ピンクの悪魔(亡霊)   作:空たん

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この物語は私の独自解釈で進めていきます

なので性格が少し違う部分があるかもしれません

それでもいいという方はどうぞ!


地獄の宿泊研修編
7食 明日が楽しみね・・・


【明日が楽しみね・・・】

 

 

 

妖夢side

 

私は授業で危なげなくA判定を取り続けたが、幸平は食戟とやらをしたらしい

 

そんなことよりも明日から宿泊研修が始まるため手早く課題を終わらせ帰路につこうと

したところへ、正面から薙切さんがこちらに向かってきた

 

「少し、時間をもらえないかしら?」

 

「・・・なんですか」

 

正直、彼女への苦手意識があるため少しキツイ言い方になってしまう

 

「魂魄妖夢!えりな様に失礼だぞ!!」

 

「・・・・・」

 

「いいのよ緋紗子・・・仕方ないことよ

私は食べもせず彼女の料理を否定したんだもの」

 

「えりな様・・・」

 

どうやら私を無視して二人だけの世界に入ってしまったようだ

なら帰ってもいいだろうか

 

「ようが無いみたいですので帰ります」

 

そのまま彼女たちの横を通り、歩き始める

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいって」

 

「なんですか?早く明日の準備を したいのですが」

 

流石にイライラしてきました

 

「あなた、私の配下に入らな「ごめんなさい興味がありません」・・・最後まで言わせなさいよ!」

 

「ではこれで」

 

今度こそ帰路に着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま帰りました」

 

「よ〜む〜もう我慢できない〜あの生徒たちの料理が不味すぎる〜」うわ〜ん

 

「はぁ〜」

 

毎日愚痴を聞かされるこっちの身にもなってくださいよ・・・

 

「仕方ありませんよ、それが仕事なのですから

それに授業終わりに私が口直しの為に料理を作っているじゃないですか」

 

「そうだけど〜」

 

「頑張ってください、明日から高級ホテルでの仕事なんですから

きっと美味しい料理もたくさんありますよ」

 

「本当!」パー

 

美味しい料理と聞いて顔を明るくさせる幽々子様

 

「ちょろい」ボソッ

 

「む〜聞こえたわよ妖夢」

 

「やば・・・」

 

「明日が楽しみね」

 

幽々子様の顔はてゐのような悪巧みを考える顔だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠月リゾートホテル

 

 

「・・・ね、眠れなかった」

 

幽々子様が何をしてくるかが気になって眠りにつくことができなかった

 

「なんだ妖夢じゃねえか、今日が楽しみすぎて眠れなかったのか?」ケラケラ

 

「そういうわけでは無い、ただ主人が何かよからぬ事を考えているのでは無いかと・・・」

 

「お前の主人は何をしてる人なんだ?」

 

「遠月の教員をしている」

 

「ほ〜ならすっげえ料理がうまいのか?」

 

「いや、食べる専門です

幸平は知っていますか?今年の1年生、約100人ほどが退学になったのを」

 

「・・・知ってるぜ、酷い教師だよな〜」

 

「その人が私の主人です」

 

「まじかよ」

 

「あの人、どうやら私を基準にしているらしくて家でずっと愚痴ばかりこぼすんですよ」

 

「お、おう地味に自慢すんだな」

 

「・・・それで昨日、少しやらかしてしい怒らせてしまったんです」

 

「ほ〜ん、まぁ頑張れよ〜」ケラケラ

 

「みょーん」(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

(宿泊研修のくだり遠月卒業生の紹介など)が終わりステージ前に

四宮シェフが立つ

 

「そこの刀持った銀髪のやつ」

 

「私?」

 

「いや、隣の茶髪のやつだ・・・てかなんで刀持ってんだよ」ボソ

 

「俺ですか?」

 

ようがあったのは隣の男子生徒らしい

 

「お前クビだ」

 

「え!?」

 

ふむ、四宮シェフの話によると髪を染める染料の臭いに問題があるらしい

 

卒業生たちの話が終わりさっそく試験が始まることになった

 

 

 

 

「お、妖夢もこの会場なのか!」

 

「つくづく縁がありますね」

 

「はーい、今回は今ここにある物を使って和食を一品作ってもらいます」

 

「ここにあるのって・・・何もありませんが」

 

と誰かが口にする

 

「あるじゃないですか」

 

そう言うと窓の外を見て

 

「この自然から自分たちで調達してください」

 

なるほど

 

「では2人1組になって・・・あら?1人余ってしまいますね〜

どなたか1人でもいいと言う方はいないかしら?」

 

「私は1人でも構いませんよ」

 

1人の方が動きやすそうだし・・・

 

「そう?頑張ってね!制限時間は2時間じゃあスタート!」パンッ

 

手を叩く合図で一斉に生徒たちが外へ駆け出していく

 

「この光景はデジャブを感じますね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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