【WR】戦姫絶唱シンフォギア S.O.N.G. of Valkyries 全員生存RTA【22:04:21,87】   作:REALGOLD

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無印の再放送のうわさを聞きつけたので初投稿です。

今回、XDUの用語がちょこっと飛び交います。
調査はしましたが、不足してたり「あれ?」と思ったらご一報ください。


XV Part8

なぜ生まれてきたかなんて考えても分からないRTA、始まるザマス!

 

なんべん死ぬかと思ったシンフォギア部隊戦も決着し、血まみれで傷だらけの詞ちゃんが天を仰いでます。

カァイイねぇ!

 

もうここまで来れば敵はいないと言えます。

嘘です、ラスボスは普通に強すぎます。それに比べたら他のボスはカスや……!

 

では、事後処理して次に進もうぜ!

 

「これがお前の望みか」

 

「……ええ、そうよ」

 

「なら、その涙は何だ」

 

「……嬉し泣きかな」

 

乾いた笑いと共に火のついた屋敷に戻る詞ちゃん。

それに合わせて日本政府のエージェントを乗せたヘリがやってきます。そしてS.O.N.G.シンフォギアメンバーを回収し、後始末を始めました。

じゃ、俺ギャラ(経験値)もらって帰るから……。

 

さて地獄の6連戦を終えてもまだまだRTAは続きます。

といっても流石に製作陣も鬼ではないのか、次の戦闘は街中に現れたノイズを狩るだけの簡単な仕事。

しかもこの戦闘から長期離脱していた奏さんが復帰するので、戦力も十分。

まぁ話すことなさ過ぎて倍速かけるんですけどね(無慈悲)

 

本編ではこの戦闘で393がノーブルレッドに拉致されてぐへへ展開になっていましたが、本ルートではそこに詞ちゃんたちが介入して横からかっ攫います。

そもそもノーブルレッドがこちらに寝返っているので、その穴埋め的なポジションですね。

 

では黒服さんたちに片づけてもらってるのを背にしてシナリオは加速します。

ドーン!(喪黒)

 

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

 

アステリオス本拠地を襲撃してから3日が経った。

 

S.O.N.G.本部では、国連の越権行為に対し日本政府が発令した『護国災害派遣法』によりその機能を大幅に制限され、装者各位にも謹慎命令が出されていた。

先の作戦で全員が負傷していたこともあって、本部勤めの大人たちに比べれば恩赦が与えられているのは、不幸中の幸いだろう。

 

体を休めて、有事に備えろ。と、師匠も胸を張って送り出してくれた。

 

しかし私達の胸の内は、決して晴れることはないのだろう。

あの人が言い放った言葉が突き刺さっている限り、私たちに笑顔が戻る日はないのかもしれない。

 

 

 

私が生きてる限り未来ちゃんは狙われるわよ!それがいやなら私を叩きのめしなさい!

 

助けて(殺して)、ヒーローさん!

 

 

 

延々と私の頭で繰り返される、あの人の悲鳴。

私はヒーローになんてなりたくない。そんなものがいらない世界が欲しい。誰かの悪意のために、永遠に戦い続けるなんて悲しすぎるから。

そう思ってきた。そう願ってきた。

 

でも、あの人はそうあろうとしてしまう。

自分を削りながら、失いながら、それでも戦うことを止められない。

 

「憎しみ」って、そんなに強く深いのだろうか。

 

私に、それを理解できる日は来るのだろうか。

 

私が、それをぬぐってあげられる日は、果たして来るのだろうか。

 

「……ずっと浮かない顔だね、響」

 

いつの間にか隣にいた親友にさえ気づかないほどに、私の思考回路はフル回転していたようだ。

らしくもない重労働でオーバーヒートしそう。

 

「詞さんがね、ずっと苦しそうなんだ」

 

「あの角のこと?」

 

「それもあるかもしれないけど、やりたくないことを無理にでも進めようとしてる感じかな」

 

大人になったら、そんなことはよくあるのかもしれない。

つらいことも苦しいことも飲み込んで、それでもって歯を食いしばりながらやらないといけないことが山積みなのかもしれない。

 

かつてあの人に教えられた、力を持つ者の責任。

 

覚悟もない口だけの正義なんて偽善そのものよ

 

あの人は、私たち全員と敵対してでも成し遂げたい目標がある。自分の親代わりの人と敵対してでも、なさなければならない復讐がある。

 

でも、あの人にそんなことさせたくない。

厳しくも優しかったあの「最上 詞」さんが、みんなから疎まれてしまうのは絶対に嫌だ。

 

みんなのために体を張ったあの人が、報われないなんて許せない。

でも、詞さんが報われるってことは、つまり翼さんたち風鳴の一族を……。

 

「響は詞さんをどうしたいの?」

 

未来が私の顔を包みながら、視線を合わせて問いかける。

ほほから伝わる陽だまりの温かさが、思いつめた私の眉間のしわをほぐしてくれた。

 

考えはまとまらない。答えも出そうにない。でも、あの人をあきらめたくない。

すれ違い続けても、折れない限りは負けじゃないから。

 

陽だまりに励まされて、少しだけ元気が戻り、表情も晴れた。

 

「私は詞さんを助けたい。今まで守ってくれた詞さんを、今度は私が守りたい」

 

それが例え、詞さんの願いとすれ違ったとしても。

 

「答えは出た?」

 

「うん、ありがとう。やっぱり未来は私の陽だまりだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なら、しばらく私が居なくても平気だね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そんなこんなで第二拠点へ移動してきました。

そこには先んじて到着していた奏さんとオートスコアラーの面々もあります。

ご無沙汰じゃないっすか!

 

「大分やつれたな」

 

「そっちも痩せたね」

 

社会人3年目みたいな瞳になってるんですけど(困惑)

この時点の奏さんのステータスは、XV編突入直後の主人公のステータスを参照しています。

速い話、プレイヤーキャラと同じスペックのキャラがもう一人増えたということ。もろちんスキルも完備され、NPCの中では破格の性能を誇ります。

なんだこれはたまげたなぁ……。

 

意地汚くステータスを稼いでいたのは、対ラスボスだけでなく相方を最高な状態まで育てるためでもあったんですね。

 

さてそんな強化後奏さんの初陣ですが、突如街を襲うノイズを片っ端から片づけるだけ。

ある意味原点回帰な内容ですが、本来シンフォギアってこういうアニメじゃね?って疑問はアルカ・ノイズ=サンによって分解されました。

 

最早特撮の戦闘員レベルまで格下げされて久しいノイズさんたちに哀愁を感じますが、RTA的には説明することもないので倍速で(無慈悲)

 

「警報?こんな街中で」

 

「この感じ久しぶりだな、行こうぜ」

 

「お二人とも。お分かりかと思いますが、現在S.O.N.G.は政府によって機能を凍結されています。援軍はないものと思ってください」

 

では準備画面に移って、奏さんがサポートにいることを確認。

久々の何の縛りもない殲滅戦ですが、油断は禁物。ここがタイムの縮め所さんだと思って気を引き締めましょう。

 

では加速開始ィ!

 

 

 

 

 

 

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「───なんて?」

 

気の抜けた声が静まり返った部屋に響く。

あぁ、きっと考えすぎで疲れてしまったのだろう。耳までおかしくなってしまったんだ。

そう思い込むが、未来は真っすぐに私を見つめて、言葉を続けた。

 

「この間の作戦ね、私も指令室にいたの」

 

あぁ、何ということだろう。

あの作戦の会話を聞いていたということは、つまり詞さんのあの話も聞いていたということじゃないか。

 

「理屈はともかく、私が神獣鏡で戦えば詞さんを助けられるんだよね」

 

「だ、だめ、だよ……!だってそれは!もう一回あれを使って戦場に出るってことだよ!?」

 

聞き間違いだ、そうに違いない、そうであって。

これほどまでに未来の言葉を疑ったのは初めてだ。でも、現実はそうはいかない。

 

「分かってる。今でも正直すごく怖いよ」

 

「ならなおさらダメだよ!詞さんから教わったんだ、力をもって戦場に出るなら責任が伴う。それを全うできなかったら、いずれ身近な人たちを傷つけるんだって!」

 

未来を必死に引き留める。

二度と離すものかと誓った陽だまり、私のお日様。

 

未来が戦う必要はない。私が詞さんよりも強くなってあの人を止めればいいのだから。

そのための力だって、あの戦いで手に入れた。手ごたえもあった。あとはあれをもっと研ぎ澄ませばきっとあの人にも届く。

だから。だからお願い。

 

「私ね、響が戦いの後に倒れて運ばれてくるたびに苦しかったんだ」

 

「……ぁ」

 

それは、未来の悲鳴だった。

未来の心の悲鳴だった。

 

「響の人助けで、たくさんの人たちが救われてるのは分かってる。私だって響の拳で救われた」

 

未来の目じりに涙がたまる。

 

「でもその度にボロボロになって!大怪我を負って!もう目を覚まさないかもしれないって考えたら、私、苦しくて仕方ないの……!」

 

手足が震えて、口の中が乾く。

反論しようとしても言葉がのどから出てこない。だって、未来の言う通りだから。

 

これまで戦ってきた相手は、どれも一筋縄ではいかない実力者ばかりで。

そんな相手に返り討ちにされたり、倒されることもしばしばあった。骨折や裂傷だって何度負ったか分からない。

それでも、困ってる人を助けたくて。

 

ただその一心で。

 

私は誰かを助けるたびに、一番身近な人を傷つけていた。

 

「そんな時に、私も詞さんに教わった。私にも戦う資格はあるって」

 

自分に絶望しかけていた時、未来が私の顔を再び包む。

この温かさを、私は知らないうちに傷つけていたのかと思うと、なおさらに怒りがこみ上げる。

 

「私ね、響が人を守りたいって思うのと同じように、響のことを守りたいの」

 

お互いの額が触れて、未来の熱が伝わってくる。

こみ上げた勢いのまま、私の目から涙が落ちていった。

 

言葉は、今も出てこない。

 

「私が戦えるようになれば、響が一番苦しい時に守ってあげられる。傍で支えられる。二度と大怪我なんて負わせない」

 

未来の袖口が、私の涙をそっとぬぐう。

口が閉じないから、かすれた吐息ばかりが出ていく。

 

言葉が、出ない。

いや違う、出せないんだ。

 

「だから、ちょっと行ってくるね。響みたいに、苦しんでる誰かを助けに」

 

ぬくもりが離れていく。

でも私は動けない。だって、これは今まで私がやってきたことだから。

 

いかないで、と。たった一言。

その一言は、今までの未来が散々言いたかった言葉だろうから。

 

 

言いたくても、かばんに隠し続けてきた言葉だろうから。

 

 

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

 

 

工事完了です……。

ものの数分で食い尽くされたノイズさんたちに、哀悼の意を示しながらシナリオを流しましょう。

 

この後、ふらふら現れた393をキノコ王国のお姫様の如く搔っ攫います。

XV序盤に神獣鏡のデータが入手できていれば、プレイアブルとして参戦。そうでなければただのNPCとして加入になります。ここで393を加入できないと後々の展開でかなり面倒になります。

通常プレイ時にも気を付けた方がいいでしょう。

 

 

なんせここの393を逃すと自陣の歌唱キャラが足りなくなるのでね(n敗)

 

 

そんなこと話してたらお目当ての方がやってきました。

 

「待って!」

 

おっどうしたどうした?

迷子の小日向さんを発見しました。

こんな所にいたら命が危ないのでお家まで送って差し上げろ。

 

「自分の立場分かってる?それともおじさんたちから何も聞いてないとか?」

 

「全部知ってます。私なら貴女を助けられるってことも、そのために響たちとぶつかってることも」

 

「なら何でここにいるの?」

 

 

「貴女を助けに来ました!だから、戦い方を教えてください!」

 

 

ファ!?うーん……(思考中)

まさかの鴨がネギと鍋を背負ってやってきました。悩む必要は一切ないのでまんじりとせず加入させます。

いいよこいよ!(歓迎)

 

「死ぬほどキツイわよ」

 

「でも響なら絶対に見捨てない」

 

「……そうね…………そうよね」

 

なんか釈然としませんがこれにて小日向未来さん加入完了であります。

が、本番はここからです。

 

何を隠そう加入直後の未来さんはド素人もいいところ。

はっきり言えばすんごい弱いです。

 

ステータスを見てもほぼ一けた台ばかりが並んでおり、かろうじてスタミナがあるかなぁ?というレベルです。

おそらく陸上をやっていた影響でしょうが、それにしてもこの低さは見逃せません。

貧弱貧弱ゥ!

 

G編で見せた強烈さは何処へやら。すっかり丸くなった393を使い物になるレベルまで鍛え上げる必要があります。

終盤も終盤なのに新規キャラの育成とか頭おかしなるでほんま……(疲弊)

 

幸いにも伸びしろは高いので、打った分伸びると考えて育成に励みましょう。

ジャンプでいう修行パートですね。

 

ではXV編、ひいては本RTA最後の訓練パート開始です。

音楽を鳴らせ!(英雄故事)

 

 

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

 

 

未来ちゃんが加入してしばらくたった。

私の目に狂いはなかったようで、経験も知識も0だった彼女はスポンジのように教えたことを吸い込んでいく。陸上の経験が生きたのか、体を動かすことに抵抗など一切無く、むしろ嬉々として戦い方を身に着けていった。

 

一度聞いたことがある。なぜそこまで、と。

彼女はためらいなく答えた。

 

「これで響と同じところに立てるから」

 

彼女の中心にあるのは、常に響ちゃんへの愛情なのだろう。

余人には図り知れない愛の深さが、彼女の肉体と精神を奮い立たせ、食らいつかせるのだろう。

 

凄まじいなぁ(羨ましいなぁ)

 

「そりゃ小日向の才能だろうさ。あんな執念アタシらにはない」

 

一緒に監督していた奏も、未来ちゃんの伸びしろに心底驚いている。

下手をすれば私たちの誰よりも成長率は高いだろう。地道な体力訓練から、専門的な技術に知識、戦場で使うであろう応急処置などの基本スキル。

私たちは今、いたいけなただの少女を兵士へと鍛えているわけだ。

 

彼女自身がそれを望んでいたとしても、人道に反する行いなのは変わらない。

きっといつか罰が下るだろう。

 

「後悔してるのかお前」

 

「……別に、必要なことなんだし」

 

「相変わらず嘘つくの下手だなお前」

 

鼻で笑いながら奏は私を見やる。

そんなに分かりやすいかな、と頬を掻きながら未来ちゃんとガリィの組み手を見る。

 

教本通りの動きなので当然動きを読まれるが、未来ちゃんにはとにかく基本を固めてもらう方が重要だ。スキルアップは基本が出来てからやらないと付け焼刃にしかならない。

未来ちゃんの最終目標は「オートスコアラー4人と普通に戦える」レベル。先は果てしなく長いが、神獣鏡のスペックでいえば広範囲への攻撃手段も多い。

基本的な白兵戦の知識と、神獣鏡への理解。これらを合わせればきっと―――

 

 

助けて(殺して)、ヒーローさんって。あれが本音だろ」

 

 

体がこわばった。

何を急に。そんなわけない。質の悪い冗談だ。

 

そんな反論がとっさに出ないのは、果たしてなぜなのか。

 

決まり切っている。

正解だからだ。

 

「……なんでよ?」

 

「アタシをハチャメチャに強くした理由を考えた。仲間のパワーアップするよりも、自分が強くなってかばおうとするタイプなのになんで今更ってな」

 

「チームメイトの強化は必要でしょ。それに、私を超えるんじゃなかったの?」

 

「確かにな。でもなんで()()()()()()だったんだ?小日向みたいにオートスコアラーをいっぺんに相手させりゃ同じくらい強くなれる。手が空いてりゃキャロル自身が相手してくれりゃいいし、セレナでもいい。なのにお前は自分そっくりの人形を用意した」

 

奏の推測を黙って聞き続ける。

 

「おかげでお前が持ってる技は体で覚えた。お前が使ってたテクニックもモノにした。つまりお前の動きはお見通しになったってことだ。さて、そうなって喜ぶのは誰だ」

 

「……私?」

 

「証拠があるわけじゃない。ただの憶測だから本気にしなくていいが、仮にそうだとしたら……」

 

言葉を切った奏が、私の肩に手を回し、小声で宣言した。

 

「絶対に逃がさねぇ。地獄に下ってでも連れ戻してもっかいぶっ殺す」

 

初めて浴びた、奏の殺気。

おそらくこれまでの奏ならまずしなかっただろう表情と気迫。かつてノイズへの憎しみにとらわれていた頃がこんな感じだったのだろうか、と思ったがノイズと私を同一視されるのはご遠慮願いたいのですぐに忘れた。

 

あのアイドル「天羽 奏」がこんな表情をするのはおそらく私の前だけだろう。

私という存在が彼女のあり方を歪めてしまった、とイヤな考えがよぎったが、これもすぐ忘れることにした。

 

「お前の命はもうお前のもんじゃねぇ。雷光(アステリオス)全員の人生がかかってるのを忘れんな」

 

「忘れたことなんて一度もないわよ」

 

拾い上げた命は最後まで責任を持て、と彼女は言いたいのだろう。

無論責任は全うするつもりだ。私なりのやり方で。

 

「そうかよ。ならアタシの夢のためにも、お前にゃ生きててもらわないとな」

 

「私に勝つのがそんなに大事?それにこだわる必要あるわけ?」

 

「バーカ、そっちは目標。夢は別にあんの」

 

初めて奏の口から出た言葉、奏の夢。

将来やりたいことが彼女の中にはあるらしい。それを聞けただけでも心が軽くなる。

 

完全にこちら側には来ていないと、安心できる。

私には、きっとそれはもう追えないものだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっぶぇ!

有名映画の楽曲使ってたら本編で使えなくなるところでした。

 

さて、未来さんがそこそこ成長したあたりで次のボスが現れます。

この後はボスラッシュが始まり、ラスボスまで一直線なのでほしいトロフィーを取りこぼさないようにしましょう。

戦闘に自信のない場合は回復アイテムなどの補充を、フラグの立て損ねがあった場合はここで好感度を稼いでフラグ建築を、もう待ちきれないよ早く出してくれ!というバトルジャンキーはまんじりとせずシナリオを進めるのだ。

 

では確認も完了。

忘れ物もうないよね?(名曲)

 

『ツカサさん。八紘さんから緊急連絡です。()()()()()()()()()と』

 

「了解、全員をブリーフィングルームへ招集して。こちらも動くわ」

 

この裏では風鳴機関の精鋭たちがシェム・ハの腕輪を起動させ、再臨に向けた儀式を始めています。

これを対処するべく凍結解除直後のS.O.N.G.も動いていますが、相手はあのドブカス老害クソジジイの息がかかった人間。そうやすやすと尻尾を掴ませてはくれません。

ドブの匂いがしそう(確信)

 

え?ただのモブがシンフォギアとNINJAに敵うわけないだろって?

ところがどっこい……!モブじゃありません……!

 

まぁ雑魚には変わりないのですが、見た目はそのまま普通の女学生。

戦闘しようにもお優しいS.O.N.G.側のエージェントはコロッと騙されてしまったわけですね。

さてその相手の詳細ですが

 

今回はここまで。次回はボス戦から入ります。

ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都庁上空にそびえたつ、かつての錬金術師の居城。

その中で暗躍する影が3つ。

 

それらは各々の仕事を終えると、最後に最下層へ増設された祭壇に「荷物」を置き、コンソールの前で主に報告を行っていた。

 

「神の力は予想をはるかに超えています。器に入りきらなかった分のエネルギーが露出し、形を成したのがあの姿だと思われます」

 

「しかし、既定の項目はすべてクリアされているため、計画自体に変更は不要ですわ。あとは器への定着を待つほかないかと」

 

「しかしあれだけの巨体です。S.O.N.G.は抑えられても雷光(アステリオス)までは対処しきれないかと」

 

『構わん。あれの来襲は確定事項だ。そうなるように作ったからな』

 

若い女の声が3つと、しゃがれた老父の声。

薄暗い廃墟の中で、何かの駆動音とそれらの声だけが響いていた。

 

その女らは続ける。

 

「では、我々は予定通りあの方がお目覚めになり次第、屋敷へとお連れします」

 

雷光(アステリオス)も相応の抵抗が予想されますが、我々も参戦致しますか?」

 

『よい。貴様らが向かったところで焼け石に水よ』

 

「かしこまりました。では、この場であの方のお目覚めを待ちます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『貴様ら防人兵器は護国の要、必ず戻れ。良いな』

 

「「「はい、訃堂様」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、3人の女は祭壇に祭られている「荷物」の封を解き始める。

夥しい数の札をめくり、すす汚れた布を取り払い、中から出てきたおどろおどろしい箱の鍵を開けた。

 

その中身をそっと取り出し、再度祭壇へ寝かせる。

 

 

ボロボロの女の肉体。否、死体である。

 

 

その遺体は損壊がひどく、よほどむごい殺され方をしたのが見て取れる。

片腕は切り落とされているのか、断面が黒く変色しており、腹部は横一文字に切り裂かれて中が見えてしまっている。更には何かでえぐられたような穴まで開いていた。

 

そして、極めつけは首から上。

おそらく彼女を知る者なら誰もが口をそろえて「あり得ない」と言うだろう。

 

なぜなら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの最上 詞と同じ角と顔が、そこにあるのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

















こいつらこんなのでよかったっけ……。

コメント、高評価お待ちしてます。
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