カードに恋した決闘者 作:島夢
パーティーがはじまる…
というか、みなさん来るのはえぇよ
俺来たの7時45分で15分前行動したのにほぼ全員来てるじゃねぇか
ペガサスさんは…まだ来てないか…
そして…!
お前らもやっぱり参加するのかよ!
そして参加者名簿の中になんでお前らの名前があるんだよ!
社長か!?社長がやったのか!?
と思いつつ後ろを向くと、霊使いが全員いる
お前らように服も用意されてるってどういうことだよ…!
社長なに考えてんだ!
ダルクも参加してる分楽にはなるか…
「遊夢ボーイ」
「ペガサスさん、お久しぶりです」
後ろから声をかけられたので振り向くとペガサスさんがいた
ペガサスさんはニコニコしながらこう言い放った
「遊夢ボーイはちゃんとした格好をしれば真面目でかっこよく見えマース」
…それは…普段の俺はどうなんだ…?
ちなみに霊使いのみんなは海馬コーポレーションの社員と言う事になってるのでちゃんと色々な人に挨拶に行ったりしている
え?よく考えると馬鹿にされてないか?
普段のお前はかっこよく見えないぞって言われてない?
「そうだよ、ちゃんとした格好すればかっこいいのに」
エリアが来てそういう…
お前もか…
「エリア?そうかもしれませんが、こういう場では敬語の方が良いと思いますよ?」
「遊夢はこういうところでは敬語完璧だもんね」
というか、なんでお前らは平然と参加してるんだ…!
敬語使え敬語!印象悪くなったらどうするんだ!
会社首になったらやばいだろ!
なんで高校生がこんな思考してるんだ!学校行ってないけど!
ちなみに俺はまだ16歳、若いね
でもプロデュエリストのライセンスも一応持ってる
出番まったくないけどな、全然使わないけどな
あっ、TSU○AYAでDVD借りるときに使うこともあるな…
「ペガサスさん、先ほどのことは褒めているのですか?」
「もちろんデース、遊夢ボーイは元々のルックスがパーフェクトですから」
顔…?正直まったく自信ないぞ?
かっこよくないだろ?
「お世辞が上手ですね」
「ノーノー、本心デース、では遊夢ボーイ、私にも用があるのでここで別れます、また会いましょう」
ペガサスさんは行ってしまった
…さてと…仕事の時間か…
俺はそばにいたいかにも金持ちそうなおっさんに話しかける
「はじめまして、
ちょっと待てどこで間違えた…?
いつも通りだったはずだ
いつも通り普通に色々な人とはなしてたはずだ
会社にとって利益のある人の機嫌取ったり知り合いと話したり…
なのになぜ…なぜ俺はデュエルディスクを構えているんだぁぁぁあああああああああああ!!
「さあ、
俺は前でデュエルディスクを構えてたっているドレス姿の青い髪の少女を見る
待て待て、俺なんかしたか?
なんでこんなに好戦的なんだ?
そして霊使いたちどっか消えたし…あいつら、飽きてカードに戻りやがったな?
青い髪…もしかして海野さんの娘さんか?
なるほど、海野さんが俺のことを許婚って言っておいてそして俺と結婚したとしても財閥に利益もそこまでないと知れば…まあ、なんで結婚させられるのかわからなくなる
そりゃあ反発するだろうなぁ
しかも海野さん、俺のことを複数の子に好意を向けてるとかって説明したらしいから…
そもそも
「お嬢さん、なぜ私はあなたと
「あなた…柊 遊夢さん…ですわよね?」
「ええ、柊 遊夢と申しますが…」
ああ、海野さん…俺の見た目というか、写真でも見せたのか?そして名前も教えたのか…
そりゃ特定はすぐされるだろうなぁ…
(こんな顔だけのお子と子結婚させようなどと…お父様は…)
なんか小声で言ってるが顔って聞こえたぞ?確かに顔はそんなによくないかもしれんけどそんなにいわなくてもいいじゃないか!
「あなたのことを試させていただきます」
面倒なことになった…
「面白そうなことになってますね、遊夢ボーイ」
ペガサスさん…そんな面白そう!って顔しないで…!
全然面白くないから…!
「私は見物でもさせてもらいマース」
それだけ言ってペガサスさんは周りの人たちの中へ戻っていく
おいおい…ちょっと待て…
もしかして…
「行きます」
「はぁ~もうどうにでもなれ」
「「