ほーん。タイタンフォール2、キャンペーンにタイムトラベルできるミッションあるんやな。
ほーん。新・サクラ大戦ってこんな感じなんやな。

融合しちゃえ☆

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おひさしぶりぶりぶり
いろいろと忙しくなってしまい、書いては消してを繰り返して、何とかできました

いや~、原○とかね、A○EXとかね、やっていました。

この作品は、新サクラ大戦をプレイした作者が、同時期にプレイしたタイタンフォール2を融合させたものになります。
あの頃の語録の多さが眩しすぎて泣きそう

オリ主みたいになっていますが、一応クロスオーバーです。


BT「ここは太正29年らしいです、パイロット」

 研究施設を調べていた男性、ジャック・クーパーは僅かばかりのめんどくささを感じていた。

 

「BT、なんだこの映像は」

「それは、時空の歪みです。歪みを多数検知。それに触れると過去に起こった出来事を視聴できます」

 

 その研究施設にはなぜ時空の歪みができているのかはジャックは分かっていないが、とりあえず、触れないようにしなければいいのだと割り切ってきた。のだが、

 

「直接みれないっていうのはほんとに面倒くさいな!」

 

 時空の歪みは目でみることができずに、必ずと言っていいほど引っかかってしまう。過去の映像を見る度に必要な情報が集まってくるのはいいが、それはそれ。未だに脳に直接たたき込まれるような感覚は慣れない。

 だが、それでもジャックは前に進む。現在BTから送られてくる任務内容は、BTー7274 ー高性能AI搭載バンガード級タイタンー に搭乗していたタイ・ラスティモーサ大尉から引き継いでいるために勝手に終わることができないでいる。

 

「BT、とりあえずこっから移動するぞ。」

「了解。」

 

 ジャックは、ひとまず研究施設の探索が終わり、BTの提案から、一度合流したほうがいいということで地上へ出る。

 

「それでBT、次はどうする?」

「アンダーソン少佐をみつけたほうがいいかと。地上には死体がありませんでした」

 

 この研究施設を探索していたジャックの目的は、アンダーソン少佐と合流して、部隊へ再編入してもらう予定だったのだが、そのアンダーソン少佐率いる部隊も壊滅状態にあったのだ。未だに稼働していた防衛部隊には、いい思い出はない。

 そのままBTに合流し、一番部隊との交戦が激しかったと思われるところへ歩き出す。

 その時だ。時空の歪みに体がふれてしまった。またかと思ったジャックだが、今度はいやな予感が体中を駆け巡る。

 

「BT!ここから抜け出させてくれ!」

 

その声にすぐに反応したBT。すぐさま手を伸ばしジャックの体を確保した。が、時空の歪みは今までと違うようで、ジャックとBTの姿はどこにもなかった。何事もなかったかのようにフライヤーたちが餌を食べていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ジャックが目を覚ますと、そこは見慣れぬ街並みだった。

 

「…は?」

 

それもそうだろう。ジャックは大勢の人で賑わっている町などみたことがあまりない。あまりないという理由で狼狽えることは普段ならないのだが、周りの人々の服装が気になっていた。

 

(なんだ!?あの布は!?)

 

 当たり前だが、フロンティアでは着物など着る人はいない。基本は洋服で過ごしている。着物というものはジャックにとっては初めてのものなのだ。

 

(なにが起きた!?過去にとばされたということか!?)

 

時空の歪みに触れたという行動から、その結果は解りきったものではあるが、如何せん納得などできなかった。過去にきただけならいい。なんなら、先ほどまでいったりきたりを繰り返していたのだ。だが、完全な形でとばされるとは思っていなかった。そう確信している理由は、今まであった現在に戻れる感覚がないのである。

 

 

 一つだけ言っておくと、ジャックの服装はバリバリの戦闘服である。飛ばされた時代にはこの服装はなかったが、顔すら隠すあの時代の戦闘服は不気味さを感じさせる。また、その後方に存在する高さ7mを近い機械らしい存在も、知らぬものからしたらその巨体から恐怖を感じてしまう。

 それが急に町のど真ん中に現れたらどう見えるかわかるはずだ。さらに、この世界では「降魔」というまさしく悪といった人類の敵が存在している。それすなわち、

 

「新種の交魔だ!」

「逃げろ!逃げろぉ!!!!」

「なんなんだよ!あのでかいのは!」

「うわぁぁぁん!!母さぁぁぁん!!!」

 

 まさしく阿鼻叫喚。ジャックなら、誤解を解きにいきそうなものなのだが、残念ながら言語が分からない。

 

(なにをいっている?)

「BT、彼らがなにを言っているかわかるか?」

「現在時代と地域を識別中、識別完了後、翻訳機能をオンラインにします」

「それでお願いする」

 

こんなにも外と内の温度差が激しいといっそ清々しい。

 ジャックは、この時代を知らなければならないというのもあり、状況を確認するまでは、その場に留まることを選択した。BTに関しては識別しながらも状況確認を忘れていない。とてもタイタンらしい。

 ちなみに、降魔が出たとかの騒ぎは帝国華撃団の耳にも入っている。

 出会うのもそう遠くない。

 

 

 

 周りから人気がなくなってはや2分弱。BTの時代識別は終わっており、ここが、地球、アジア圏の日本国、太正二九年だということもわかった。判断はジャックに任されているが、そのジャックも今後の行動にいい案を思い出せずにいた。

 

「ここがその太正という年号だとして、だ。それから俺たちができることはほぼないに等しい。俺たちが今やらないといけないのは、アンダーソン少佐との合流だ。そのために、元の時代に戻らなければならない。」

「私も同意見です」

「ただ、その方法も分からないのも事実。BTの解析能力に期待したいとこだが、そこらへんはどうだ?」

「観測情報の不足、さらにメインデータバンクへのアクセスもできないため、解析確率の期待度は低です」

 

 BTの観測器はごく一般的なものであり、こういう事態にはほとんど無意味である。それでも確率が低いといえBTは解析を行っているのだが。

 途方に暮れていると、遠くからなにやら機械の駆動音が聞こえた。

 

「前方から五つの動力源接近中」

 

 BTはその存在を感知し、すぐさまジャックに伝えた。

 そして現れたのがちょっとずんぐりむっくりしたような丸い機体だ。白にピンク、緑と黄色、赤にそして青。

 姿形は違うが、大きさ的にリーパーの方が近い。

 

「この時代にタイタンみたいな人型兵器はあったか?」

「地球の歴史には存在していません。」

「どういうことだ…?」

「内部に生命反応検知。内部に人が乗って操縦するタイプのようです」

「人がいるんだったら話はできるか?」

「それはあちら次第でしょう」

 

 目を向けた先には二刀、一刀に本(!?)、ナイフのようなもの、大きなハンマー、ピストル(実家のような安心感)を構えたそれらがいた。

 

 

 

 帝国劇場、その地下に存在する帝国華撃団の本部に緊急警報が鳴り響いた。

 大通りに降魔のようなものが現れたという情報から、一時も早く駆けつけなければ町は大惨事になるだろう。

 だが、不気味なことにその二人はその場から動こうとしていない。ましてや破壊活動などもする様子がない。

 華撃団隊長、神山誠十郎はその情報から、もしや話ができるのではないかと思い、先手を打たないように隊員たちに通達した。各隊員から了承を得た後、帝国華撃団は出撃した。

 

「七m級の降魔らしきものと、人らしきものか…」

 

 清十郎は、送られてくる映像をみて目を細める。海軍に所属していたときだって、全くみたことのない謎の存在。

 その二人の手には、恐らく武器が握られている。刀や剣といった武器がみられないことから、それらは遠距離武器ではないかと当たりをつけた。

 清十郎のその予測は当たっている。現在ジャックが手にしている武器は、Rー201というアサルトライフルで、比較的高レートと安定性を誇るものだ。

 BTは、XO-16という機関砲を今は使用している。人でいうアサルトライフルに近い性能をしている。

 

 確かに伯林華撃団も機関砲をブッパー!しているが、恐らく比べものにならないほど強いと予測している。遠距離武器への対策は、射線に入らなければいいと記憶している清十郎。

 

「あの存在は遠距離武器を使ってくると思われる。もしも交戦したら、速度で相手をかき乱せ!」

『了解!』

 

 遠距離武器を使うものは、懐に入られると厳しいことも知っている清十郎は、機体の大きさと武器の違いから差はあれど勝てない相手ではないことを予見した。

 そして、その存在の前にでた。

 人型のそれは顔のある位置にばってんのような模様がついていて、不気味な印象を受ける。

 七m級のそれは、清十郎が今乗っている「無限」に似つかない構造を持っているが、手足が体に対して細いというイメージが湧いた。

 

 ちなみに、清十郎は二人と言ったが、事実は一人と一機である。機械は独りでは動かない。傀儡機兵だとしても、人と話す程度の知能は持っていない。その二つから清十郎は二人いると考えた。人工知能なんてないので仕方ないのだが。

 だが、次の瞬間目が点になる。

 

「念のためだ。BT!」

「了解。操縦権をパイロットに移行します」

 

人型のそれが何か話したと思ったら機械に乗り込んだのだ。あの大きさだと人が乗れるスペースは限られる。

あれはなんなんだと未知への恐怖が沸き上がる。

 清十郎達が体を強ばらせている時に機械の方が、日本語で話しかけてきたのもさらに追い打ちをかける。

 

「こちら、ジャック・クーパー三等小銃兵と、ヴァンガード級タイタンBTー7274である。対話を要求する」

 

ここに、帝国華撃団とタイタン乗りが会合する。

太正櫻に浪漫の嵐!(とってつけたかのような開幕コール)

 

 

 

「『降魔』ねぇ…」

「ええ、降魔は霊力のない人だと倒せないんです」

「パイロット、バッテリーに霊力を供給することが可能だと結果がでました。大きな霊力反応のするあちら(帝国劇場中庭)へバッテリーを持って行ってください。」

「分かった」

「えぇ…(困惑)」

 

やったねパイロット!タイタンも戦えるよ!

降魔は泣いてもいい

 

 

 

「BT!」

タイタンの後方からスライディングし、タイタンの手に掴まれてコックピットに搭乗

「うおおおおおおおお!!!!」

「インスピレーションが!止まらない!!!」

「なんやなんやなんやなんや!あのタイタンっちゅうもんは!かっこええなぁ!!!」

 

これこそ本当の浪漫

 

「男ってみんな馬鹿…」

「こまちさんもいるんですが…」

 

 

 

「ジャックさんでしたっけ?ジャックさんは今の劇を見てどう思いました?」

「始めて観たが、いいものだった。感動した」

「ほんとですか!」

「あぁ、俺たちの時代でも、平和になったら劇なるものをやってみたいものだな」

「ジャックさん…大丈夫です!帰れるますよ!絶対!」

「君にそう言われると帰れる気がするよ」

 

いつかミリシアとIMCの戦争が終わるといいね(DJDJ)

 

 

 

「敵、降魔及び傀儡機兵を排除しましょう。」

「バッテリーに霊力を貯めたとして、通じるかは実践が一番だ。あれを使う」

「あれですか。了解。マルチターゲットミサイル発射」

 

傀儡機兵瞬☆殺

 

「「「「「「 」」」」」」

 

「効果は抜群だ!」

 

花組も泣いてもいいと思う。

 

 

 

「そういえば、そのミサイルはどこから補給してるんだ?」

「補給していません。時間経過で生成されるのです」

「時間経過でミサイル生成」

「はい」

「このミサイルに何度もお世話になったな」

「ミサイル生成…厳しいものがあるはずなんだが…」

「気にしないでください」

 

ゲームに忠実(小声)

 

 

 

「前方より!多数の艦隊!ミサイル急接近!」

「ヴォーテックスシールド起動。返却します」

 

敵艦隊、自身のミサイルで崩壊

どさくさに紛れてマルチターゲットミサイル時々ノーススターのフライトコア(ミサイルのみ)撃ってます。

 

上海・倫敦『俺(私)たちの出番は?』

 

 

 

「帝国華撃団も大したことないですね」

「夜叉!おまえたちの目的は何だ!」

「落ち着いてください清十郎。あれに生命反応は検知されません。上級降魔と同じです。ロードアウト変更、ローニン」

「「へ?」」

「ソードコア、オンライン」

 

バキィン…

 

「破壊完了」

「」

 

凶悪判定ヤメロォ!!(n敗)

安心してください。

天宮さくらと夜叉の一騎打ちは行われました。

 

 

「みんなとバラバラに…!」

「清十郎、私の手のひらに」

「え、なにするの…」

「投げます」

「」

「ピッチングです。大丈夫、信じて(勝ちフラグ)」

 

霊子甲冑は、壁走り可能=ジャンプキット搭載!?→霊力持ちはタイタンのパイロットである。

Q.E.D.

 

 

「幻都の封印が…!」

「清十郎、上空に生命反応検知、話に聞いていた旧・帝国華撃団だと思われます。」

「!!!」

「彼らの退避の手助けをしてきます。ロードアウト変更、ノーススター。」

「?」

「VTOLホバー起動」

「あんた飛べたのか!?」

「行ってきます」

 

無事生還しました。え?感動の対面?検閲許可が下りていません。

 

 

「パイロット、帰る方法が見つかりました」

「ほんとか!」

「ええ、今すぐにでも可能です。ですが、ここに再び来る保証はありません」

「時空の歪みに触れただけでここに来たわけだからな」

「プロトコル2、任務を執行せよ。パイロット、ジャック・クーパーはアンダーソン少佐に合流しなければいけません」

「そうだな」

「…ここの生活は楽しいことばかりでした。戦場に身を置く我々にとって、得難い経験です」

「あぁ、行こう。戦場が俺たちを待っている」

「了解」

 

 

 

「行くんだな。」

「あぁ、俺たちはミリシアの為に戦ってきた。家族が安心して暮らせるようにという意志もあったがな」

「ジャックさん…」

「最後の別れになるだろうし、最後に挨拶はしとこうと思ったのさ」

「いつでも帰ってこいよ!あんたは花組の一人だからよ!」

「ありがとな」

「パイロット、準備完了です」

「わかったBT。それじゃ、元気でな」

「ジャックさんもBTも、お元気で!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰ってきたな」

「はい」

「BT、作戦目標はなんだ?」

「現在、我々は、アンダーソン少佐と合流するために行動を起こしています。跳ばされる前に調査したここら一帯から、アンダーソン少佐の遺伝子情報は検出されませんでした。パイロットはメインロビーの調査を。私も同行したいですが、私のシャーシはドアをくぐれません」

「ははっ。運がいいな」

「皮肉を検知」

 

ジャックはアンダーソン少佐を探し始めた。

フライヤーの鳴き声を、少し寂しく感じながら




少ないけれど、許してくれたまへ
僕はもうヘロヘロだよ


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