光輪の侍は平穏を望む   作:レイ1020

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この時期にどんな柱が居たかな?


其ノ拾弐 実力の差

 

「其方は・・・・・・」

 

 

 

私を含めたその場にいた者全員が其声の主の者の方へ視線を向けた。視線の先に居たのは・・・・・・灰色に近い白髪をし、鋭い双眼をギョロっと私に向け敵意を剥き出しにした一人の若い隊員だった。

 

 

 

「不死川さん・・・・・・御館様の御前ですよ?少し抑えてください・・・・・・」

 

 

 

「承知の上だ・・・・・・。おいテメェ・・・・・・どこの誰かは知らねえがぁ、ここはテメェみてーなひょろっちい野郎が来る様な場所じゃねーんだよぉ。・・・・・・御館様も御館様だ。何故この様な男を共に戦う同士などと・・・・・・」

 

 

 

「うむ!確かにそれには俺も同感だ!御館様の命と言えど、納得できん!」

 

 

 

やはりと言うべきか、全員が全員私と共に戦うことをよしとは思っていない様であるな・・・・・・。わかっていたことであるが、少々嘆かわしい・・・・・・。

 

 

 

「まぁこうなることは分かっていたよ。要はみんなは昌継のことが信用できてないってことだよね?」

 

 

 

否定した隊員達が即座に首を縦に振る。

 

 

 

「分かった。じゃあこうしよう。これからここにいるみんなには一人ずつ昌継と立ち合ってもらう。それで、昌継に一太刀でも浴びせたらみんなの勝ち、今後昌継のことに関しては何も言わない。でも、浴びせられなかったら・・・・・・昌継に対する評価を改めてもらうよ?・・・・・・それで良いかい?」

 

 

 

「ふむ・・・・・・私は構いませぬ。私もこの者たちの力を見てみたいと思っていたところでありますので・・・・・・」

 

 

 

御館様の案に私は躊躇なく賛成した。私も共に皆と戦う以上、実力を知らぬ者に背中を預けることなどしたくは無かった。だからこそこの御館様の案には私は賛成したのだ。

 

 

 

「あぁ・・・・・・御館様の考えはよくわかりませぬ・・・・・・。だが、わかり申した・・・・・・。受けて立ちましょう・・・・・・」

 

 

 

「決まりだなぁ!おいテメェ!さっさと準備しやがれ!叩き潰して二度とこの場に来させない様にしてやるからよぉ!」

 

 

 

「御館様がそう言うのであれば俺も参戦しよう!」

 

 

 

「よくわかんねーが、派手に終わらせてやるか!」

 

 

 

どうやら他の柱の若者達も賛成の様である。さて・・・・・・この者たちの実力は如何程か・・・・・・。

 

 

 

 

「「「「・・・・・・みんな、無事だと良いけど・・・・・・」」」」

 

 

 

昌継がそんな呑気なことを考えている中、昌継の力を知る錆兎、義勇、無一郎、カナエは苦笑を浮かべながら他の柱たちの身を案じているのだった・・・・・・。

 

 

 

 

 

––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

 

 

 

対 不死川実弥

 

 

 

「其方・・・・・・名を何と言う?」

 

 

 

「俺は風柱の不死川実弥だぁ!継国って言ったかぁ?俺を認めさせてーならこの俺に一本でも打ち込んで見せろやぁ!まぁ・・・・・・それはできねーだろーがなぁ!!」

 

 

 

不死川と名乗った若者が私の迫ってきた。風の柱と言うと、この者が使う呼吸は”風”で間違いないか?これもまた縁壱兄上の呼吸の派生の呼吸であるが、やはりどこか異なるものなのであるな・・・・・・。

 

 

 

「風の呼吸・参の型【晴嵐風樹】!!」

 

 

 

渦の様になった斬撃が私の身に襲い掛かる。普通の剣士ならば簡単に切り刻まれて終わりだろう。この様な若者がこれほど見事な剣技を持っているとは・・・・・・なかなかに面白い。

 

 

 

「ふっ・・・・・・」

 

 

 

「なっ!?」

 

 

 

私は迫りくる斬撃を、自らの刀で横なぎに一閃し相殺させた。確かに筋はいいのであるが、まだ修行が足りていない様であるな・・・・・・。

 

 

 

「・・・・・・終わりか?」

 

 

 

「ちっ・・・・・・風の呼吸・壱の型【塵旋風・削ぎ】!」

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

「っ!!」

 

 

 

また新たな技で私に向かってきたが、私に攻撃を加えようとした時のわずかな隙を私は済んでのところで見切り、攻撃を躱すと同時に鳩尾に一撃喰らわせてやった。鳩尾への重い一撃をまともに喰らった不死川は腹部を押さえながら膝をつき、こちらを見上げていた。

 

 

 

「・・・・・・まだやるか?やるのならばこちらももう少し力を出すが・・・・・・いかがする?」

 

 

 

「・・・・・・いや、いい。いくら俺でもこれだけのことされて実力差が分からねーほど馬鹿じゃねぇ・・・・・・・・・・・・俺の負けだ」

 

 

 

勝者 継国昌継

 

 

 

 

 

––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

 

 

 

対 煉獄杏寿郎

 

 

 

「名を聞かせてはもらえぬか?」

 

 

 

「俺は炎柱、煉獄杏寿郎だ!俺はお前のことを認めてはいないが、御館様があそこまで言うのならばそれ程の手練れだと言うことだな!・・・・・・ならば!それを俺に見せてみろ!」

 

 

 

「ほう?・・・・・・炎か・・・・・・」

 

 

 

炎の呼吸もこの時代まで継承されてきた様であるな・・・・・・。途絶えてしまっていては困るとは思っていたが杞憂であったな・・・・・・。

 

 

 

「行くぞ!炎の呼吸・壱の型【不知火】!!」

 

 

 

「炎を纏う剣技とは・・・・・・縁壱兄上もまた、面白い呼吸を学ばせたものであるな・・・・・・」

 

 

 

私は煉獄と名乗った若者の剣技に惚れつつ、その斬撃を軽く受け流した。

 

 

 

「っ!・・・・・・やるな!では!炎の呼吸・弐の型【昇り炎天】!」

 

 

 

下から上へと斬りあげる形で私に炎の斬撃を浴びせようとして来たが、私はそれを真っ向から刀で受け止め、そのまま峰で小手を打ち、煉獄の刀を打ち落とした。

 

 

 

「悪くはない・・・・・・だが、まだまだであるな・・・・・・」

 

 

 

「うむ!負けたか!どうやら御館様の言っていたことは正しかった様だな!継国昌継!俺はお前のことを共に戦う同士として認めよう!」

 

 

 

 

勝者 継国昌継

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・見えたか?今の・・・・・・?」

 

 

 

「いや・・・・・・まったく・・・・・・」




残りの二人は次回へ持ち越しにさせていただきます!


【大正コソコソ噂話】

昌継は、自分の呼吸を縁壱の様に後の者に伝授出来なかったことを少なからず後悔しているらしい・・・・・・。

炭治郎の家族は助ける?助けない?

  • 助けて!
  • 助けないで!
  • 禰 豆子以外助けて!
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