怪人バッタ男 THE NEXT   作:トライアルドーパント

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此方は前連載作『怪人バッタ男 THE FIRST』でも投稿した、『すまっしゅ!!』を元ネタにした番外編です。今回はハロウィン回と言う事で、久々の季節物であります。ギリギリ間に合った……ッ!!

タイトルの元ネタは『フォーゼ』の「青・春・銀・河」。7000字程度と短めですが、楽しんでいただければ幸いです。


No.02 青・春・奈・落

ハロウィン――それは何だかよく分からんが、妙に高揚する謎のイベント。

 

まあ、真面目に説明するなら、毎年10月31日に行われる一種の祭事であり、日本において一般人が認知する所としては「各々が思い思いの仮装・コスプレをして参加するイベント」と言った具合であろう。

商業的には夏休みとクリスマスの間の販促イベントの題材として度々扱われており、千葉にある夢の国ネズミーランドを筆頭に全国各地で様々なハロウィンにかこつけたイベントが企画され、近年では幼稚園や保育園でも慣例行事として扱われている所があるらしい。

 

一方、ハロウィンにまつわる事件や騒動も年々増加する傾向にあり、ヒーロー候補生としては何とかしたい所でもある。特に今年は『敵連合』関連で色々と事件が多発している為、例年よりもトラブルの発生率が高いと予想されているから尚更だ。

 

「シャーケッケッケッケッケ! ノーパンプキン! ノーモアパンプキン! 日本人なんだから、ハロウィンにはシャケを食えーーーーーッ!! 今年のハロウィンはこのベニザケ怪人が考案した『日本クリス鱒作戦』の前哨戦として、ハロウィンをシャケ一色に染めてくれるわーーーーーーッ!!」

 

しかし、こうした大衆向けのイベントは、ヒーロー事務所『暗黒組織ゴルショッカー』にとっても主義主張をアピールする良い機会である。その所為かベニザケ怪人はお菓子の代わりに鮭の切り身を配るつもりでいるらしく、全身からやる気と言う名のオーラをこれでもかと垂れ流している。

 

「いいや、団子だッ!! 此度のゴルショッカーが提供するハロウィンには、拙者の特製団子こそが相応しいでござる!!」

 

対するは、団子に異様な情熱を燃やすダンゴムシ型ロボットのダンゴロン。その手にはお手製の餡団子が握られている。

一応「季節物も入れろ」とアドバイスした為か、ラインナップ中には餡子やゴマやみたらしの他にも、クルミやおさつ餡やカボチャ餡と言った変り種の串団子も散見される。

 

ハロウィンイベントでシャケの切り身と団子を配るなら、お菓子にカテゴライズされる団子の圧勝の様な気もするが、やりようによっては今晩の献立に悩む奥様方なんかにはシャケの切り身の方が有り難くて、もしかしたら団子よりもウケるかも知れない。

いずれにしても、競争相手が居た方がお互いにやり甲斐はあるだろうとベニザケ怪人もダンゴロンも放置しているが、コイツ等は活動資金をどうやって工面したのだろうか? 疑問に想って聞いてみれば「情報料と報酬」と言っているが……まあ、少なくとも非合法な事ではないらしい。

 

「とりっく・ぉあ・とり~と……?」

 

「そうそう。トリック・オア・トリート。日本語で『お菓子をくれなきゃ、悪戯するぞ』って意味だよ。まあ、実際にはハロウィンの時の挨拶みたいな感じだけどね」

 

そして、我らがA組もハロウィンイベントの参加には結構ノリ気であり、周りを見て何事かと思ったエリが、「わ~た~が~し~機だッ!!」と何故か綿菓子機を抱えてやってきたオールマイトからハロウィンの説明を受けている。

そんなハロウィン初心者のエリはオールマイトが作った綿菓子を食べながら、何だか楽しそうだと想い始めたのか、徐々に目を輝かせている。

 

かく言う俺もハロウィンイベントには参加する気満々だし、元々エリを連れていく事は確定しているのだが、問題は仮装の内容だ。

当初の俺は出久がオールマイトのコスプレをして参加するだろうと予想し、ならば俺はオール・フォー・ワンのコスプレをして参加しようと思ったのだが……。

 

『はっはっは! わ~た~し~が~来た!』

 

『………』コンコンコン

 

『? 開いてますよ、どうぞ~』

 

『ぼ~く~が~、居るゥウウウッ!!』

 

『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!』

 

感想を聞こうとスーツ姿で髑髏仮面なオール・フォー・ワンのコスプレで出久の部屋に突撃した所、チェーンソーを持った殺人鬼にでも襲われたかの様な恐怖に引きつった顔で腰を抜かし、あらん限りの悲鳴を上げたオールマイトのコスプレをしている出久を見て、「コレはアカン」と結論づけた俺はネタ切れに陥ってしまったのである。

 

神野区で相対したオールマイトやサー・ナイトアイの証言を元に製作したオール・フォー・ワンの髑髏仮面もさることながら、声真似までして無駄にクオリティーを上げたのが悪かったのかも知れない。

つーか、冷静に考えたらエリが怯えるに決まっているコスプレだから、どう足掻いてもボツの運命は決定している代物だった。

 

「所で、エリちゃんはどんな仮装をしてみたいのかな~?」

 

「う~んと……魔法使いになりたい……」

 

そうこうしている内に、とうとうエリの仮装も決まってしまった。エリに関しては無駄に女子力が高い上に、最近妙に甲斐甲斐しいオールマイトに任せるとして、俺も迅速に仮装を決めなければならない。

 

何かヒントは無いだろうか……む? コレは……。

 

 

○○○

 

 

紆余曲折あって迎えたハロウィンイベント当日。紙袋やゴミ袋でソレっぽくした麗日や、子供“の”仮装をすると勘違いした飯田。常闇の仮装をした瀬呂や上鳴など、一部が非常にカオスな仮装をしているA組の前に、とんがり帽子を被って背中に箒を背負ったエリが、バスケット片手にお決まりの台詞を言いながら現われた。

 

「と、とりっく・ぉあ・とり~と!」

 

「か、か、可愛い~~!」

 

「ステキな衣装ね」

 

「魔女っ子エリちゃんって感じだね」

 

「魔女じゃないもん。エリは魔法使いだもん」

 

エリがA組の女子勢に囲まれ、あくまでも自分は魔法使いである事を強調していると、異様な雰囲気を纏った異形の集団を彼等は捉えた。

 

それは、紫色の細い縦のスリットが入った黒い仮面を被り、全身に黒いパワードスーツの様なモノを着込んだ男を先頭に、それぞれデザインが異なる黒い仮面を被った黒ずくめの男達が追従しているのだ。

 

「え……何アレ?」

 

「アレって……まさか……」

 

「お兄ちゃん!」

 

「お兄ちゃん!?」

 

「それじゃ、アレ呉島なのか!?」

 

嬉しそうに漆黒のI字仮面に駆寄ったエリの発言により、相手が何者なのかを察したA組であるが、新が選んだ余りにも異様な風体の仮装に驚きを禁じ得ない。そんな彼等彼女等の驚きを余所に、仮面の男はエリのほっぺを撫でながら何でも無いように声を掛けた。

 

「やあ皆さん。お待たせしました」

 

「あ、いや、それほどでも……」

 

「と言うか、呉島君のソレは一体何の仮装なんだ!?」

 

「ボンドルドだよ。そんでイナゴ怪人達は祈手(アンブラハンズ)。『メイドインアビス』知らないのか?」

 

「うん。僕は知ってるけど、完成度が異様に高いね」

 

「……ええ。ヒーロー飽和社会と呼ばれる現代に於いて、今や常識に左右されない全く新しいアプローチが試されるべきと考えます

 

「頼むからあっちゃん、声真似は止めて! 怖いから!」

 

器用に黎明卿の声真似をしつつ、暗黒のすしざんまいポーズを取る新を見て、元ネタを知る出久は割と本気で訴えた。何せ新は怪人軍団と言う、本当に常識に左右されない前代未聞の全く新しいアプローチを実行している為、かなり洒落になっていない台詞だからだ。

 

「……所で、エリちゃんはどうして魔法使いなの?」

 

「いや、ナナチもプルシュカもエリにはやらせられないだろ」

 

「じゃあ、その背負っているヤツの中身は何?」

 

「ああ、コレはな……」

 

「「「トリック・オア・トリート~~!」」」

 

「おやおや」

 

気を取り直して、出久が新の仮装について聞いていると、三人の仮装した少年達が彼等の元にやってきていた。こんな怪しい連中に絡んでお菓子を貰おうとするあたり、もしかしたら彼等は命が要らないのかも知れない。

 

「ハッ!! しまった!! 俺とした事が、お菓子の用意を忘れていたッ!!」

 

「問題ない。ポチッとな」

 

仮装だけでお菓子の用意を忘れた事に気付いた飯田に対し、落ち着いてボタンを押す新。すると新が背負っていた物から、何かケースの様な物が射出され、それを後ろに居た祈手(アンブラハンズ)に扮するイナゴ怪人が受け止めると、新はケースを開いて子供達に中身を見せつつこう言った。

 

「お菓子の為ならば悪戯も厭わない勇気ある子供達。さあ、一歩前へ……」

 

「両手で掴めるだけ持っていくが良い」

 

「「「わーーーー!!」」」

 

子供達はケースに手を突っ込んで、掴めるだけのお菓子を掴むと、嵐の様に次の獲物を求めて去って行った。その様子を見て元ネタを知る出久は、ケースの中身がお菓子だと知って心底安心したのは言うまでもない。

 

「呉島。もしやその背負った物の中身は……」

 

「お察しの通り、お菓子の詰め合わせだ」

 

「で、何で掴み取り方式な訳?」

 

「そっちの方が何か楽しいだろ?」

 

「ワカル」

 

「そうね。何となく分かるわ」

 

「しかし、こうして見てみると、一般の方々はステインの仮装をしている者が多いな」

 

「アイツには分かりやすい思想があったからな……」

 

子供達の襲撃を乗り切り、落ち着いて周りを見てみると、「コレが今年のトレンドだ」と言わんばかりに、ヴィランであるステインの仮装をしている者が多い。

 

それに気付いた飯田と新は、ステインに関わった者としてかなり思う所がある訳だが、傍目から見れば赤ん坊の仮装に加え、全身タイツで筋肉質かつモッコリしたボディラインが浮き出ている青年と、全身黒ずくめの配下を多数従える謎のI字仮面である。ハロウィンでなければ不審者として通報される事は必至だ。

 

「あれ……? 相澤先生!?」

 

「お前等……!」

 

「何いい年してはしゃいでるんすか!」

 

「馬鹿……違う、静かにしろ(何故常闇がいっぱい……)」

 

すると人混みの中に、こんなイベントには絶対に参加しないような、自分達の担任が居る事に上鳴が気付き、受け持ちの生徒達に見つかった事でドラキュラ姿の相澤は珍しく慌てている。単に三人に増えた常闇を見て戸惑っているだけなのかも知れないが。

 

「任務中だ。ヴィランが紛れていると情報があった」

 

「えー!? 手伝いましょうか?」

 

「要らん。早く帰れ」

 

「良いじゃない。人手足りてないんだし」

 

「ミ……ミッドナイト先生!!」

 

「ハロウィン万歳!!」

 

ゾンビナースの仮装で現われたミッドナイトを見てテンションが上がる上鳴を筆頭に、A組の面々はヴィラン退治に乗り出そうとしているが、新は違った。

この人混みの中にヴィランが紛れているとなると、エリをこのままにする訳にはいかない。故に新はヴィランと聞いて足にしがみつくエリを連れ、雄英に帰る決断をした。

 

「大丈夫です、エリ。私は何処にも行ったりはしません」

 

「ふぁっぷ……本当?」

 

「ええ、エリ。貴方の愛があれば……私は不滅です!」

 

「?」

 

「(ヤバイ……本当に不滅っぽい)」

 

意味は分からないが、兎に角一緒に居てくれるらしい事は理解したエリは大人しくほっぺを撫でられているが、傍で新の発言を聞いていた出久の顔は青ざめていた。

 

何せ新はイナゴ怪人BLACKと言う、ある意味では『精神隷属機(ゾアホリック)』で自分の意識を植え付けた様なイナゴ怪人を“個性”で作りだした前科がある。

それこそ今度は「エリを残しては死ねない」とか考えて、イナゴ怪人シンとかそんな感じの『完全な呉島新の記憶を持つイナゴ怪人』が生まれたとしても、出久は何も不思議だとは思わない。

 

「と言う訳で、我々はエリと共に雄英に帰ります」

 

「あ、ああ……」

 

「あ、それじゃアタシも」

 

「私も行くわ」

 

「それでは私も……」

 

その後、立候補によって耳郎、梅雨、八百万の三人が新とエリに同行し、5人は雄英へ帰る事にしたのだが、その道中で彼等は意外な人物と遭遇した。

 

「おやおや、轟ではありませんか」

 

「!? もしかして、呉島か?」

 

「ええ、私は呉島新。新しき呉島と人は呼びます」

 

「??? そ、そうか……」

 

完全にノリノリで黎明卿プレイを楽しんでいる新だが、轟には元ネタが全く分からない。新に同行している耳郎や梅雨、八百万にも分からない。そして誰もツッコミを入れなかった為に轟は、混乱しながらも新の発言を「新しく思いついたジョークか」と勝手に納得した。

 

「もしかして貴方達、雄英の……?」

 

「ええ、轟さんと同じ一年A組のクラスメイトですわ」

 

「ああ、やっぱり! 焦凍の姉の冬美です。何時も弟がお世話になっております」

 

そんな轟の傍に居たのは、轟の姉である轟冬美。ちなみにこの時轟はドラキュラの仮装を、冬美はゴーストの仮装をしていたりする。

 

「これはこれはご丁寧に。自分は呉島新です。さあ、エリ。ご挨拶ですよ」

 

「え、エリです……と、とりっく・ぉあ・とり~と~」

 

「ふふふ。はい、トリック・オア・トリート~」

 

「ありがとう……」

 

ある程度は改善されているものの、まだまだ大人に対して人見知りの気があるエリは冬美からお菓子を貰うと、新の後ろにさっと隠れてしまう。そんなエリに冬美は気を悪くすること無く、むしろ微笑ましい顔で見つめている。

 

「あらあら」

 

「おやおや。それにしてもドラキュラとゴーストですか……二人ともよくお似合いですよ」

 

「てか、轟がこう言うイベントに参加するのって結構意外なんだけど」

 

「俺も最初は参加する気は無かったんだが、そしたらイナゴ怪人から『奥行きのあるヒーローになりたいなら、こう言うイベントも今の内に体験して経験を積んでおくべきではないか?』と言われてな。それで俺が行くなら姉さんも参加するって言ってくれたんだ」

 

「……なるほど」

 

新はベニザケ怪人とダンゴロンが言っていた「情報料と報酬」の内容を理解した。地震・雷・火事・親父の内、火事と親父が悪魔合体した焦凍成分に飢えているあのポンコツ親父は、ドラキュラ姿の轟と言うSSRな代物をイナゴ怪人から提供して貰い、色々と頭がやられてしまったに違いないと。

 

「ふふふ、可愛い妹さんね」

 

「ええ。血は薄いですが、私の家族です。可愛いでしょう?」

 

「薄い……?」

 

「冬美さん。家族とは血の繋がりのみを言うのでしょうか? 私はそうは考えていません。『心を受ける』と書いて『愛』と読むのなら、互いに慈しむ心を受け止め合う事こそが、人と人とを家族たらしめるのです。血の繋がりはその助けに過ぎません」

 

「………」

 

「愛です。愛ですよ、冬美さん。それに家族とは他人同士が出会い、築き上げていくものではありませんか」

 

冬美が何か言う前に先手を打つべく、新は暗黒のすしざんまいポーズで家族愛を高らかに語った。

 

元ネタを知る出久がこの場にいたならば名状し難い渋い顔をするだろうが、この場に元ネタを知る者が一人も居ない上に、相手は家族について色々と思う所がある轟家の二人である。

 

また質の悪い事に、その台詞が完全に兄と言うよりは父親のソレだったので、轟家の二人にとってありとあらゆる意味でクリティカルヒットしていた。

確かに台詞そのものはネタである。しかし、そこに込められた思いは紛れも無く本気であり、善くも悪くも本気の思いが込められた言葉と言うのは心に響く。

 

冬美は弟と同じクラスの、僅か16歳そこそこ男子高校生とは思えない、溢れんばかりの慈愛と父親のオーラに圧倒されているし、轟は轟で30歳になる担任の相澤先生をも上回る父性を獲得するに至った同級生を目の当りにして、心の底から「どうして俺の親父はこんな風じゃないんだ」と思った。

 

「えっと……それじゃあ、この辺で失礼しますね」

 

「そ、そうですわね。さあ、呉島さんもエリちゃんも帰りましょう」

 

「そうですね。さあ、エリ。バイバイですよ」

 

「うん。バイバイ……」

 

何かヤバイと勘の鋭い耳郎が察し、少々強引に話を切り上げると、異形の集団は雄英に向かって歩き始めた。

 

「………」

 

しかし、時既に遅し。轟家の二人に手を振っていたエリと手を繋いで帰路についた仮面の男の背中を、冬美はじっと見つめていた。




キャラクタァ~紹介&解説

呉島新
 溢れんばかりの呪いと祝福を受けている怪人。自分を受け入れてくれた人間が増えた所為か、かなりノリノリで悪役をやれる様になっている。ハロウィンを存分に楽しんだが、その所為でとんでもない地雷を踏み抜いた事に気がついていない。

エリ
 中途半端になってしまったが、ハロウィンイベントを結構楽しんでいた幼女。当初は『不思議の国のアリス』をイメージした仮装だったが、原作者の堀越先生が投稿したハロウィンエリちゃんが可愛かったので、急遽仮装を変更したと言う経緯がある。

ダンゴロン
 カブタックよりも先に登場したダンゴムシ型ロボット。睡眠学習が充分な為、「女性の顔が区別できない」と言った弱点は無い。この作品のダンゴロンは只の消費者では無い。自ら究極にして至高の団子を作り出そうとする求道者なのである。

緑谷出久
 色々と吹っ切れてしまった幼馴染みの悪ふざけの所為で、心労が絶えない原作主人公。シンさんと別れた後で、元ネタの『すまっしゅ!!』と同じく死柄木弔と黒霧に遭遇したが、イベントと勘違いした一般人によって二人を取り逃がす事となる。

耳郎響香&蛙吹梅雨&八百万百
 元ネタの『すまっしゅ!!』では仮装してイベントに参加しているケド、後半ではフェードアウトしている面々。切島もそうではあるが、キャラ的にヴィラン退治の方に向かいそうだと思ったので、エリの護送には同行はしなかった。

轟冬美
 弟と仲良くハロウィンイベントに参加したお姉さん。よりにもよって家族愛を語らせれば右に出る者は居ない(意味深)ボンドルドの仮装をしているシンさんに出会ったのが運の尽き。轟家の爆弾……何とかしたいですよね。



ボンドルドアーマー
 シンさんが『メイドインアビス』に登場するボンドルドの装備を見た目だけ再現した物。故に戦闘能力は皆無であり、フル装備されたカートリッジの中身も全てお菓子。しかし、奈落の深淵に魅入られたのは果たしてどちらなのか……。

愛です。愛ですよ、ナナチ。
 ボンドルドの名台詞。元々は仮免試験にエリが着いてきて、相澤先生とMs.ジョークのやり取りの中でシンさんに言わせようと思っていた。其方ではボツになったが、もっと効果的な相手が居る事に気付いた作者によりこうして再利用される。
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