロスの迷宮しか。

 

 

『……あ奴との戦闘データは取れておるだろうな?』

 

「え、はい、もちろんです」

 

『こちらに回せ。此度の失態はそれにて帳消しとする』

 

「は、え?!」

 

ありえない文言を聞いて思わず声が漏れてしまう。

成功しようが失敗しようが構わず怒鳴り散らしてきた人間の言葉とは思えない。

 

こちらが戸惑っているのが不快なのか、急かすような目線が突き刺さる。これ以上機嫌を損ねる前に採取したデータをまとめて送付してしまおう。

 

『うむ、確かに受領した。話は以上だ』

 

モノを受け取ればあとは用済みと言わんばかりに通信を切られる。

今日のお説教が随分あっさりめに終わったので、何か裏があるのではと勘繰ってしまう。

あの老醜の頭の中など想像するだけで悍ましいのだが。

 

「終わったのか?いつもより早いんだぜ」

 

「今日は機嫌が良かったのかしらね、老人の癇癪に付き合わずに済んだわ」

 

後ろから声をかけるのは、私とは別に行動していた二人。

南極にて活動していたS.O.N.G.の動向と、棺の行方の監視任務を終えたミラアルクちゃんとエルザちゃん。

 

二人の方は問題なく仕事を終えられたようで、目立った外傷もなし。エルザちゃんはその後に棺の中身強奪に失敗したが、主目的は達成できたのでこちらもお咎めはなかった。

 

「気味が悪いであります、まるで我々がミノタロスへの当て馬にされているようで……」

 

「幾ら何でも無理があるぜエルザ。あんなトンデモ装者相手にウチらで何が試せるんだって話だぜ」

 

「ただあの老人が執着してるのは確かなのよね。となるとあのミノタロス、何か重要なカギになってるのかしら」

 

3人で頭を悩ませるが、あの老人の思考はやはり読めない。

ともかくあのミノタロスに老人が目をつけている以上、今後もモガミツカサとの戦闘は避けられそうにない。

何かしら対策を練らないとやられる一方ね。

 

「人質でも取れれば一番楽なんだけどなあ」

 

「その人質がまず強いから取りようがないんだぜ」

 

「ガングニール、アメノハバキリ、アガートラーム……一般の知り合いがほとんどいないであります」

 

モガミツカサのみを釣れるエサは存在しない、ということらしい。

一応交友関係を見れば攫えそうな市民はちらほらといるが、S.O.N.G.のシンフォギアとも関わりを持ってるから余計な敵を作りそうね。

 

と、早くも手詰まりな状態の中。

一通のメールが届く。

 

差出人はあの老人だ。

 

「……次の仕事でありますか?」

 

「らしいわね」

 

メールを開封し、指示を確認する。

また無茶な命令なんだろうが、パトロンを失った瞬間に私たちは死を待つしかなくなる。これは、私たちの生命線を守る仕事でもあるのだ。

 

…………ん?

 

「今度はどんな無茶振りなんだぜ?」

 

「表情から察するに、相当派手な内容でありますね」

 

えぇ、派手も派手。

超派手でハードで、刺激が強すぎるお仕事になりそうよ。

 

 

「『一週間後の風鳴 翼のライブで惨劇を起こせ』『あわよくば風鳴 翼に刻印を刻め』ですって」

 

 

 




次回、詞ちゃんブチギレ
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