「。。。」
「えーっと、あはは..」
「うちの親が申し訳ない..」
「いえ!!それに、私の親でもあるらしい、ので、えへへ..」
荷物を空き部屋に運び入れ、4人でリビングに集まっている。なんだこの状況は。
「いったん状況整理しようか。うちの親と真花さんの親が結婚することになって、真花さんの家は売り払ってたから日本での家が僕のうちになって」
「今の二人は家族である、ってわけだな」「まだ仮だからな。真花さんの確認次第だから。」
「なんなのこれ」こっちが言いたいわ。なんだよこれ(言った)。
「今お父さんに確認してみたけど、間違ってないみたい」
「じゃあほんとに」
「「家族、なんだな(なのね)」」「「///」」
「優、よかったじゃない。こんな美少女と暮らせるなんて」
「からかってる場合じゃないだろ。真花さん、大丈夫?」
「・・・」
「「「?」」」
「あ、いえ、その、学校初日に仲良くなった隣の席の人が家族になって、二人で暮らすなんて、ほんとに現実なのかな、って」
「俺もほとんど同じこと思ってるよ。頬でもつねってみるか?」
「えっ」そういって真花さんの頬をやさしく引っ張る。
「あうあう………夢ではないんですね」
「大丈夫、ここにいるみんな同じこと思ってるから」
「それで優、どうすんだ?さすがに二人暮らしとなると結構変わってくるだろいろいろと」
「最低限生活はできるけど、心の面が大きいかもしれない」
「あんたまだ女の子と付き合うことすらしてないもんね」
「言わなくていいだろ..!!」「確かにその点じゃ安心だな」
「真翔まで」
「ふふっ」
「「「?」」」
「安心できるなって、そう思ったんです、優さんなら」
「一応男だからな?」
「それでも、ですっ」
「随分と信用されてるじゃねえか優よ」
「この短期間でなにかあったの?」
「いや、別に何も」「何でもないよっ!」
「ちょっと」「失礼」
「「?」」
そう言って二人が部屋を出る。
Aside
「絶対あの二人なんかあったよな?」
「さっきの帰り道仲良さそうだったもんね」
「昔はあんなに明るくはなかったし成長してはいるんだよな」
「真花さんの昔、気になってたんだよね。どんな感じだったの?」
「いや、あいつに口止めされてるからそれは、な」
「それじゃ仕方ないね。戻ろっか」そうして部屋のドアを開けると・・・
Bside
「なんなんだろうねあの二人」
「不思議だったね」
「でも確かに、なんでそんな俺に安心できるんだ?まあうれしくはあるんだけどな」
「んーと、似た感じがするんだよね、優くん私って。だからなんだと思う」
「どこがそんな似てるんだろうな」「わかんない!」そんな笑顔するなって惚れるだろ。
「お茶、入れてくる」そういって照れ隠しするように立ち上がる。
「私も手伝っ、あっ」「危なっ...!!」その瞬間世界がスローモーションになった。
倒れてくる真花さんを受け止めようと抱きとめる、が思いのほか地面に摩擦がなかった。
ガチャッ
「おまたs..え」「わりぃ待たせ...は?」「ッ...///」
説明しよう。俺は真花さんを助けるのは成功した。だがその体勢が、完全にまずい。俺が真花さんを押し倒してる。あー、まずい。
「違うんだ、待ってくれ」
「何してんのよっっ!!」
その瞬間、季節外れの紅葉が咲いた。
第4話でした。思い付きで始めた結果迷走しかけてます。たぶんもう少しは大丈夫だと思います。きっと。たぶん。おそらく。