スーパー戦隊このすばメガフォース VS 仮面ライダー剣 サンドリオンウォーリアーズ the end of Cendrillon Warriors   作:伊勢村誠三

9 / 23
彼は仲間を傷つける。


一騎討戦/集団戦闘

1

ゴーカイイエローが繰り出す剣戟を軽快に避けてゴーカイレッドGMはゴーカイスピアーとゴーカイサーベルでカウンターを与えた。

 

「やはり当たらんか。ならこれだ!」

 

<ターーッイムレンジャー!>

 

タイムイエローに変身してインファイトに切り替えた。

リーチを取りにくいと判断したゴーカイレッドGMは武器を捨てて構えを取った。

その瞬間デカブレイクの姿がオーバーラップする。

 

(今のは!?)

 

「インパルスフィスト!」

 

パンチと共に放たれた強風にバランスを崩され、

そこにラッシュを叩き込まれる。

 

「まさかその鎧はレンジャーキーで出来てるのか!?」

 

「その通り!ゴールドアンカーキーは15本のレンジャーキーを合成して作った最強のレンジャーキー!

常時出力16本分のこいつと、

どんなに手数が多くても一本ずつしか使えないお前。

勝負は見えてる。さあ、殺せ!」

 

命令を受けたゴーカイレッドGMに今度はマジシャインの姿がオーバーラップする。

手にしたマジランプバスターで狙撃してきた。

タイムイエローは残像の様な奇妙な後ろに倒れる様な動きでそれを全て避けると接近しながら新たな姿に変身した。

 

「ゴーカイチェンジ!」

 

<ダーーッイナマン!>

 

ダイナイエローにチェンジして鉄球チェーンボンバーを装備。

武器を使っての攻撃がまるで当たらない故にゴリ押ししか選択肢の無いダクネスだが、搦手がそうそう効かないというのはかなり厄介なのだ。

 

「ふん!」

 

だがそれは逆に言えば単純で読まれやすいということだ。

拳を振り抜いた僅かな隙に首を掴まれる。

その瞬間アバレキラーの姿がオーバーラップして手首にダイノマインダーが出現。

ダクネスの変身エネルギーを魔力ごと奪い変身解除させた。

 

「うわぁああーーーーッ!」

 

「ダクネスおねーたん!」

 

膝を突くダクネス。

だがゴーカイサーベルを取り出して立ち上がる。

 

「よしとけよ。今のお前は変身出来ない。

パワーアップしたゴーカイレッドに敵うとでも?」

 

「敵う敵わないの問題ではない!

私はクルセイダー。私が立ち上がれる限りシェフィには指一本触れさせん!」

 

剣を下段に、防戦の構えを取る。

ダクネスが最も得意とする戦いだ。

 

「ちっ!なら望み通り嬲り殺しにしてやれ!」

 

ゴーカイレッドGMはダクネスにゴーカイサーベルを振り下ろす。

それをひたすら受け続けるダクネス。

生身とは思えない防御力と筋力で耐え続けるダクネスだが十何撃目かの攻撃で遂に膝をついた。

 

「ああ!」

 

「さあやれ!」

 

カリザの声にゴーカイレッドGMはサーベルにレンジャーキーをセットする。

 

<ファ〜イナルウェイーーッブ!>

 

「……レッドレイジ!」

 

振り下ろされるゴーカイサーベル。

狙いは頭だ。当たれば間違いなく死ぬ。

 

「ブリンガーソード!」

 

「ウェーイ!」

 

一本の細い両刃剣と黒い西洋大剣がそれを受け止めた。

ギリギリと押されていたが、その隙にダクネスは渾身の右ストレートでゴーカイレッドGMを後退させる。

 

「来てくれたかカズマ!皆!」

 

「おにーたん!」

 

「ウェ!シェフィ!無事だったか!」

 

めぐみん、アクアがダクネスを立たせる間にサーベルを構え直したゴーカイレッドGMが再び戦闘態勢を取る。

今来た和真達3人は前に出た。

 

「よく分かんないけど、

ソウイチをぶん殴っても良いってことかしら?」

 

「そのカッコいい鎧に何やら種か仕掛けかある様ですが、関係ないですね。

洗脳されて悪の手先になるとか絶妙にエモい展開、

ダクネスじゃないですけど私がやりたかった!

この悔しさぶつけさせて頂きます!」

 

「お前らちょっとは総一さんを心配しろよ!

あーもー兎に角行くぞ!ブレイドは2人を頼む!」

 

「皆は!?」

 

「これが有ります!」

 

めぐみんがモバイレーツとレンジャーキーを構える。

和真とアクアもそれぞれモバイレーツとキーを構えてポーズを取る。

 

「「「ゴーカイチェンジ!」」」

 

<<<ゴーーッカイジャー!>>>

 

それぞれのカラーの3つのX型のエネルギーとV型のエネルギーが3人の体を包むスーツに変わる。

 

「ゴーカイブルー!」

 

「ゴーカイグリーン!」

 

「ゴーカイピンク!」

 

「海賊戦隊!」

 

「「「ゴーカイジャー!」」」

 

「派手に行くわ!」

 

ゴーカイガンを構えたブルーとピンクは射撃しながら走った。

グリーンもソードを構えて続く。

同じようにゴーカイガンとゴーカイスピアーガンモードを構える。

 

「『スティール』ッ!」

 

ゴーカイグリーンこと和真は盗賊スキル『窃盗(スティール)』でゴーカイレッドGMから二丁の銃を奪い取り余ったゴーカイサーベルをブルーにパスする。

ブルーは逆にゴーカイガンをピンクに渡して自身のサーベルを構えた。

 

「…DVチェンジ。」

 

すぐさまゴーカイレッドGMはタイムファイヤーの姿をオーバーラップさせて出現させたディフェンダーガンを変形(DVチェンジ)させてディフェンダーソードにして駆け出す。

すれ違い様にブルーを切り捨て、鎧の防御に物を言わせてグリーンの弾幕を全て弾きタックルで吹っ飛ばし、ガン=カタを仕掛けて来たピンクは至近距離でディフェンダーガンを浴びせた。

 

「痛っ〜〜やってくれたわね!」

 

「容赦なしですか…比喩でも何でもなく操り人形のようですね。」

 

「だったら体当たりで止めてやる!」

 

「「「ゴーカイチェンジ!」」」

 

それぞれ取り出したレンジャーキーをモバイレーツにセット。

 

マーーッジレンジャー!

 

<アーーッバレンジャー!>

 

<ダーーッイナマン!>

 

それぞれマジレッド、アバレブルー、ダイナピンクに変身した。

 

「マジ・マジ・マジカ!

レッドファイヤーフェニックス!」

 

「本気爆発!アバレモードォ!」

 

「爆発!スーパーダイナマイト!」

 

3人はそれぞれエネルギーを纏った体当たり攻撃を放った。

 

「…超力、ダイナマイトアタック!」

 

ゴーカイレッドGMはキングレンジャーの姿をオーバーラップさせ、ダイナマイトアタックを発動した。

本来複数人でやって初めて怪人を倒せるだけの力を発揮出来る技なのだが、レンジャーキー16本分のパワーを出せる彼は3人の技を簡単に弾いた。

 

「ま、マジかよ…」

 

「馬鹿な!スーパーダイナマイトが負けるなんて!」

 

「怯んでる場合じゃないわよ!次が来る!」

 

アクアの檄に2人はすぐに立ち上がりレンジャーキーを使った。

 

スーパーーッレンジャー!

 

「デカレッドスワットモード!」

 

「テクターボウケンレッド!」

 

「ハイパーシンケンレッド!」

 

目には目。歯に歯は。

強化されたレッドレンジャーには強化されたレッドレンジャー。

それを見たゴーカイレッドGMはだらりと両手を投げ出し軽くジャンプを始める。

 

「誘ってるわね。」

 

「やるしかないですよ!烈火大斬刀!大筒モード!」

 

「デュアルクラッシャー!ドリルヘッド!」

 

「ディーリボルバー!」

 

3人の強烈な銃撃が放たれる。

着地寸前ゴーカイレッドGMに炸裂する。

白い煙をあげて倒れ込んだ。

 

「やったかしら?」

 

「馬鹿アクア!お前それフラグ…」

 

カーン!と和真がいい終えるより早く3人の司会は緑色の障子に遮られた。

 

「超忍法…」

 

「しまった!」

 

「影の舞!」

 

シュリケンズバットの剣舞に大ダメージを受けた3人は火花を上げて変身解除された。




設定解説
ゴールドモードの武器
・ゴーカイサーベル、ゴーカイガンは
通常形態から引き続き使用。
・新たな武器としてゴーカイスピアーを使用する。
・ゴーカイスピアーはトライデントモード、
アンカーモード、ガンモードの三種類があるが
総一は専らトライデントモードを使用。
普段の遠近両方の武器を左右の手に装備していたがトライデントモードとゴーカイサーベル、ガンモードとゴーカイガンと言った具合に同じ用法の武器を同時に使う。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。